- 日本防衛省が、米軍の無人偵察機MQ-9を鹿屋航空基地から、沖縄県の嘉手納基地へ移転すると発表しました。
- 米軍は10月に一部の装置と人員の移動を開始し、11月から正式に機体を運用する予定です。
- 沖縄県は在日米軍の約70%の施設が集中しており、基地の負担は一層重くなると予想されています。
- 防衛省は、日米同盟の情報収集能力の強化にはMQ-9の運用が不可欠であると述べています。
- 移転先の嘉手納基地は尖閣諸島(中国名:釣魚島)に近く、後方支援体制が整っており効率的な運用が可能です。
日本新防衛大臣とアメリカ国防長官、台湾の平和安定を重視
- 日本の新しい防衛大臣木原稔とアメリカの国防長官オースティンは、初めての対面会議を行った。
- 会議で、両者はインド太平洋地域と台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認した。
- オースティンは、主権紛争のある尖閣諸島を含む日本の領土を守ると強調した。
- 両者は、日本がアメリカ製のトマホーク巡航ミサイルを1年早く入手することを確認した。
- オースティンは、アメリカが日本の防衛を堅持し、自衛力強化や防衛費の増加に対する支持を再確認した。
- 両者は、中国の脅威行動、北朝鮮の危険な挑発、ウクライナとロシアの戦争など、共通の課題に面していると述べた。
- 木原は、侵略行為を威嚇し、現状に武力で挑む試みに対応するため、日本の防衛力を強化する意欲を示した。
- 両防衛長官は、台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認し、志を同じくするパートナーと協力し、インド太平洋地域の自由と開放を確保するためのさらなる協力を約束した。
- 日本は2025年にトマホークミサイルを予定より1年早く入手することも決定した。
日本、アメリカとの会談で巡航ミサイル「トマホーク」の早期導入を合意
- 日本防衛相とアメリカ国防長官が会談を行った。
- 日本は2025年度にアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」の導入を計画している。
- 日本政府は2026年度には国産の長射程ミサイルを配備する予定。
- 会談では、日米同盟の任務や能力に関する議論を加速することが確認された。
- アメリカは日本の防衛に対して積極的な支援を表明した。
- 中国やロシアの軍事活動に対応するため、日米の協力が強化される。
- 台湾海峡の平和と安定の重要性が確認された。
- 尖閣諸島は日米安全保障条約に基づく米国の防衛義務の対象とされる。
- 日米は西南地域での存在感拡大に合意した。
- 日米の防衛協力において、米国は核兵器を含む全力で参加する意思を示した。
- 日本とアメリカは陸海空自衛隊の統合指揮体制の協力についても議論することを確認した。
日本政府、海洋開発戦略を強化 海域監視網を整備へ
- 日本政府が海洋安全保障を強化するためにまとめた「海洋開発重点戦略」の概要が公開された。
- 政府機関だけでなく、民間が持つさまざまなデータも共有することが明記されている。
- 海洋状況を統一化し、「海域态势感知」能力を向上させるため、中国船が尖閣諸島周辺などに入ることや違法な活動を監視するためのネットワークを強化することが目的である。
- 地震津波の早期発見や海底リソースの管理にも活用することを検討している。
- 「海洋基本計画」に基づき、今後の5年間の海洋政策を指針とし、異なる部門間で取り組むべき重要な課題をまとめた。
- 防衛省と海上保安庁の情報共有システムを拡充し、内閣衛星情報センターの衛星情報や気象庁の海象観測など政府内の協力だけでなく、民間企業からも船舶の航行情報や衛星画像などを提供して即時共有することを目指す。
- 海上保安庁は現在、地形や気象などの情報を収集し、地図上に反映させた「海洋状況表示システム」を使用しているが、今後はさまざまなデータに基づき状況把握能力を向上させ、領海侵入や災害時に迅速に対応できるようにする。
- 米国やフィリピンなどの同盟国や友好国との情報協力も推進する。
- 「海洋開発重点戦略」には、(1)国境の離島の現状把握、(2)東京都小笠原村の南鳥島周辺での希土類の開発、(3)自律型無人探査機の開発と利用、(4)排他的経済水域(EEZ)での洋上風力発電、(5)北極政策における国際協力が記載されている。
中国海警局船、尖閣周辺の日本領海に29日間で进入、日本の巡視船に退去を求められる
- 中国の海警局の2隻の船が尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺の日本の領海に入り、「公務船今年29日目の航行」となった。
- 那覇の第11管区海上保安本部によると、これらの2隻の船は1隻の日本の漁船に従っており、日本の巡視船が中国の船に領海から出るよう要請した。
- 領海の外の接続水域には、もう2隻の中国の船があり、そのうちの1隻は機関砲に類似した装置を搭載していた。
- 接続水域を含め、尖閣周辺では連続して51日間にわたり中国の公務船の航行が確認されている。
尖閣周辺で中国が浮標設置、日本が抗議 台湾発信のニュース
- 中国が尖閣諸島(釣魚台列嶼)周辺の日本の専属経済水域(EEZ)内に浮標を設置したと報道されました。
- この浮標は海上気象観測や海洋データの収集に使用され、海上保安船の派遣にも関連しているとみられています。
- 日本政府は7月にこの浮標の存在を確認し、中国に抗議し即時に撤去するよう求めました。
- 過去にも中国は尖閣諸島近海で同様の浮標を設置しており、海洋データの収集や潜水艦の追跡などに使用している可能性があります。
- また、福島第一原発のトリチウム汚染水の海洋放出に対する影響を受けて、日本の北京大使館は中国からの嫌がらせの電話を受けています。
- 日本政府は中国に対策を求めていますが、状況は改善していないようです。
中国、尖閣諸島周辺で中国による浮標の設置が確認される
- 日本政府は、中国が日本の専属経済水域(EEZ)内に浮標を設置したことを抗議し、撤去を求めた。
- 浮標は、尖閣諸島(中国名:釣魚島)の魚釣島の北西約80キロに位置し、日中の中間線の日本側にある。
- 浮標には中国語で「中国海洋観測浮標QF212」と書かれており、黄色で灯具も取り付けられている。
- 日本の海上保安庁は船舶の安全確保のため、航行警報を発令して注意を喚起した。
- 日本政府は、EEZ内での構造物設置は国際法に違反すると指摘し、警戒監視措置を取ると述べた。
- 2018年にも中国がEEZ内に浮標を設置したことが確認され、日本政府は同様に抗議と撤去を求めた。
日本政府、尖閣諸島周辺EEZ内の中国ブイに抗議し即時撤去を要求
- 尖閣諸島周辺の日本のEEZ内に中国のブイが設置されている。
- 日本政府は中国側に抗議し、ブイの即時撤去を要求している。
- ブイの設置は国連海洋法条約に違反していると指摘されている。
- 日本政府は引き続き関係省庁と連携し、船舶の安全と領土保護に対処していくと述べている。
日本新任防衛大臣、中国の軍備拡大に懸念。日米韓三国安全協力が基石との認識
- 日本の新任防衛大臣、木原稔氏が中国の軍備拡張と東シナ海・南シナ海での活動に懸念を表明。
- 日本、アメリカ、韓国の三国による安全保障協力が日本政府の「基盤」とされる。
- 木原氏は、二次大戦後の軍事制約からの脱却と日本の防衛能力の強化を強調。
- 中国に対しては、責任ある行動と対話を呼び掛ける。
- 日本と中国の関係は、東シナ海の公船活動や尖閣諸島の領有権問題、福島第一原発の廃棄水の排出により緊張。
- 中国の海軍測量艦が日本の領海に再び侵入し、日本が警戒措置を取る。
- 北朝鮮とロシアの首脳会談および防衛協力について、注視する構え。
- 日本は同盟国であるアメリカと韓国との関係強化を重視。
- 致命的な武器の輸出に関する規制改定について、継続的な議論が必要とされる。
中国海警局の4隻の船が尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入-日本首相官邸緊急対策室を設置
- 中国海警局の4隻の船が尖閣諸島周辺の日本の領海に進入。
- 日本政府は情報連絡室を対策室に昇格させる。
- 中国の公務船が今年27日目の領海進入。
- 1隻の船には機関砲に類似した装置が搭載されていた。
- 海上保安庁の巡視船が中国の船に退去を求める。
- 尖閣諸島周辺で中国公務船の航行が連続42日間確認されている。
「中国政府の処理水放出批判に見る反日感情の深層とメディア統制」
- 中国政府は福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を批判しているが、その動機は庶民の怒りをあおることにある。
- 中国では反日感情が周期的に高まり、今回の処理水問題でも同じような騒ぎが起きている。
- 中国政府はメディアを統制して事実を無視し、庶民の怒りをあおっている。
- 中国の社会政治体制は極端なヒエラルキー型であり、上位者が下位者を抑圧するが、下位者はさらに下位の人間を攻撃する。
- 中国政府は反日感情を利用して支配を強化し、反日デモを演出している。
- 中国政府は日本を苦しめたいために処理水問題を利用しているが、実際には問題がないことを国際原子力機関が明確に示している。
中国政府の反応を受け、日中校官級幹部交流プログラムが延期になる可能性
- 中国人民解放軍と日本の自衛隊の校官級の交流プログラムについて、中国側は予定されていた9月の訪日を延期することを日本側に伝えた。
- この交流プログラムの日本側の担当者である笹川和平財団によれば、日程調整が困難だという連絡を受けた。
- これはおそらく、東京電力の福島第一原子力発電所からの放射能汚染水の海洋放出に対する中国の反対の影響を受けた可能性がある。
- この交流プログラムは新型コロナウイルスの影響で一時中断されたが、2021年7月に自衛隊代表団が中国を訪問し、約4年ぶりに再開された。
- 予定では、中国側は9月中旬に日本を訪問し、日本防衛省の関係者との礼儀訪問や陸海空自衛隊の施設訪問などを行う予定だった。
- しかし、8月24日に放射能汚染水の海洋放出が開始された後、中国政府がそれを非難し、「核汚染水」と呼んだため、訪日計画の延期連絡を防衛省が受けた。
- この交流プログラムは、笹川和平財団と中国の軍事専門機関である中国国際戦略学会を窓口として、2001年に始まった。
- 日本政府が2012年に尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化を行い、日中関係が悪化したため、このプログラムは一時中断され、2018年に再開された。
日本政府、領土争いを強力に主張するため3億円を要求
- 日本政府は独島や尖閣、北方領土などの領有権争いがある地域について、自国領土と主張する宣伝を強化するために約3億円の予算を要求する。
- 日本政府は国内外で情報を発信していく予定で、海外では著名な専門家に日本の見解を伝える計画であり、国内では外国人を対象にセミナーを開催し、領土・主権展示館も補修する予定。
- 領土・主権展示館では、中国の強圧的行動についてVR技術を使った体験型の展示を行い、尖閣諸島周辺の状況を深刻に受け止められるようにする。
- 日本は韓日関係が改善する中でも独島領有権問題については従来の主張を変えておらず、韓国外交部は抗議を行っている。
- 日本外務省は独島について、韓国の占拠は不法占拠であり、韓国による措置は法的な正当性を有さないと主張している。
「米海軍掃海艦が石垣港に泊まる、中台情勢に対する牽制」
- 2023年9月7日、アメリカ海軍の「復讐者級」の掃海艦「先鋒号」が日本の沖縄県石垣港に泊まりました。
- 2009年4月以来、14年ぶりのアメリカ軍艦艇の石垣港訪問です。
- この訪問は、台湾と尖閣諸島の緊張が高まっている中、中国を牽制するための「台湾有事」の一環とされています。
- また、アメリカと日本が沖縄などの南西諸島の民間港を利用する方針の一環でもあります。
- なお、日本陸上自衛隊は今年3月に石垣島に駐屯地を開設し、対艦ミサイルを配備しており、将来的には長距離ミサイルを「反撃能力」として配備する可能性もあります。
中国が南シナ海とインドとの係争地の領有権を主張した最新地図、関係各国から反発相次ぐ
- 中国政府が最新の地図を発表
- 地図では南シナ海のほぼ全域の管轄権やインドとの係争地の領有権を主張
- 関係各国から反発が相次いでおり、ASEAN首脳会議やG20サミットでの議論に影響を与える可能性
- 中国外務省は客観的かつ理性的な対応を望むと述べている
- フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドなどから中国の主張を認めないとの声明が相次いでいる
- 中国の地図による領有権主張は国際法的な根拠がないとの意見もある
- 日本政府は尖閣諸島などについて中国の主張を即時撤回するよう抗議した
岸田首相、東南アジアとG20で福島廃水排水を要請
- 日本首相岸田文雄は、ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に参加するため、5日にインドネシアへ出発した。
- ASEAN首脳会議で、福島第一原子力発電所のトリチウム含有水の海洋放出に対して各国の理解を求める予定。
- その後、岸田首相は20カ国・地域(G20)首脳会議に参加するため、インドへ移動する。
- 中国の習近平国家主席が出席するG20首脳会議で、中国の李克強国務院総理と個別に会談するか注目されている。
- 日本外務省は中国が日本の水産物の輸入を禁止したことに対し、WTOに抗議した。
- 日本はまた、中国が尖閣諸島を含む新しい地図を公表したことにも厳重に抗議した。
- 福島第一原発のトリチウムの排出量は中国の秦山原発の10分の1であるとし、中国の輸入禁止措置は科学的根拠がないと主張している。
- 日本は中国との問題を解決するため、RCEP(地域包括的経済連携)協定に基づき、話し合いを速やかに行うよう中国に要請している。
- 岸田首相は中国との関係悪化を防ぐため、むやみな対立を避けるために、WTOへの提訴は慎重な姿勢を取っている。
- 日中関係の友好的な公明党代表の山口那津男氏が中国への訪問を試みたが、拒否された。
- 岸田首相はインドネシアとインドでの会議で、福島第一原発のトリチウム含有水の海洋放出の安全性について説明し、各国の理解を得たいと考えている。
- 岸田首相は、中国の習近平国家主席との個別会談に関しては、現地での開催や会談の内容が未定であると述べた。
中国、新地図で尖閣諸島を「釣魚島」と表示 日本が抗議
- 日本官房長官が中国の新しい地図について抗議した。
- 地図には尖閣諸島が中国名「釣魚島」と表示されている。
- 日本は尖閣諸島が固有の領土であると主張している。
- 中国は尖閣諸島に対する主権を主張している。
- 日本は中国に即時の撤回を要求した。
- 印度などの周辺国もこの地図に対して懸念を示している。
中国の処理水批判、事実を無視し反日感情をあおる手口に注目
- 中国で反日感情が周期的に高まる歴史がある。
- 最近は福島原発処理水の海洋放出に対して中国政府が激しく批判し、日本産水産物の輸入停止に踏み切った。
- 中国政府は通常、自国の解釈を「動かしようのない事実」と主張してプロパガンダを行い、国民の怒りや憎悪をあおってきたが、今回は日本政府の処理水の安全性について事実を無視するか曖昧にしている。
- IAEAの調査結果では処理水の放出は国際的な安全基準に合致し、人や環境への影響は無視できる程度だとされている。
- 中国の反日感情の深層には、日本バッシングが庶民にもたらす効果や中国の社会政治体制における機能、そして支配層が巧妙に反日感情を利用する手法などがある。
- 中国の社会政治体制はヒエラルキー型で階層的なシステムであり、上位者が下位者を搾取し虐待する。
福島処理水問題により中国で反日感情高まる
- 福島原子力発電所の汚染水の海洋放出が始まったことで、中国で反日感情が高まっている。
- 中国人による日本団体観光ツアーの予約取り消しが相次いでいる。
- 中国のオンライン旅行サイトでは日本ツアーの広告が目立たない位置に移されている。
- 中国では日本製品不買の動きが広がっており、日本の食品や化粧品のリストが拡散されている。
- 日本食レストランや魚料理の店では日本産の食材を使っていないことをアピールする貼り紙がされている。
- 日本大使館は中国国内の自国民に注意を呼びかけ、日本人や日本の団体への無差別の抗議電話攻撃に対して中国政府に協力を要請している。
- 一部では、2012年の尖閣諸島国有化宣言以来の大規模反日デモが再来する可能性が懸念されているが、極端な事態は起こりにくいとされている。
福島第一原発の処理水放出で、中国で反日感情が激化
- 福島第一原発の処理水海洋放出に対する中国の反日感情が過激化している。
- 日本製化粧品の返品や塩の備蓄が相次いでいる。
- 日本人や日本の施設への苦情や嫌がらせが増えている。
- 現地の報道やSNSの拡散が不安をあおり、日本叩きの材料となっている。
- 中国人は処理水放出による放射能汚染を恐れている。
- 日本が意図的に汚染された水をばらまいていると受け止められている。
- 日本人留学生も非難されるなど、日本人に対する敵意が高まっている。
- 日本料理店や日本の施設には苦情や嫌がらせが相次いでいる。