- 日韓副外交官による戦略対話が9年ぶりに開催された。
- 日本外務次官と韓国外交部第一次官が出席。
- 朝鮮問題への対応や日中韓首脳会談の早期開催などについて意見交換。
- 日本首相と韓国大統領は今年3月に政府間の関係正常化と戦略対話の早期再開で合意。
- 戦略対話は、日韓関係や地域・国際情勢を長期的に協議する枠組み。
- 2005年から始まり、2014年までに13回開催された。
- 韓国政府は今回の対話を「戦略的な協力を共有する意義ある機会」と表明。
日本防衛相が米国防長官と会談、日米の防衛協力を協議
- 日本の防衛相がアメリカの国防長官と会談を行った。
- 会談の焦点は、日本が持つ敵基地攻撃能力を含む日米の協力について。
- 木原防衛相はアメリカとの信頼関係構築を目指している。
- 会談では、朝鮮の核・ミサイル開発、中国の海洋活動、日本周辺での中・露の軍事行動について意見交換が行われる。
- 日米韓首脳会談の成果に基づき、3カ国の防衛協力強化が確認される。
- 防衛力の強化に向け、具体的な日米の取り組みや南西諸島での自衛隊と米軍の共同施設利用や合同訓練の拡大について協議が行われる。
- 沖縄基地の負担軽減のため、米軍の再編成が確認される。
- 日本政府は、2026年度からアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を導入する計画を進めており、400基の購入を表明している。
- さらに、自国製の長射程ミサイルの開発も進められている。
日本政府、朝鮮との接触で拉致問題解決を模索
- 日本政府関係者が、今年春に北朝鮮との密かな接触を行った。
- 接触は、拉致問題を解決するために第三国で行われ、可能性を探るためだった。
- 日本首相の岸田文雄は金正恩との首脳会談を強く求めていたが、具体的な進展は見られず、停滞したようだ。
- 3月と5月に日朝間で接触があったとの報道があったが、政府関係者はコメントを避けた。
- 岸田首相は「直接的な高いレベルの協議を行い、早期に首脳会談を実現したい」と発言していた。
- 北朝鮮は「日本が新たな決断をし、関係改善のための道を探すのであれば、接触する理由はない」と述べた。
- 「直辖」という言葉は、岸田首相が拉致問題解決のためにリードする意志を示すものとされている。
- 日朝間の意思疎通があったものの、北朝鮮は拉致問題は解決済みと主張し、交渉の難しさを指摘している。
日中韓外交高官、三国首脳会談開催に意欲を示す
- 日本の官房長官が、日中韓外交高官が三国首脳会談の早期開催について合意したことを明らかにした。
- 松野官房長官は、地域の平和と繁栄に共同責任を負う日中韓三国首脳が一堂に会し、地域の様々な課題について話し合うことは意義深いと述べた。
- 高官協議での具体的な進展は、中断していた三国首脳会談の再開に向けた一歩と評価されている。
- 首脳会談を実現するため、外相会談を含む協議を進めると強調した。
日中韓、三国首脳会談の開催を目指し磋商
- 日本、中国、韓国は外交高官磋商を行った。
- 三国首脳会談の早期開催で合意。
- 韓国が12月に開催し、共同宣言を提案。
- 日中は協議を進める。
- 新型コロナ感染拡大と国際関係の悪化により、2019年以来中断されていた首脳会談。
- 日韓関係は改善したものの、日中関係は福島第一原発の処理水海洋放出問題で悪化。
- 外相会談を11月に韓国の釜山で調整中。
- 三国は科技、経済、安全保障など6つの分野で協力を進める。
- 人的交流を活発化させ、相互の好感度を高める。
- 磋商後、日本の外務審議官は外相会談と首脳会談の早期実現を強調。
中国・日本・韓国、三カ国の外交官が会談で三国首脳会談の再開目指す
- 中国、日本、韓国の外交部官僚が25日に韓国で会談し、中断していた三国首脳会議の再開を討論しました。
- 三国は年末前に会議を開催することを目指しています。
- 南韓外交部長助理、中国外交部長助理、日本外務省外務審議官が会議に参加しました。
- 三国代表は個別に二国間会議を開催し、南韓外相にも会見しました。
- 南韓外相は三国協議機構の再開に関心が高まっており、三国間の協力を呼びかけました。
- 前回の三国首脳会議は2019年に中国で開催され、その後COVID-19パンデミックや中日韓の分裂などの要因で停止していました。
- 南韓は主催国として新たな展開を図りたいとしています。
- 中国の習近平主席は最近、南韓訪問の可能性を言及し、善意を示していました。
- 韓国の国会議員は、中国政府に北朝鮮逃亡者に対する"非送還"原則を守るよう求め、国際社会に圧力をかけるための決議案を提出する予定です。
日米菲、中国の威圧行動に対抗を 東海・南海で連携強化会議
- 日本、アメリカ、フィリピンの外相が中国の東海と南海での活動に対して抑止力を強化することで合意。
- 三人は南シナ海でフィリピン船舶の航行を妨害するなど国際法に違反する中国の行動を引き続き批判する。
- 日米フィリピン外相会談は2回目で、以前は7月にインドネシアで開催された。
- 会談では、海洋シーンサーチ(MDA)を含む安全保障協力、エネルギー、インフラ、デジタル経済などの問題を協議。
- 日本外相は「法の支配に基づく国際秩序を強化するため、多層的な協力が重要」と指摘。
- アメリカ国務長官は「三カ国の協力は他の国やパートナーにも有益」と強調。
- 日本外相とアメリカ国務長官は韓国外相とも会談。日米韓首脳会談との関連性を強調し、北朝鮮への対応や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて情報交換を継続することを確認。
- この会談では、北朝鮮とロシアの軍事協力の動向に関して深刻な懸念が表明された。
アメリカ大使が中国漁船の活動を嘲笑う
- アメリカ駐日大使イーマンニューが中国の日本水産品輸入禁止の後も、中国の漁船が日本沿岸で漁をしていることを写真で嘲笑しました。
- イーマンニューは最近、中国の習近平主席や外交部長、国防部長などを嘲笑する投稿を頻繁に行っていますが、アメリカ政府は彼に対して控制を求めています。
- アメリカ政府は11月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)でアメリカと中国の首脳会談を開催する予定なので、イーマンニューの投稿は問題視されています。
- イーマンニューは日本の福島を訪れ、福島の漁業を支援するために行動しています。
- イーマンニューは日本の帆立の貝殻剥ぎ加工問題を解決するため、台湾、タイ、ベトナムなどの国々に日本の帆立の加工を依頼する計画です。
- 中国外務省は、日本が海洋に核汚染水を放出していると発言し、アメリカの関係者に対して日本を支持しないよう求めました。
日本首相、中国との協議を焦点にアジア関係強化へ
- 岸田文雄首相がアメリカで行われた国連総会の一般討論演説などの一連の予定を終え、政府専用機で東京の羽田空港に帰国。
- 岸田首相の外交上の最大の課題は、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出に対する中国の不満に対処すること。
- 11月にアメリカで開催されるアジア太平洋経済協力(ASEAN)首脳会議で、岸田首相が中国国家主席の习近平氏と会談できるかが焦点となる。
- 日本は東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係を強化する意向。
- 中国は処理水の排出後、日本の水産品の輸入を一時停止し、日本は即時撤回を要求しており、双方の対立は解消されていない。
- 岸田首相は「中方との緊密な対話をあらゆるレベルで模索する」と述べ、习近平氏がASEAN首脳会議に出席することを前提に、1年ぶりの会談の機会を探る意向を示した。
- 10月23日に日中平和友好条約が発効してから45周年を迎える節目に、首脳同士の書簡の交換もあり、対話の雰囲気がどうなるか注目されている。
- 岸田首相は新興市場や発展途上国である「グローバル・サウス」との関係強化も目指している。
- 日本とASEAN特別首脳会議が12月に東京で開催され、インド太平洋地域の平和と安定の重要性を確認する予定。
- 日中韓の三国首脳会談にも動きがある。新型コロナウイルスの影響や関係の悪化により、2019年12月以降開催されていないが、韓国の主導で再開の検討が進められている。三国は本月26日にソウルで高官協議を開催し、年内の首脳会談実現の可能性について協議する予定。
岸田首相、日中関係強化への意欲表明
- 日本の岸田文雄首相がニューヨークでの演説で、日中関係を強化するために中国と緊密な対話を求めると表明しました。
- 中国国家主席の习近平との首脳会談については、まだ決定していないと述べました。
米大使の挑発的なSNS投稿、米当局者が中止を要求
- 米国のエマニュエル駐日大使がSNSで中国の習近平国家主席らを挑発するような投稿をしている。
- バイデン大統領の側近らがこれを問題視し、中止を求めた。
- エマニュエル氏は中国の閣僚の消息不明について皮肉った投稿や、国防相の不在について言及する投稿を行っていた。
- バイデン政権は米中関係の改善を図っており、米中首脳会談を目指している。
- 中国政府はエマニュエル氏の投稿に激怒し、中止を求めたと報じられている。
- エマニュエル氏の報道官はこれを否定している。
プーチン大統領、中国王毅外相と会談へ
- ロシアのプーチン大統領が中国の王毅外相と会談するために訪れている。
- 王外相はラブロフ外相やパトルシェフ安全保障会議書記とも会談しており、中ロの連携を確認している。
- プーチン大統領との会談では、10月に予定されている国際フォーラムに向けて習近平国家主席との首脳会談の調整が行われる可能性がある。
韓国大統領、国連総会演説で北朝鮮とロシアの軍事取引の違法性を警告
- 韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は国連総会で演説を行った。
- 演説では、北朝鮮とロシアによる軍事取引の違法性と危険性について警告し、国際社会に団結を呼びかけた。
- 韓国は2024年から2025年の安全保障理事会非常任理事国として国際平和と安全保障に貢献すると表明した。
- 韓国政府はロ朝の接近や軍事取引に注視している。
- 韓国は世界の格差の解消に積極的に寄与する予定であり、開発、気候、デジタルの3つの分野で支援案を提示する。
- 開発の格差解消のためには、韓国が政府開発援助(ODA)拡大により開発途上国を支援する意向を示した。
- 韓国は環境分野のODA拡大や気候基金への資金拠出、エネルギーの脱炭素化を進め、デジタル格差の解消にも取り組んでいく。
- 最後に、韓国・釜山での2023年国際博覧会の開催をアピールし、世界市民が共通の危機を乗り越える場となると強調した。
岸田首相、国連総会で国際協調と国連改革を訴える
- 岸田総理は国連総会で演説し、国際協調と国連改革を呼びかけた。
- 彼は世界が複合的な課題に直面していることを指摘し、国際社会の分断を批判した。
- 岸田総理は核軍縮や食料危機対策など、協調すべき分野を挙げ、途上国支援の強化を訴えた。
- 彼はロシアのウクライナ侵攻や法の支配の問題についても言及し、国連改革の必要性を強調した。
- また、岸田総理は北朝鮮との首脳会談を求め、拉致問題の解決に取り組む意向を示した。
中国の王毅外相がロシアを訪問、米に対抗して結束を固める
- 中国の王毅外相がロシアを訪問し、ラブロフ外相やパトルシェフ安全保障会議書記と会談
- 会談ではアメリカとの対立をにらみ、結束を確認
- ロシア側からは習近平国家主席とプーチン大統領の首脳会談の期待
- ロシア極東で行われたプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の首脳会談についての説明あり
- アメリカ・ホワイトハウスでの会談内容についての説明あり
- ウクライナ情勢についても協議
- 韓国のチャン・ホジン第1外務次官がロシアのクリク大使と北朝鮮との軍事協力の中止を求める
- 韓国外務省によれば、クリク大使は韓国の立場を注意深く聞き、報告すると述べた
日本と韓国、中国を含む外交高官磋商を予定 三国首脳会談の実現目指す
- 日本と韓国は、中国を含む3か国の外交高官協議を9月26日に韓国のソウルで開催することを発表しました。
- 韓国は、年内に3か国首脳会談を実現することを目指しています。
- 日本の外務省によると、この協議は日中韓の各種プロセスを再活性化するための議論を行うものです。
- もし日中韓首脳会談が実現すれば、2019年12月以来再び開催されることになります。
- 通常、まず準備会議として高官協議が行われ、次に外相会談、首脳会談に段階的に進行します。
中国外相とロシア外相が協力関係の強化に向けて会談
- 中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相がモスクワで会談。
- 両国は協力関係の強化について話し合った。
- ロシアのラブロフ外相は両国が国連総会や首脳会談、高官会合で連携を維持していくと述べた。
- 王氏は4日間の予定でロシアを訪問している。
- 中国の韓正国家副主席と米国のブリンケン国務長官はニューヨークで会談し、意思疎通を維持する方針を確認した。
- 王氏は先週末、マルタで米国のサリバン大統領補佐官とも会談した。
- 中国とロシアは多極世界を構築するために協力すべきだと主張。
- 中国は米国との関係安定化を目指す一方、ロシアとの連携も重視している。
- 王氏は中ロが一方的な行動や覇権に対抗して協力を強化するべきだと述べた。
- 中ロ関係は第三国に影響を及ぼすことはないと説明された。
- プーチン大統領が来月中国を訪れる見通し。
韓中日、3カ国首脳会談再開を議論するための協議を開催
- 韓中日は3カ国首脳会談の再開を議論するための高級事務レベル協議を26日、ソウルで開催する。
- 協議には韓国外交部の鄭炳元次官補と日本外務省の船越健裕外務審議官、中国外務省の農融次官補が出席する。
- 2019年を最後に開かれていない3カ国首脳会談の再開に向けた準備会合の意味合いがある。
- 3カ国首脳会談は年内開催を目標に協議され、外相会談についても議論される可能性が高い。
- 現在は韓国が3カ国首脳会談の議長国を務めている。
米国務長官と中国副主席が会談し、数週間以内に再び高官協議を行うことを確認
- 米国のブリンケン国務長官と中国の韓正国家副主席が会談し、数週間以内に再び高官協議を行うことを確認。
- 会談では、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や北朝鮮情勢、台湾情勢について意見交換。
- ブリンケン長官は中国に対し、ロシアへの軍事支援を行わないよう求めた。
- 数週間以内に再び高官協議を行い、アジア太平洋経済協力会議の首脳会議での米中首脳会談の実現を目指す。
金正恩総書記のロシア訪問 両国間の貿易や経済、科学技術を協議する政府間委員会開催へ
- 北朝鮮の金正恩総書記がロシアを訪問し、ロシアとの貿易、経済、科学技術について協議する政府間委員会が11月に平壌で開催されることが発表された。
- この委員会は、金正恩総書記とプーチン大統領の首脳会談で合意されたもので、2019年3月以来の開催となる。
- ロシア側は金正恩総書記との会談でロケット技術の提供を示唆し、軍事協力についても議論する可能性がある。
- ロシアと北朝鮮はさらに10月に平壌で外相会談を開き、ロシア沿海地方の知事も訪朝する意向を示している。
- 両国の交流は軍事面を含む幅広い分野で活発になる見通しとなっている。