中国・習近平氏、新興5カ国首脳会議でのビジネス会合を欠席し、覇権主義を非難

• 中国の習近平国家主席が新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）首脳会議のビジネス会合を欠席した。
• 代わりに王文濤商務相が習氏の名前で声明を読み上げ、米国の覇権を非難した。
• 習氏は世界に対し、新冷戦を避けるよう呼びかけた。
• 習氏は一部の国が覇権を維持しようとし、新興市場や開発途上国を弱体化させようとしていると指摘した。
• 習氏以外のＢＲＩＣＳ首脳は会合に参加した。
• 中国の指導者が会議の開幕イベントを欠席するのは異例であり、中国が深く投資している国々の会合では特に異例だとされる。
• 習氏の欠席には健康面の問題や差し迫った問題が関係している可能性がある。
• 中国国営新華社通信は習氏の欠席や声明の読み上げについて報道しなかった。

ＢＲＩＣＳ首脳会議　習近平氏がビジネス会合を欠席、理由は不明

中国の習近平（シーチンピン）国家主席は２２日、南アフリカで開かれている新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）首脳会議のビジネス会合を予想に反して欠席した。代わりに王文濤商務相が習氏の名前で激烈な声明を読み上げ、米国の覇権を非難した。 習氏は２１日にヨハネスブルクに到着。翌日午後のビジネス会合でインド、ブラジル、南アの首脳と同席し、演説を行う予定だった。 ところが当日、会場に習氏は姿を見せなかった。中国政府か…