中国瀋陽に残る未完の豪邸、不動産市場の過剰供給問題が象徴【写真追加】

• 中国東北部の瀋陽（Shenyang）郊外には、建設工事が中断された邸宅が放置されている。
• この状況は、過剰供給で機能不全に陥った不動産市場の象徴とされている。
• 緑地控股集団（Greenland Group）が2010年に着手した開発プロジェクト「ステート・ゲスト・マンションズ（State Guest Mansions）」は頓挫し、260棟の邸宅が建設中断となった。
• 地元農家が畑として利用している土地には、草が茂り、野犬もうろついている。
• プロジェクトが頓挫した理由は明らかにされていないが、地元住民は汚職が関与していると考えている。
• 中国の不動産セクターは、政府の融資厳格化の方針により、需要低迷と巨額の債務に直面している。
• 公式データはないが、中国全土の住宅計画の約4%が中断されたままとなっていると推定されている。

マンション工事中断で各地に「ゴーストタウン」 利用する農民も 中国

【8月20日 AFP】中国東北部瀋陽郊外には建設工事が中断となった邸宅の数々が放置されたままとなっている。≫続きを読む