中国で新種の恐竜化石「奇異福建竜」が発見される

• 中国科学院古脊椎動物・古人類研究所と福建省地質調査研究院は福建省で初めて恐竜の化石を発見し、「奇異福建竜」と命名した。
• 「奇異福建竜」はジュラ紀の最晩期に属し、地理的に最南端に位置する鳥翼類恐竜であり、鳥類の起源に関する空白の一部を埋める。
• アンキオルニスと非常に近縁であることが系統解析によって明らかになり、奇異福建竜の特徴は後肢の構造にあり、恐竜と鳥類の中間的な体型を持っている。
• 奇異福建竜の発見により、原始的な鳥翼類の生態学的多様性が豊富になったとされる。
• また、福建省で水生および半水生の爬虫類の化石も多数発見され、これを「政和動物群」と名付けられた。

中国福建省で初、恐竜の化石発見 鳥類の起源研究に貴重な資料提供

【新華社福州９月１２日】中国科学院古脊椎動物・古人類研究所はこのほど、同研究所の王敏研究員のチームと福建省地質調査研究院の徐立明シニアエンジニアのチームが共同で、同省で初めて恐竜の化石を発見し、「奇異福建竜」と命名したと発表した。≫続きを読む