- 中国の不動産開発大手、恒大集団が香港証券取引所での取引を1年5か月ぶりに再開した。
- 恒大は経営再建中であり、2021年にデフォルト(債務不履行)に陥った。
- 恒大の負債総額は3000億ドル(約44兆円)超に上るとされる。
- 2021年1~6月期の連結決算では、純損益は330億元(約6600億円)の赤字で、前年同期からは半減した。
- 現金資産は流動資産の減少により、20億ドル(約2900億円)から5億5600万ドル(約810億円)に減少した。
- 恒大は2021年の決算発表を延期し、昨年3月から香港証券取引所での取引停止が続いていた。
- 今年7月に21年と22年の決算を発表し、2年で1130億ドル(約16兆5000億円)以上の赤字を計上した。
中国・恒大、一時87%安 香港で1年5か月ぶりに取引再開
【8月28日 AFP】経営再建中の中国の不動産開発大手、恒大集団は28日、香港証券取引所での取引を1年5か月ぶりに再開した。≫続きを読むソース:https://www.afpbb.com/articles/-/3478839
恒大集団(Evergrande Group)の株価が再開後、一時的に86.67%下落したとの報道がありました。この中国の不動産開発大手は経営再建中であり、巨額の負債を抱えていることが知られています。さらに、今年の1~6月期の連結決算では330億元(約6600億円)の赤字を計上しましたが、前年同期と比べては半減しているとのことです。ただし、現金資産は減少し、20億ドル(約2900億円)から5億5600万ドル(約810億円)に減少しています。 恒大集団の株価の急落は、同社の経営状況に対する市場の懸念を反映しているのかもしれません。経営再建中であることや巨額の負債を抱えていることは、投資家にとってはリスク要因となるでしょう。一方で、赤字幅の半減という決算結果は、少なからず希望の光かもしれません。恒大集団が経営再建を成功させ、持ち直すことができるのか、今後の動向に注目が集まります。