中国人民銀行、政策金利引き下げで住宅ローン市場に影響

• 中国人民銀行が事実上の政策金利「最優遇貸出金利（ＬＰＲ）」の１年物を０．１ポイント引き下げ、３．４５％にした。
• 住宅ローン金利の指標となる５年物のＬＰＲは、４．２０％で据え置かれた。
• 利下げは今年２回目で、１年物の引き下げは予想されていたが、５年物の据え置きは驚きをもって受け止められた。
• アナリストの予想では、１年物は０．１５ポイントの引き下げが予想されており、５年物も少なくとも０．１５ポイント下がるとの見通しが示されていた。

中国、今年２回目の利下げを発表　景気回復図る

中国人民銀行（中央銀行）は２１日、事実上の政策金利「最優遇貸出金利（ＬＰＲ）」の１年物を０．１ポイント引き下げ、３．４５％にした。 利下げは今年２回目。住宅ローン金利の指標となる５年物のＬＰＲは、４．２０％で据え置いた。 １年物の引き下げは予想されていたが、５年物の据え置きは驚きをもって受け止められた。 ロイター通信の調べによると、１年物についてはアナリストの大半が０．１５ポイントの引き下げを…