- ASEANは南シナ海南部にあるインドネシア領のリアウ諸島で共同軍事演習を始めた。
- 演習の目的は軍事的な連携を深めること。
- 参加国はASEANの全10カ国で、ミャンマーも高官が出席した。
- 演習は海上パトロールや捜索・救助活動などを実施する。
- フィリピンやベトナム、マレーシアなどASEANの国々は中国の南シナ海での活動に反発している。
- インドネシア国軍は「標準地図」に対応するための演習ではなく、国連海洋法条約に従っていると述べた。
中国への牽制も狙う？ ＡＳＥＡＮ各国、南シナ海で初の共同軍事演習
ASEANがインドネシア領で初の共同軍事演習を開始
南シナ海の領有権問題が続く中で、ASEANが軍事的な連携を深めるための演習を行うことは非常に重要です。特に、中国による海域内での岩礁の埋め立てなどに反発しているフィリピンやベトナム、マレーシアなどの国々にとっては、連携強化がより一層重要な課題となっています。インドネシア国軍のマルゴノ司令官が、「標準地図」に対応するための演習ではないと強調している点も興味深いですね。国際法に基づいた活動を行うことの重要性を訴えているようです。ASEANの連携がさらに強化され、南シナ海の安定に寄与することを期待したいです。