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- 関東大震災当時における朝鮮人虐殺被害者の数が813人であることが「斎藤実文書」から明らかになった。
- この数字は朝鮮総督府が実施した調査結果であり、日本政府の立場を反映していると考えられる。
- しかし、当時の日本政府の発表では虐殺被害者数は233人や231人とされており、差がある。
- 虐殺事件に対する日本政府の調査妨害や隠蔽工作によって虐殺規模が縮小されたと考えられる。
- 韓国の学界では通常、朝鮮人虐殺被害者の数を約6000人としている。
- 一方で、上海臨時政府の報告に基づくと6661人の朝鮮人が被害に遭ったとされている。
- その他の資料では、被害者数を2613人とするものもある。
- 近年の研究では、実際には2万3058人の朝鮮人が虐殺された可能性があると指摘されている。
関東大震災100年:朝鮮人がどれだけ被害に遭ったか、公式調査がないため正確な数字分からず
斎藤実文書に記録された「関東大震災当時の朝鮮人虐殺被害者813人」は、朝鮮総督府東京出張所で調査した虐殺被害者の数だ。当時天皇の直属機関だった朝鮮総督府が遂行した調査なので、最終的には日本政府の立場だとみることができる。 しかしこの数字は、関東大震災当時、東京から発表されたものとは大きな差がある。司法省は、殺害された朝鮮人犠牲者の数を233人と発表し、内務省情報局は、朝鮮人死亡者231人、誤認された日本人死亡者59人と発表した。朝鮮総督府の調査と差があるのは、虐殺事件に対する日本政府の調査妨害や、隠蔽(いんぺい)工作を通した虐殺規模の縮小があったことの傍証とみられる 韓国の学界では通常、当時…
ソース:https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/31/2023083180002.html
朝鮮総督府が行った調査によれば、813人の被害者がいたとされていますが、これは当時の日本政府の発表とは大きく異なる数字です。この差異は、日本政府が虐殺事件を隠蔽し、規模を縮小した可能性を示唆しています。一方、韓国の学界では通常、約6000人の朝鮮人が虐殺されたとされています。さらに、新たな資料によれば、実際の被害者数は2万3058人に上るという驚くべき結果も出ています。