コンテンツへスキップ
- ノルウェー当局は、ロシア国境付近のトナカイの越境を防止するための柵を補修すると発表した。
- ロシア側は、トナカイが国立公園内の草をはむたびに約5万クローネの損害賠償を要求している。
- ノルウェーはすでに自国側に150キロの柵を設けているが、一部は老朽化が進んでおり、トナカイが容易に往来できる状態になっている。
- 今年に入りすでに42頭のトナカイが越境し、ロシア国立公園内で草などを食べた。
- ロシア当局は1回の越境につき、約5万クローネの支払いを要求しており、ノルウェーに戻されたトナカイは殺処分される。
- ノルウェーの農業局は、新しい柵と交換するために370万クローネをかけることを決定した。
- トナカイは、北欧全域に居住するサーミ(Sami)人が飼育しており、季節ごとに広大な土地を移動して食べ物を求める。
トナカイのロシア越境防止 ノルウェー、老朽化した柵補修へ
【8月25日 AFP】ノルウェー当局は24日、最北部のロシア国境付近に設置された、トナカイの越境を防止するための柵を補修すると発表した。≫続きを読む
ソース:https://www.afpbb.com/articles/-/3478532
ノルウェー側はトナカイの越境を防止するために柵を設置していますが、一部の柵が老朽化しており、トナカイが容易に往来できる状態になっているようです。今年に入ってすでに42頭のトナカイが越境し、ロシア国立公園内で草を食べてしまったそうです。ロシア側はこの問題に対して、トナカイの越境による損害賠償を要求しているようです。ノルウェー側は、柵の補修を行い、トナカイの越境を防止するための対策を進める予定です。トナカイは北欧の先住民族であるサーミ人が飼育しており、食べ物を求めて季節ごとに移動する生活をしています。