- 訪れたのはマレーシアの首都クアラルンプールの一店舗で、日本の農林水産大臣が宮城県石巻市産のホタテ貝を顧客に配布
- 中国が福島第一原発の処理水の海洋放出後、日本産水産物の輸入を一時停止しているため、東南アジアでの販路拡大を図るために行われた
- 日本食品はマレーシアで人気がある
- ホタテ貝の宣伝活動の一環として、安全性を顧客に訴えながら試食や寿司の提供も行われた
- 8月のマレーシアへの水産物の輸出量が去年同期比で19%減少しているため、輸出拡大を目指している
- マレーシアは日本の食品の輸入規制を強化したが、輸入自体は禁止されていない
中国人が国慶節を迎え、日本がトップの海外旅行先に
- 中国で8日間の国慶節の連休が始まり、各地の空港は旅行客でいっぱいになった。
- 日本航空会社の便はほぼ満席で、ほとんどが中国の乗客である。
- 中国のメディアは、東京電力福島第一原子力発電所の水の海洋放出による影響で、日本の観光業が打撃を受けていると報じているが、中国の検索エンジン大手のバイドゥのデータ分析結果によると、日本は海外旅行の人気目的地の首位に位置している。
- 予想される連休中の国内の人員の移動は、20億5000万人以上になると予想されている。
- 連休初日の29日はちょうど中秋節であり、北京首都国際空港は早朝から観光地に向かう団体観光客などで込み合った。
- 東京羽田空港行きの便のチェックインカウンターも行列ができた。
- 30代の中国人男性は笑顔で、「友達と一緒に東京観光をして日本料理を楽しむつもりだ。処理水については、寿司を食べた後で考える」と話した。
- 日本の航空会社によると、「中国から日本への便の予約率は非常に高く、処理水の問題の影響は見られない」と述べている。
- バイドゥなどがまとめた連休中の人気旅行先ランキングでは、日本がタイ、韓国、マレーシアを上回り、トップに位置している。
- 観光庁の局長は27日の記者会見で、「現在のところ(処理水が訪日観光客に与える影響は)限定的である」と述べた。
- 処理水の海洋放出後、中国のメディアは「核汚染水の影響で日本への観光予約が相次いでキャンセルされ、訪日観光の人気が急落した」と報じている。
IAEA、福島原発の「トリチウム廃水」排海を評価-台湾からのニュース
- 聯合國国際原子能総署は25日、福島第一原発のトリチウム含有廃水の海洋放出に関する審議をウィーンで開催しました。
- 多くの国々が国際原子力機関(IAEA)および日本政府の行動を支持しました。しかし、中国は再び反対し、支持を得ることはありませんでした。
- スロベニアはIAEAと日本の行動を支持し、透明性のある対応を肯定しました。
- チェコもIAEAの独立した監視のもと、国際的な安全基準に従って透明に進められていると信じています。
- ブラジルはIAEAの派遣団を福島第一原発に常駐させ、ゴッシ事務局長の安全な指導力を支持しました。
- スイス、イタリア、ブルガリア、マレーシアもIAEAと日本に理解を示しました。
- 韓国は「汚染水」という言葉を使用しましたが、IAEAの海洋放出の安全性を評価し、引き続き監視を要求しています。
- 中国は再び海洋放出に反対しましたが、支持を得ることはありませんでした。
国際原子力機関(IAEA)大会で多くの国が東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出に理解を示す
- 国際原子力機関(IAEA)の大会で、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について議論されている。
- 複数の欧州諸国は、IAEAと日本の行動を理解すると表明した。
- 中国は再び反対を表明したが、反応は少なかった。
- スロベニアは、IAEAと日本の透明なアプローチを称賛し、モニタリングを歓迎すると言及した。
- チェコも、「国際的な安全基準に従い透明性を持って進められている」と述べ、IAEAの不偏不党なモニタリングを信じている。
- また、ブラジル、スイス、イタリア、ブルガリア、マレーシアなどもIAEAと日本を理解すると発言した。
- 韓国は、「汚染水」という言葉を使いながらも、IAEAの調査と海洋放出の計画の安全性を肯定し、引き続きモニタリングするよう要求した。
- 中国は再び海洋放出に反対し、日本と対立している。
- 欧州の外交筋は、「中国は大会前により多くの支持を得ようとしたが、国が応じなかったと思われる」と語った。
日本、マレーシアとの二酸化炭素(CCS)地下貯留プロジェクトを検討
- 日本経済産業相は、二酸化炭素をマレーシアに輸送して地下に貯めるプロジェクトについて検討している。
- 地下に二酸化炭素を貯める技術は「CCS(炭素捕捉と貯蔵)」と呼ばれ、経産省が主導している。
- これは日本初の二酸化炭素の国境を越えた輸送と貯蔵の取り組みであり、2028年に実施される予定。
- 再生可能エネルギーは脱炭素化の中心となるが、完全な排出削減は困難であり、発電や鉄鋼などのプロセスで発生する二酸化炭素を貯めるCCS技術が期待されている。
- また、東京で開催されている「東京GX(グリーン転換)週間」の一環として、水素エネルギーに関する協議会も開催されている。
- 水素エネルギーは燃焼時に二酸化炭素を排出しない特徴があり、2030年までに世界の水素需要は1.5億トンとなり、うち9000万トンが再生可能エネルギーから供給される「低炭素水素」の製造が実現することが目標とされている。
中国、フィリピンの競合地域に浮遊バリア設置を非難
- フィリピンは、南シナ海の紛争地域に中国が「浮遊バリア」を設置したと非難している。
- バリアはフィリピンの沿岸警備隊によって発見され、漁師たちがスカボロー礁のラグーンで作業できなくなっている。
- 中国は南シナ海の90%以上を主張し、2012年にスカボロー礁を占領した。
- フィリピンの沿岸警備隊によると、中国の海上保安庁と海上民兵の船3隻がバリアを設置し、フィリピンの船が到着した際に移動したという。
- フィリピンの漁師たちは、中国がこのようなバリアを設置するのは、その地域で多くの漁師を監視する際に通常行っていると語っている。
- 南シナ海は豊かな漁場であり、膨大な油田やガス田が存在すると考えられている。
- 中国の領土主張はフィリピンだけでなく、ベトナム、台湾、マレーシア、ブルネイなどにも怒りを引き起こしている。
- 中国は領土拡大と海軍の巡視を行っており、アメリカは領土紛争には一方を取らないと主張しながら、紛争地域付近に軍艦や航空機を派遣している。
- フィリピンは2012年にスカボロー礁を中国に占領され、フィリピンの漁師は獲物を求めてより遠くに移動せざるを得なくなったが、元大統領のロドリゴ・ドゥテルテのもとで関係が改善され、フィリピンは近くで漁をすることを許可された。
- しかし、昨年フェルディナンド・マルコスJrが大統領になったことで緊張が高まり、アメリカとの安全保障関係が復活し、2023年初めにアメリカ軍にフィリピンの軍事基地への広範なアクセス権が与えられた。
- これにより、中国はアメリカのフィリピンへの大規模な存在が拡大し、韓国や日本を経て南にオーストラリアまで連鎖した同盟関係を築くことになり、中国を怒らせた。
「日本の研究チーム、タイで緑色光るトビラナマコ5種を発見」
- 日本中部大学の研究チームが、泰国で5種類の発光するカタツムリを発見した。
- これまでこれらのカタツムリの存在は知られていたが、発光は確認されていなかった。
- 以前、1943年にシンガポールで発見された「発光カタツムリ」は世界で唯一の発光カタツムリとされていた。
- 研究チームは、「発光の理由は、カタツムリが食べられるのを避けるために、光を使って周囲に有毒なことを警告していると考えられる」と述べた。
- 発光するカタツムリは、内臓などを覆う膜や一部の足の一部が緑色の光を発する種類や、口周辺で緑色の光が点滅する種類などが存在する。
- これらの5種類のカタツムリは、タイやマレーシアなどで見つかり、日本ではまだ発見されていない。
- 研究チームは、今後、発光のメカニズムや役割について調査を進める予定である。
ASEANがインドネシア領で初の共同軍事演習を開始
- ASEANは南シナ海南部にあるインドネシア領のリアウ諸島で共同軍事演習を始めた。
- 演習の目的は軍事的な連携を深めること。
- 参加国はASEANの全10カ国で、ミャンマーも高官が出席した。
- 演習は海上パトロールや捜索・救助活動などを実施する。
- フィリピンやベトナム、マレーシアなどASEANの国々は中国の南シナ海での活動に反発している。
- インドネシア国軍は「標準地図」に対応するための演習ではなく、国連海洋法条約に従っていると述べた。
サッカー日本代表、ドイツに4-1で圧勝
- サッカー日本代表がドイツに4-1で大勝した。
- 中国メディアは日本代表の実力を称賛した。
- 中国の成績が落ちつづけている中、日本男子サッカーは勃興していると指摘された。
- 北京晩報は、日本がドイツを圧倒し、進歩したと報じた。
- 中国のサッカー男子代表がマレーシアと引き分けた一方、日本は堂々とドイツに勝利した。
- 中国ではこの情報が人気検索ランキング上位になり、多くのサッカーファンが日本代表を祝福した。
福島原発汚染水排出に対する中国の水産品輸入停止で日本が代替市場を模索
- 日本参院は東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出について、9月8日に衆院の後に、経済産業・農林水産の両委員会の合同審査会を開いた。
- 日本の農林水産相は、中国市場への依存から脱却し、水産製品の輸出先を開拓することを目指すと述べた。
- 中国は処理水海洋放出の後、日本の水産製品の全面的な輸入停止を行い、日本の水産業界で不安が広がった。
- 農林水産相は、アメリカ、台湾、インドネシア、マレーシアなどを潜在的な代替市場として挙げ、輸出先の拡大を目指すと述べた。
- 貝の自動剥離機の購入に対して助成金を検討することも計画されている。
- 野党議員は政府の処理水放出に関する情報発信が不十分であると指摘したが、経済産業相は簡潔な言葉で多言語による安全性の宣伝を行う考えを示した。
中国が南シナ海とインドとの係争地の領有権を主張した最新地図、関係各国から反発相次ぐ
- 中国政府が最新の地図を発表
- 地図では南シナ海のほぼ全域の管轄権やインドとの係争地の領有権を主張
- 関係各国から反発が相次いでおり、ASEAN首脳会議やG20サミットでの議論に影響を与える可能性
- 中国外務省は客観的かつ理性的な対応を望むと述べている
- フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドなどから中国の主張を認めないとの声明が相次いでいる
- 中国の地図による領有権主張は国際法的な根拠がないとの意見もある
- 日本政府は尖閣諸島などについて中国の主張を即時撤回するよう抗議した
パナソニック、「シン・インド」戦略で世界配線器具市場の頂点を目指す
- 日本の企業、パナソニックがインド市場で攻勢を強める。
- インドは世界最大の人口国であり、経済も高成長が続いている。
- パナソニックはインドで配線器具事業を展開しており、現地企業のアンカーエレクトリカルズを傘下に収めた。
- パナソニックEWインドの売上は急成長しており、2030年には世界シェア首位を目指す。
中国が南シナ海の管轄権主張を強化する「標準地図」を公表
- 中国が南シナ海の管轄権を主張する内容を含んだ「標準地図」の2023年版を公表。
- フィリピン外務省が地図を拒否し、中国の管轄権主張を否定する。
- ベトナム外務省が地図を無効とし、領有権侵害と国際法違反として非難。
- マレーシア外務省も中国の主張に反応し、遺憾の意を示している。
ロシアの弱腰と中国の戦略的パートナーシップ
- 中国が新たな公式地図を発表し、自国との係争地域を中国領土と記載したことに対して、マレーシア、フィリピン、インド、台湾が抗議している。
- 一方、ロシアはボリショイ・ウスリースキー島を含む係争地域が中国領土とされても沈黙を貫いている。
- ロンドン大学東洋アフリカ学院の中国研究所所長は、ロシアが中国との戦略的パートナーシップを優先していると指摘している。
- 背景にはウクライナ戦争があり、制裁を受けているロシアは中国との経済的つながりを強めている。
- ロシアの野党政治家は、ロシア崩壊後に中国がロシア領土への主張を強める可能性があると述べている。
中国が発表した地図に対しアジア3カ国が反発
- 中国が新版の地図を発表し、近隣国が反発している。
- フィリピンは地図に南シナ海の領有権争いを示す破線があることに反発し、中国の主権の試みとして拒絶した。
- インドは地図にアルナチャルプラデシュ州と係争地が含まれていることに抗議した。
- マレーシアも中国の一方的な主張を認めない立場を明示した。
- 中国は地図の改訂は法に従った定例的な主権の行使であり、反発する国々に客観性と冷静さを求めている。
- 中国は習近平国家主席の指導の下、攻撃的な外交方針をとり、領有権の争いがある地域で大胆な行動をとっている。
マレーシアのジャイアントパンダ姉妹、中国への帰国に向けて送別会が開かれる
- マレーシアで生まれたジャイアントパンダ姉妹「誼誼(イーイー)」と「昇誼(シェンイー)」が中国に返還されることになった。
- マレーシア国立動物園で送別会が開かれ、2頭は29日に中国・成都に輸送される。
- パンダファンからの別れの気持ちがSNSで感じられ、大きな反響を呼んだ。
- パンダ姉妹の両親は2014年に中国からマレーシアに貸与され、3回出産した。
- 長女はすでに中国に返還されている。
- 2頭の名前はマレーシア国立動物園が募集して選ばれ、中国とマレーシアの友情を象徴している。
ジャイアントパンダの姉妹、マレーシアから中国へ帰国
- ジャイアントパンダの姉妹「誼誼」と「昇誼」が中国からマレーシアに別れを告げ、中国に向けて出発した。
- 2頭の両親は、2014年からマレーシアに貸与されている「興興」と「靚靚」。
- 誼誼は2018年1月14日に、昇誼は2021年5月31日に生まれた。
- 興興と靚靚の間には3頭の子どもがおり、最初の子「暖暖」は中国に帰国済み。
ジャイアントパンダの姉妹、マレーシアから中国への帰国の旅に出発
- ジャイアントパンダの姉妹「誼誼」と「昇誼」が中国からマレーシアに送られ、そこで育てられた。
- 彼らは29日、中国に戻るためにマレーシアを出発した。
- 彼らの両親は、中国からマレーシアに貸与されていた興興と靚靚という2頭のパンダ。
- 興興と靚靚は、3頭の子供をもうけており、最初の子供は中国に帰国している。
中国が南シナ海でマレーシアとの領有権論争を公表、マレーシアは抗議
- 中国が南シナ海のマレーシア沖の水域を自国領だと主張する最新官製地図を公表
- マレーシアは抗議を表明
- 中国は南シナ海全域を自国領だと主張
- 中国の地図ではマレーシアの沿岸のEEZが中国領とされている
- マレーシアは中国の領有権主張を認めないと表明
- マレーシアは対話を通じて平和裏に解決する必要があると主張
- マレーシアはASEAN内で行動規範策定案を支持する
【感動】マレーシアで生まれたパンダ2頭、中国への帰国を前に市民が別れを惜しむ
- マレーシアで生まれたパンダ2頭が中国に返還されることが決まった。
- 返還は新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
- 返還されるのはイーイーとシェンイーという2頭の雌のパンダ。
- 2頭の両親はマレーシアに残る。
- マレーシアの国立動物園で市民が別れを告げるために集まった。
- パンダたちを見に訪れていた人々は悲しみを表現し、会えなくなることに対して悲しんでいた。