- ウクライナ産農産物の輸出再開に向けて、国連のグテーレス事務総長がロシアに新たな提案を伝えた。
- トルコとの仲介役を務める首脳会談でこの提案が取り上げられる見通し。
- ロシアは今年7月にウクライナ産農産物の輸出を停止し、世界の食料危機への懸念が高まっている。
- 具体的な提案の内容は明らかにされていないが、グテーレス事務総長は「前向きな解決策になると信じている」と述べた。
- トルコのフィダン外相は提案が合意を再開させる基盤となるものだと期待感を示した。
- ロシアの外相はロシア産農産物の輸出が問題ではなく、欧米がロシアの輸出を妨げていると主張している。
- ロシアとトルコの首脳会談で国連の提案が取り上げられる予定であり、事態打開に焦点が集まっている。
中国の李首相、ASEAN首脳会議出席のためにインドネシアを訪問
- 中国の李強首相がインドネシアを公式訪問し、ASEANとの首脳会議に出席する。
- 中国は会議で団結を促進し、国際情勢と地域情勢に安定と前向きなエネルギーをもたらすことを期待している。
- 李首相はG20首脳会議については出席者については明らかにせず、適時情報を発表すると述べた。
- G20首脳会議では習主席の欠席と李首相の出席の可能性が報じられている。
- 日本からは岸田総理大臣がASEANとG20の首脳会議に出席する予定で、日中の首脳会談が注目されている。
- 日本の処理水放出措置に対し、中国は反発を強めている。
韓中外相電話会談、キャンプデービッド合意をけん制
- 韓中外相が初めて電話会談を行った。
- 中国の王毅外相は、韓中関係が第三者の影響を受けてはならず、韓国は戦略的自主性を強化すべきだと述べた。
- 韓国外交部も、韓中日3カ国政府間協議体の再稼働に向けて協力することで合意した。
岸田首相、東南アジアとG20会議出席へ
- 日本の官房長官、松野博一が記者会見で岸田文雄首相の9月5日から11日のインドネシアとインドへの訪問を正式に発表。
- インドネシアではASEAN(東南アジア諸国連合)の関連首脳会議に出席し、インドではG20の首脳会議に参加予定。
- 内閣会議で、日本とASEANの特別首脳会議が12月に東京で開催されることが承認された。
- 松野は岸田がASEAN関連首脳会議で、日本とASEANの交流50周年を踏まえて12月の特別首脳会議の成功を確認するため協力すると強調。
- G20の首脳会議では、岸田がウクライナとの紛争に伴う食料安全保障や健康、デジタルなどの問題で日本の立場を紹介する予定。
- 岸田はインドネシアとインドで首脳会談を行う予定。
東京電力の汚染水排出による日中関係悪化、自民党が対中措置を要求
- 中国が福島第一原発の処理水の海洋放出に反対し、日中の対立が激化している。
- 中国は日本の水産品輸入を一時停止し、迷惑電話もかけてきており、日本の中国に対する感情が悪化している。
- 日本の自民党の反中派は対抗策の採用を求めており、日中首脳会談が実現困難との意見が主流になっている。
- 日本は中国に輸入制限の撤廃と専門家による協議を要求している。
- 日本は国際社会に監視データを提示し、海洋放出に対する支持を広げようとしている。
- 日本の首相岸田は対中戦略を立てていたが、それが打ち砕かれる可能性もある。
- 日本政府は中国への対話の必要性を主張しているが、中国は強硬姿勢を崩していない。
- 中国は海洋放出を「核汚染水」と定義し、日本の主張に全く耳を傾けていない。
- しかし、今回のような反日デモは見られないとされている。
「日中韓3か国首脳会談、今年末に再開へ 南韓が輪番議長で促進へ」
- 日中韓3カ国首脳会談の再開が今年末にも予定されている。
- 南韓が輪番議長の立場で会談の再開を促進する予定。
- 日本政府は会談の早期開催を期待している。
- 中国は日本の福島第一原発のトリチウム廃水の放出に強く反対しており、会談再開の障害となり得る。
- 日中韓3カ国首脳会談は2008年から毎年輪番で行われているが、韓国の独島問題や高高度ミサイル防衛システム(THAAD)などの問題で中断されたことがある。
- 2019年の第7回目の会議以降、韓国徴用工問題と新型コロナウイルスの流行により会議は停止している。
- 日本は日中韓首脳会議の復活を目指し、事務レベルの対話から始める意向を示している。
- 最近、日韓関係が改善しており、輪番議長である韓国も積極的な姿勢を示している。
- 中国と日本の関係が緊張しており、中国は日本産水産品の輸入を制限している。
- アメリカのバイデン大統領は日米韓3カ国首脳会議を開催し、台海の平和と安定の重要性を再確認した。
- 中国はこれを「中国の内政への乱暴な干渉」として強く反発している。
- しかし、南韓の駐米大使は中国の反応が以前に比べて抑制されていると述べた。
韓中日、3カ国首脳会談開催に向け高級事務レベル協議を調整
- 韓中日が3カ国首脳会談の開催を巡り、高級事務レベル協議(SOM)を9月末にソウルで開く方向で調整している。
- 高級事務レベル協議には韓国外交部、日本外務省、中国外務省の代表が出席し、3カ国首脳会談の再開などを議論する見込み。
- 韓国が今年の首脳会談の議長国を務め、年内の開催を目指している。
- 3カ国首脳会談は2008年から8回開催されているが、19年以降は開催されていない。
- 韓国と日本の関係が徴用問題を巡って悪化し、日本が消極的な態度を示していたが、韓国が解決策を提案し、日本も再開に前向きな考えを示している。
「日中韓首脳会談再開の可能性、大渦巻き福島水問題に一石投じる!」
- 韓国は今年中に日中韓首脳会談を再開するために、日本と中国との協議を進めている。
- 日本は積極的な反応を示しており、中国も非常に積極的であると韓国大使は語った。
- ただし、中国は福島第一原発の処理水を海に排出する計画に反対しているため、会談が中止される可能性もある。
- 今回の会談が実現すれば、経済協力や人的交流などが議題となる見通し。
- 中国政府は日米韓の安全保障協力に警戒感を抱き、牽制しようとしているとの見方もある。
- 韓国大使は中国政府の反応も比較的抑制的であり、韓中関係に悪影響を及ぼすことはないと述べている。
【衝撃】岸田首相、G20会議で排水問題を説明【東京電力福島第一原発】
- 岸田文雄首相が9月にASEAN関連首脳会議とG20首脳会議に出席する。
- 岸田首相は福島第一原発の処理水排出について国際的な安全基準に合致しており、理解を求める意向。
- 中国との対話では科学に基づく対応を要求する予定。
- 中国の李克強総理と习近平国家主席が参加予定。
- 岸田首相は中国による日本水産品の全面輸入停止を取り消すよう要求する。
- 日本政府はWTOへの訴訟などの対抗措置を検討している。
- 中国が水排出問題で強硬な姿勢を示しているため、首脳会談は困難となる可能性もあるが、日本は対話を重視する基本方針を維持する。
韓中日、再稼動を目指す協議体設立へ
- 韓国外交部当局者は、韓中日の3カ国政府による協議体を再稼動することで一致したと述べた。
- 韓国は韓中日首脳会談の開催に向けて実務的に関連国と意思疎通している。
- 東京電力が処理済み汚染水の海洋放出を開始して以来、中国の反日感情が高まっている。
- 日本政府と中国政府の間で攻防が続いており、中国は海洋放出中止を求めている。
- 韓中日の協力は過去に頓挫したことが多かったため、今回の事態が3カ国首脳会談にどのような影響を与えるか注目されている。
- 韓国政府は外交当局間の会議の日程を調整しており、現時点では両国のあつれきの影響は出ていない。
【衝突激化】福島汚染水放出問題で韓中日協議の再稼働目指す-日本と中国の対立深まる-
- 韓国外交部当局者は、韓中日は3カ国政府による協議体を再稼動することで一致したと述べた。
- 韓中日の協議再開のために実務的に関連国と意思疎通している。
- 東京電力の処理済み汚染水放出により、中国の反日感情が高まっている。
- 韓中日の協力はこれまでに頓挫する例が多かったため、今回の事態が3カ国首脳会談にどう影響するか注目されている。
- 韓国政府は3カ国首脳会談のための外交当局の協議を進めており、現時点では両国のあつれきの影響は出ていない。
韓米日海軍、北朝鮮のミサイル脅威に対応する訓練を実施
- 韓米日の海軍が北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するためのミサイル防衛訓練を実施
- 訓練は北朝鮮の弾道ミサイルによる挑発状況を想定し、韓米日3カ国の艦艇による対応手順の熟達に重点を置いて実施
- 韓米日首脳会談で合意したミサイル警報情報のリアルタイム共有システムの年内稼働に向けた点検も行われた
- 訓練に参加した艦長は、北のミサイルの脅威に対する対応体制と能力を向上させる機会になったと述べた
北朝鮮のキム総書記、海軍に戦術核兵器配備の方針を示す
- 北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が海軍の司令部を訪れ、戦術核兵器の配備を進める方針を示した。
- キム総書記は日米韓3か国が共同訓練の定例化に合意したことを非難し、朝鮮半島周辺が核戦争危険水域となったと述べた。
- 具体的な内容は明らかにされていないが、北朝鮮はSLBMの開発や戦略巡航ミサイルの訓練を行っている。
- キム総書記は軍内部の士気を高めるとともに、米韓両国に日本を加えた3か国の安全保障協力をけん制する狙いがある。
日本の水産物、中国による全面禁輸に 東大教授は長期化の可能性指摘
- 中国が日本の水産物の全面禁輸を実施
- 禁輸は台湾の頼清徳副総統の米国立ち寄りや日米韓首脳会談にも反発している
- 中国の過激な軍事行動の可能性は低いとの指摘
- 禁輸問題は長期化する見通し
- 中国は共産党が真実の決定権を握っており、日本の処理水を「危険な核汚染水」と定義して圧力をかけている
- 中国との関係悪化は速く実施できるが、改善には時間がかかる傾向がある
- 禁輸問題は非科学的かつ政治的な要素がある
「公明党の山口代表、中国訪問を延期 処理水問題が影響か」
- 公明党の山口那津男代表が中国訪問を延期することを発表。
- 中国側からは日中関係の状況を考慮し、訪問のタイミングが適切でないとの意向が伝えられた。
- 中国の反発を受けて、日中首脳会談や関係改善の動きに影響が出る可能性もある。
- 中国側は処理水の海洋放出に対して反発し、日本産水産物の輸入を停止すると発表。
- 中国の共産党指導部が日本の処理水問題に対して懸念を示していることが伝えられている。
韓米日首脳会談、韓日関係改善が重要と米国大使が強調
- 韓米日3カ国の首脳会談に関連して、ゴールドバーグ駐韓大使は韓日関係の改善が重要であり、関係改善を通じて3カ国の協力も進展すると述べた。
- ゴールドバーグ氏は徴用問題について、日本の植民地時代の苦痛を認識していると述べた。
- 東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出問題について、韓国と米国の立場が一致しており、日本の科学的なプロセスに満足していると評価した。
- 3カ国首脳会談の意味について、関係改善が進むことで徴用問題や汚染水の問題も外交的に解決できる可能性が高まると強調した。
- ゴールドバーグ氏は3カ国の協力を安全保障協力の枠組みとして「制度化」する機会になったが、韓日関係を強固にするためには関係改善に向けた努力が必要との立場を表明した。
- 共同声明には3カ国の対応を連携させるためのコミットメントが盛り込まれ、ゴールドバーグ氏は各国のリーダーや政府関係者が協力できる相互作用のシステムと説明した。
- 韓日が軍事同盟を結んだとする指摘に対して、ゴールドバーグ氏はそれを否定し、米国の朝鮮半島に関する公約とは別のものだと強調した。
- 共同声明で中国を非難したことについて、ゴールドバーグ氏は中国の挑発的な行為に対する3カ国の合意として説明した。
フィリピンとオーストラリアが南シナ海で合同演習を実施、中国の海洋進出に対抗
- フィリピン軍とオーストラリア軍が南シナ海で初の離島奪還演習を行った。
- 演習にはフィリピン軍とオーストラリア軍の約2000人が参加し、アメリカ海兵隊も協力した。
- 演習ではオーストラリア海軍の強襲揚陸艦やアメリカ海兵隊の輸送機、オスプレイも参加し、陣地奪還手順を確認した。
- フィリピンのマルコス大統領とオーストラリアのマールズ国防相が視察し、共同声明で南シナ海での合同パトロールや戦略的パートナーシップを確認した。
- フィリピンとオーストラリアは来月8日に首脳会談を予定しており、中国の海洋進出に対する安全保障面での連携を強調する。
- 南シナ海ではフィリピンと中国の間で緊張が高まっており、フィリピン軍の補給活動が中国による妨害を受けている。
- フィリピンは古い軍艦を座礁させて軍事拠点に活用しているが、中国は撤去を求めている。
台湾蔡総統、アフリカ唯一の外交関係国を訪問
- 台湾の蔡英文総統が来月、アフリカで唯一外交関係のあるエスワティニを訪問することが決まった。
- 蔡総統はエスワティニの国王と首脳会談を行い、独立55周年の式典に出席する予定。
- 台湾とエスワティニの間は専用機で直行する予定。
- 中国がアフリカで影響力を強化する中、エスワティニは台湾との外交関係を維持している。
- 蔡総統の訪問には経済閣僚も同行し、新たな協力プロジェクトの推進などで外交関係を強める予定。
北朝鮮、軍事偵察衛星発射で再び失敗 【2023年8月24日】
- 北朝鮮が軍事偵察衛星の発射を再び試みたが、失敗した。
- 発射では1、2段階のエンジン燃焼には成功したが、3段階目でエラーが生じた。
- 北朝鮮は10月に3回目の発射を行う予定で、軍事偵察衛星を軌道に乗せることを目指している。
- 北朝鮮はアメリカや韓国の動きを監視するために偵察衛星を発射し、軍事力の向上を図る意図がある。
- 北朝鮮は日米韓3カ国の首脳会談や米韓合同軍事演習に対抗するために発射を行った可能性がある。
- 北朝鮮の建国記念日に合わせてプロジェクトを成功させたいという意図もある。
日米韓首脳会談、韓国の尹大統領がキャンプデービッドで歴史的合意文書を発表
- 2023年8月18日、アメリカの大統領山荘キャンプデービッドで日米韓首脳会談が行われた。
- 会談では「キャンプデービッド原則」「キャンプデービッドの精神」「日米韓の協議に関する約束」の3つの合意文書が出された。
- 韓国政府は北朝鮮問題など自国の希望事項が盛り込まれた文書に満足しているが、官僚や専門家は中国の反発を懸念している。
- 尹大統領は会談の成果を国内に理解を求めるためにテレビで閣議の模様を中継した。
- 尹政権は北朝鮮政策を重視しており、安保だけでなくサイバーや経済など幅広い分野での協力を目指している。
- 合意文書の1つには中国を名指しして「一方的な現状変更の試みに反対する」と盛り込まれたが、韓国は中国の参加を希望していると説明している。