- 中国科学院紫金山天文台青海観測ステーションが墨子サーベイ望遠鏡を使用したプロジェクトを開始する。
- 墨子サーベイ望遠鏡はワイドフィールドサーベイ望遠鏡で、主鏡の口径は2.5メートル。
- 観測目標は天文動的事象の捜索とモニタリング、時間領域天文の研究。
- 現在は望遠鏡の結像画質と指向追跡性能の最適化作業が行われている。
- 冷湖天文観測基地はユーラシア大陸で最も良質な天文観測地点の一つとされている。
- 冷湖天文観測基地ではこれまでに12の望遠鏡プロジェクトが実施され、総投資額は約540億円に達している。
「墨子サーベイ望遠鏡」が試験観測段階に 9月中旬に正式観測開始
【9月5日 CGTN Japanese】中国科学院紫金山天文台青海観測ステーションが4日に明らかにしたところによりますと、北半球時間領域サーベイ観測の口径が最大で能力が最強の「墨子サーベイ望遠鏡」がプロジェクト調整と試験観測段階に入り、9月中旬に正式に観測を開始する予定です。≫続きを読むソース:https://www.afpbb.com/articles/-/3480241
この望遠鏡は、2.5メートルの主鏡と7.65億ピクセルの大面積メインフォーカスカメラを搭載しており、天文学の研究において重要な役割を果たすことが期待されています。また、冷湖天文観測基地の特殊な条件により、非常に暗く、遠い天体シグナルを探査することが可能となっています。これは、科学の進歩にとって非常に興味深いですね。中国の天文学の発展に期待が高まります。