- アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフで対テロ作戦を開始。
- ナゴルノ・カラバフの当局はロシアの仲介で停戦を受け入れ。
- 停戦は現地時間20日午後1時に発効。
- アゼルバイジャンの対テロ作戦で少なくとも200人が死亡、400人が負傷。
- ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャン領内だが、アルメニア系の住民が多数を占める。
- アルメニア支援政府が実効支配しているが、国際的には承認されていない。
- 停戦合意にはアルメニア軍の撤退と武装解除が含まれる。
ゼレンスキー大統領とロシア外相、安保理会合で非難の応酬
- ウクライナ情勢をめぐる安保理の首脳級会合が開かれた。
- ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアを厳しく非難し、軍事侵攻をテロ国家の行為と述べた。
- ゼレンスキー大統領は、侵略国家が安保理のメンバーであり続けるべきではないと主張し、国連の改革を訴えた。
- ロシアのラブロフ外相は、軍事侵攻の原因はウクライナ側にあると主張し、欧米の支援が世界的な紛争のリスクを高めていると反論した。
- ゼレンスキー大統領とラブロフ外相は直接対面せず、議場の外にいた。
アルメニアとアゼルバイジャン、ロシアの仲介により停戦合意
- アゼルバイジャンとアルメニアはロシアの仲介によって停戦合意した。
- アゼルバイジャン軍はナゴルノカラバフでの対テロ作戦を開始。
- アルメニアの人権監視団によると、32人が死亡、200人以上が負傷。
- アルメニア側はロシアの平和維持部隊の仲介によって停戦合意し、アゼルバイジャン側も対テロ作戦を停止することを発表。
- ロシアの国防省も戦闘停止に関する合意を発表。
- ナゴルノカラバフは2020年に武力衝突が起きた地域であり、再び緊張が高まっている。
バイデン大統領が中央アジア首脳との初の会議を開催
- バイデン大統領が中央アジア5か国の首脳を集めた初の会議を開催。
- 中央アジアの国々との関係に注力しており、アメリカとしてロシアとのつながりにくさびを打つ意図がある。
- 主権と領土の一体性、安全保障についての意見交換が行われた。
- 引き続き国境警備やテロ対策で協力する考えを示し、経済協力の枠組みの提案も行った。
- 中央アジアの国々はロシアとのつながりが深いが、ロシアへの距離を置く姿勢もみせている。
アゼルバイジャンとアルメニアのナゴルノカラバフでの軍事衝突、ロシアが軍事行動の即時停止を呼び掛け
- アゼルバイジャンはナゴルノカラバフでの「対テロ作戦」を開始した。
- ロシアは軍事行動の即時停止を呼びかけた。
- ロシアの平和維持部隊は民間人の避難と医療支援を行っている。
- ロシア外務省は紛争当事国に対し軍事行動を停止し、民間死傷者を避けるよう要請した。
- アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノカラバフを巡り過去に2度軍事衝突している。
- 2020年の6週間にわたる紛争ではアゼルバイジャンがアルメニア支配地域の大半を奪還した。
- ロシアが停戦監視のため平和維持部隊約2000人を展開している。
アゼルバイジャンとアルメニア、ナゴルノカラバフでの対テロ行動が再開
- アゼルバイジャンとアルメニアの係争地「ナゴルノカラバフ」で対テロ行動が開始された。
- アゼルバイジャンはアルメニア軍の撤退や武装解除、軍事インフラの無力化を要求している。
- アゼルバイジャンはアルメニア側が地雷攻撃を行い、市民2人が死亡したと主張している。
- アルメニア外務省はアゼルバイジャンの侵略を非難している。
- ロシア外務省は敵対行為を中止し、外交的な解決を求めている。
- EUのボレル上級代表も両者に対話の場に戻るよう呼びかけている。
ウクライナのゼレンスキー大統領、NYで負傷兵士と面会
- ウクライナのゼレンスキー大統領がニューヨークに到着しました。
- ゼレンスキー大統領は市内の病院で負傷したウクライナの兵士らと面会しました。
- ゼレンスキー大統領は国連総会や安全保障理事会に出席して、国際社会に対して支援を求める予定です。
- ゼレンスキー大統領は安全保障理事会でロシアの演説の際に席につけるかはわからないと述べました。
- ゼレンスキー大統領は国連におけるロシアのテロリストへの場所の存在に疑問を呈しました。
日本国際協力機構(JICA)が7年ぶりに孟加拉国に海外協力隊を派遣再開
- JICAが約7年ぶりに孟加拉国への海外協力隊派遣を再開
- 2016年に孟加拉国で発生した餐厅のテロ事件で、日本人が犠牲になり、派遣が停止されていた
- 派遣されるのは理療師の田村亜紀子さん(33歳)と元食品加工企業で働いていた清水亜由美さん(42歳)
- 田村さんは9月13日に、清水さんは10月中旬に出発予定
- 田村さんはダッカの大学病院で医療スタッフに技術指導を行い、健康改善に努めるとコメント
- 清水さんはダッカ郊外のカズィプール国立農業研究所で果物の加工品質向上に協力する意気込みを語った
- 孟加拉国の財務省役人からのビデオメッセージで派遣再開に対する感謝の意が伝えられた
- 2016年に孟加拉国で起きたテロ事件の影響で、JICAは治安悪化を理由に協力隊を撤退させ、新たな派遣を停止していた
米国が6億ドルのイラン凍結資金を解凍、囚人交換のために使用
- アメリカ合衆国は、5人のアメリカ人がイランに拘束されている間、凍結されたイランの資金60億ドルをカタールに送金するための制裁免除を発行した。
- アントニー・ブリンケン国務長官は、この資金は人道的な貿易にのみ利用されるため、イランには限定的な利益しかもたらさないと議会に語った。
- 議会に書簡を送ったブリンケン国務長官は、アメリカ人との捕虜交換の一環として、アメリカで拘束されている5人のイラン人が解放されるとも確認した。
- 共和党議員たちは、この送金を非難し、ジョー・バイデン大統領を「世界で最悪のテロ支援国家に身代金を支払った」と非難した。
- 数十億ドルに上るイランへの債務は、イランの石油やその他の輸出品のために2018年以来、世界中の銀行口座で凍結されている。
- 制裁免除は、欧州、アジア、中東の一部の銀行が韓国に保有されている60億ドルをカタール中央銀行に移動させても罰せられないことを意味する。
- ブリンケン国務長官は、「これらのアメリカ市民の解放を容易にするために、制限されたイランの口座からカタールの口座に人道的な貿易のために資金を移動させることは必要である」と議会に伝えた。
- ブリンケン国務長官は、先月、カタールがこの資金がイランによって「厳密に人道的目的のために厳密に管理される」ように保証したと強調した。
- 共和党の議員は、アメリカ政府が「60億ドルの身代金取引」を進めていることについて批判し、拘束されているアメリカ人は「無実の人質であり、ただちに無条件で解放されるべきである」と述べた。
- ホワイトハウスの広報担当者は、この免除は「手続き上の手続き」に過ぎず、依然として「繊細で進行中のプロセス」であると主張した。
- イラン外務省報道官のナッサー・カナニは、捕虜交換が「まもなく」行われるとの楽観的な見通しを示した。
「IAEA、福島第一原発の処理水排海について最新データを報告 中国の批判に広範な支持なし」
- 国際原子力機関(IAEA)の理事会例会が開催されました。
- IAEAのモンテロ・グロシ事務局長は、福島第一原発での処理水海洋放出に関して、最近の海水サンプリングと分析の結果を説明しました。
- 報告によれば、トリチウムの濃度は日本の基準値を下回っているとのことです。
- IAEAは独自のモニタリングを行っており、信頼性のある情報を発信していると主張しています。
- 中国は処理水の海洋放出に反対していますが、欧州の外交筋によると、中国の主張は広く支持されていないとされています。
- IAEAの総会は15日まで開催される予定です。
- 7月に発表されたIAEAの総合報告書では、海洋放出計画が国際的な安全基準に適合していると評価されています。
- 日本は報告書のデータを提示し、対応策を強調すると予想されています。
岡山県など広域に避難計画を策定 岡山核電気の2号機稼働へ
- 日本中国電力は、2024年8月に島根原子力発電所の2号機を再開すると発表しました。
- 島根原発は県庁所在地に位置し、「域内」には島根県と鳥取県の6つの市があり、避難計画が策定される必要があります。
- 事故発生時、約45万人の安全な避難が課題になります。
- 島根原発は東京電力福島第一原発と同じ「沸水型」の原発です。
- 東北電力は、2024年2月に女川原発の2号機を再開することを目指しています。
- 新潟県の柏崎刈羽原発はテロ対策が不十分で、運転禁止命令が出されたため、再開時期は不明です。
- 中国電力は、2024年6月から島根原発の2号機に核燃料を装荷し、8月には原子炉を起動し、9月に商業運転を再開する予定です。
- 島根県知事の丸山達也氏は、「規制委員会に対し、厳格な審査と確認を求め、中国電力に真摯に対応するよう要求する」とコメントしています。
- 島根原発は県庁と松江市庁舎から約9km離れています。
- 避難地域は島根県と鳥取県にとどまらず、岡山県と広島県も検討されています。
- 2号機は2012年1月に運転を停止しました。
- 2021年9月には再開の前提となる規制委員会の審査を通過し、2022年6月には丸山知事が再開に同意しました。
「海軍陸戦隊の副司令、中国のミサイル開発に警戒感 行動を強化」
- アメリカ海兵隊の次期司令として有力視されているエリック・スミス副司令官が中国のミサイル開発について懸念を表明し、「深刻な脅威であり、さらに強化する必要がある」と述べました。
- 沖縄県に2025年までに設置される海兵隊の沿岸作戦部隊(MLR)について、スミス副司令官は、同盟国や友好国に対して周辺海域の状況を理解し、共同作戦を進めるための「海洋状況把握」を提供すると説明しました。
- 沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関する訴訟で、県が敗訴したことについて、スミス副司令官は「日本の法制度を信頼している」と述べました。
- スミス副司令官は、海兵隊の役割について、中東やアフガニスタンでの「テロ戦争」から重心を太平洋地域に移し、中国に対抗すると説明しました。
- 彼は日本政府の自衛隊の攻撃能力(敵基地攻撃能力)の保有に賛成し、「抑止力となるだろう」と述べました。
- 新たに建設される統合司令部については、自衛隊の全体像を把握することができると肯定的な見方を示しました。
- スミス副司令官は、日本政府の高官との会談や沖縄に駐留する海兵隊を視察するために訪日しました。
- スミス副司令官は、バイデン大統領によって海兵隊の司令に指名されましたが、反対派の共和党議員による承認手続きの停滞により就任が遅れています。
ロシアのミサイル攻撃、ウクライナ商店街で17人死亡
- ウクライナのドネツク州コスチャンティニウカでロシアのミサイル攻撃が発生し、17人が死亡、32人が負傷した。
- この攻撃はアントニー・ブリンケン米国務長官がキーウを訪問し、追加支援を発表した同日に起きた。
- ウクライナ大統領は攻撃の映像を共有し、ロシアのテロ行為を非難した。
- ウクライナ首相も攻撃を非難し、ロシアへの憤りを表明した。
“公務秘密法違反で2人逮捕 – 中国へのスパイ行為を疑い 英警察が確認”
- イギリスのメトロポリタン警察は、公式秘密法の下で2人の男性を逮捕したことを確認しました。
- コンサーバティブ党の複数の議員との関係があると報道されている20代の男性は、中国のスパイ容疑で逮捕されたと報じられています。
- 3月に逮捕された2人は、南ロンドンの警察署に連行され、その後、10月上旬まで保釈中です。
- 調査はメトロポリタン警察の対テロリズム部門が担当しています。
- 関与が噂される保守党の議員の中にはコメントを差し控えています。
ウクライナ東部におけるロシア軍のミサイル攻撃で17人死亡、32人負傷
- ウクライナのドネツク州でミサイル攻撃があり、17人が死亡、32人が負傷。
- これは数カ月で最も死者が多い惨事の1つ。
- シュミハリ首相はロシア軍をテロリストと非難し、報復を予告。
- 攻撃にはロシア軍のS-300ミサイルが使用されたとみられる。
- コスティアンティニウカの市場はショッピングセンターの近くにあり、戦闘地帯に近い。
- ウクライナ大統領ゼレンスキーは攻撃を非難し、ロシアの悪行を打倒する必要性を訴えた。
イギリス政府、ロシアのウォグナー傭兵グループをテロ組織と規定
- ロシアの民間軍事グループであるワグナー(Wagner)は、イギリス政府によってテロ組織として指定される予定。
- ワグナーはクレムリンから資金提供を受け、ロシアの利益を世界中で促進する活動を行っている。
- ウクライナを含む複数の国で戦闘を行っており、特にウクライナでの活動が注目されている。
- ワグナーはマリや中央アフリカ共和国、スーダンなどで有望な契約を獲得し、金やダイヤモンド、鉱山権などを交換に安全・保護サービスを提供している。
- 人権団体はワグナーに大規模な拷問や大量虐殺を行っていると非難している。
- イギリス政府はワグナーの存在が英国民に対する脅威であると主張している。
- ワグナーがテロ組織として指定されることで、グループへの加入や活動支援、資金移転などが刑事罰の対象となる。
- この指定により、ワグナーの資産は「テロリストの資産」として押収可能となる。
- イギリスでの訴訟を通じて、ウクライナ人などが補償を求めることができるようになる予定。
- ワグナーは現在、以前ほど強力な組織ではなくなっており、一部のメンバーはロシア軍に参加したり、解散したりしている。
- しかし、ワグナーは依然としていくつかの国で存在感を持ち、混乱を引き起こす可能性がある。
- ワグナーの活動は軍事作戦からサイバー戦争やグレーゾーンの作戦へと移る可能性があると予想されている。
英国政府がロシアの傭兵グループ「Wagner」をテロ組織と宣言しました
- イギリス政府は、ロシアの傭兵グループであるワグナーをテロ組織として指定しようとしている。
- この指定により、ワグナーへの加入や支援が違法となり、資産もテロ資産として扱われ、没収される。
- イギリスの内務大臣は、ワグナーは「暴力的で破壊的な組織であり、ウラジーミル・プーチンのロシアの軍事的な道具である」と述べた。
- ワグナーはウクライナ侵攻やシリア、リビア、マリなどのアフリカの国々で活動しており、グローバルな安全保障に対する脅威となっている。
- ワグナーの指導者であるエフゲニー・プリゴジンは、ロシアの軍事指導者に対するクーデターを試みた後、未来に不確実性が生じている。
- ワグナーは、ハマスやイラン革命防衛隊などと同様に指定される予定であり、ワグナーへの支援は刑事罰の対象となる。
韓国の共同民主党党首、福島第一原発処理水の排海を非難
- 韓国最大野党の共同民主党の党首、李在明が東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に反対する立場を表明しました。
- 李在明は、これを「危険な廃棄物を海に捨てるテロ行為であり、長期的には日本国民にも害を及ぼす」と批判しています。
- また、李在明は韓国政府の処理水の排出を理解する姿勢を批判し、「日本を庇っている」と述べました。
- 李在明は国際社会の処理水の排出に対する批判が強まっていることを指摘し、日本政府が排出を続けることができなくなると予測しています。
- また、李在明は過去に日本を訪れた際に好印象を持っており、「日本人は好きだが、なぜ政治がこの印象を壊すのか」と述べました。
- 李在明は尹錫悦政権の処理水の排出に対する姿勢を批判し、「国益と国民への尊重が欠如している結果だ。長続きしないはずだ」と述べました。
ウクライナ軍、農産物輸出拠点でロシアの無人機攻撃に被害
- ウクライナ軍は、農産物の積み出し拠点がある南部オデーサ州でロシアの無人機攻撃を受けた。
- 攻撃により港湾施設が被害を受け、火災が発生し2人がけがをした。
- ウクライナは農産物の輸出を黒海経由ではなくドナウ川経由で行っており、攻撃リスクを回避していた。
- ウクライナ政府はロシアが食料危機を引き起こそうとしていると非難した。
- ウクライナのイエルマク大統領府長官は、港湾施設を攻撃し続けるロシアをテロリストと批判した。
- トルコのエルドアン大統領がロシアのプーチン大統領と会談し、輸出の再開に向けて働きかける見通し。
中国中車、ブラジルのリオデジャネイロとの地下鉄プロジェクトで協力意向書を交わす
- 中国の鉄道車両大手、中国中車(CRRC)がブラジルのリオデジャネイロで地下鉄プロジェクトのDLS(データ・ライフサイクル・ソリューション)に関する協力意向書を交わした。
- 双方は都市公共交通の研究開発を共同で行う。
- 地下鉄3号線はリオデジャネイロ州の地下鉄構想の重要な一部であり、リオデジャネイロ市の中心とニテロイ市を結ぶ。
- 協力の成果は地域の住民に利益をもたらすだけでなく、両国が協力分野を広げ、協力の質を高めるのにも役立つと期待されている。
- CRRCはこれまでに旅客車両計604両をリオデジャネイロ州に提供しており、その製品とサービスは高い評価を受けている。