- 中国の貿易統計で輸出と輸入が減少したことにより、人民元がドルに対して約15年9か月ぶりの安値水準となった。
- 中国の中央銀行が外貨の預金準備率を引き下げたが、元安ドル高に歯止めがかかっていない。
- 中国経済の弱さを示す指標の発表や景気の先行きへの不安が広がっており、中国政府の景気刺激策に対する悲観的な見方もある。
- 市場関係者は、今後もドルに対して人民元が売られる展開が続くと予想している。
人民元 約15年9か月ぶりの安値水準に 上海の外国為替市場
7日の上海外国為替市場では、この日発表された中国の貿易統計などを受けて景気の先行きへの不透明感が改めて広がり、人民元がドルに対しておよそ15年9か月ぶりの安値水準となりました。ソース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20230907/k10014187191000.html
人民元が15年9か月ぶりの安値水準に達したことは、景気の先行きに対する不透明感が広がっていることを示しています。中国の貿易統計の減少や景気刺激策の不足などが、人民元の下落につながっているようです。中国政府が経済を安定させるためにどのような対策を講じるのか、注目が集まります。