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韓米日共同声明「キャンプデービッドの精神」で中国に対抗!インド太平洋地域での包括的協力体が誕生

  • 韓国、米国、日本の首脳が共同声明「キャンプデービッドの精神」を発表
  • 韓米日の協力体はインド太平洋地域での試練や挑発、脅威に共同対応する包括的な協力体に進化
  • 協力対象は軍事安全保障だけでなく、経済安全保障や先端技術なども含む
  • 韓米日協力体はクアッドやオーカスを上回る強力な協力体となり、北朝鮮・中国・ロシアとの対立構図が鮮明になった
  • 共同声明で中国の南シナ海での不法な海洋権益主張や台湾海峡の平和と安定維持の重要性に言及
  • 中国は韓米日協力体の誕生に反発し、台湾海峡で軍事演習を実施
  • 中国大連海事局は西海北部の渤海海峡で軍事任務を実施し、船舶進入を禁止すると発表

「国際秩序を阻害」…韓米日協力体、中国を名指しし対抗

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 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、バイデン米大統領、日本の岸田文雄首相は18日、米国で行った首脳会議後に発表した共同声明「キャンプデービッドの精神」で、「我々のパートナーシップは、我々の国民のためのみならず、インド太平洋全体のためにある」と指摘した。韓米日3カ国の協力が韓半島など北東アジアを超越し、インド太平洋地域で発生する試練や挑発、脅威に共同対応する包括的協力体に進化したことを宣言した形だ。協力対象も軍事安全保障を超え、サプライチェーン、金融など経済安全保障、先端技術などを網羅した。インド太平洋地域の安全保障協力に重点を置いたクアッド(米国・日本・オーストラリア・インド)とオーカス…
ソース:https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/21/2023082180031.html
  1. この共同声明による韓米日の協力体の形成は、インド太平洋地域の安全保障において重要な一歩と言えるでしょう。韓国の尹錫悦大統領、バイデン米大統領、岸田文雄首相が共同して示した意思は、単なる軍事的な連携にとどまらず、経済や技術分野における協力までを含んでいます。この包括的な協力体の成立により、クアッドやオーカスを上回る強力な連携が生まれ、北朝鮮や中国、ロシアとの対立構図が一層明確になったと言えるでしょう。 特に注目すべきは、共同声明が中国を直接名指ししたことです。南シナ海での不法な海洋権益主張や台湾海峡の安定維持の重要性を再確認するなど、中国の行動に対する懸念を共有しています。また、海外情報操作や監視技術の悪用に対する協議も行われることが明記されており、中国やロシアを念頭に置いた対策が取られることが示されています。 中国はこの共同声明に対し、台湾海峡での軍事演習を実施するなど、反発の姿勢を見せました。しかし、韓米日協力体の誕生は既成の勢力図を変えるものであり、中国の武力誇示はその焦りの表れと言えるでしょう。 このような韓米日の協力体の形成は、インド太平洋地域の安全保障において大きな意義を持ちます。3カ国の連携がさらに強化され、地域の平和と安定に寄与することを期待したいと思います。

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