- ホンハイ精密工業の創業者、郭台銘氏が台湾の総統選に立候補する意向を表明
- 郭氏は民進党政権を批判し、政権交代を訴える
- ホンハイは中国に多額の投資をしているが、郭氏は中国の圧力に屈しない姿勢を示す
- 郭氏は国民党からの立候補がかなわず、一時は国民党の候補を支持する意思を示したが、後に自身の支持を呼びかけるようになった
- 郭氏は署名を集めれば無所属で立候補できる
- 与党は現職の副総統を擁立し、野党は国民党と民衆党から候補を立てている
- 郭氏の立候補により、与党に対する批判票が分散する可能性がある
台湾総統選 ホンハイ精密工業創業者の郭台銘氏 立候補意向表明
来年1月の台湾の総統選挙に向け、電子機器の受託生産で世界最大手のホンハイ精密工業の創業者、郭台銘氏が、28日、無所属で立候補する意向を表明しました。ソース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014176531000.html
台湾の総統選挙において、ホンハイ精密工業の創業者である郭台銘氏が立候補する意向を表明しました。彼は無所属での立候補を予定しており、民進党政権に対する批判を強めています。郭氏は電子機器の受託生産で世界最大手の企業を率いており、中国に多額の投資をしているものの、中国の圧力に屈することなく台湾を守るという姿勢を示しています。初めは国民党からの支持を希望していましたが、最終的には無所属での立候補を決めました。この動きに対して国民党は遺憾の意を表明しましたが、郭氏が国民党と協力して民進党を下野させることを期待しているとコメントしています。郭氏は今後、必要な署名を集めれば無所属での立候補が可能となります。総統選挙では、与党の民進党が現職の副総統を擁立しており、野党側では国民党の候補の他に、民衆党からも候補が出ています。郭氏が立候補する場合、与党に対する批判票が分散する可能性があるため、政権交代を目指すための選挙協力が注目されています。