- 2023年3月16日、シンガポールで講演する米インド太平洋軍のアキリーノ司令官が中国軍の当局者と会談していたことが明らかになった。
- 米中の国防当局間の意思疎通が滞っている中で、対話の再開につながるか注目される。
- フィジーで開催された国際会議に参加した際に、アキリーノ司令官と中国軍当局者が会談した。
- 米国は対話の継続を模索しており、ブリンケン国務長官やレモンド商務長官が相次いで訪中している。
- しかし、米中の国防当局間の対話は先細っていた。
- 米側はオースティン米国防長官と中国の李尚福国務委員兼国防相の会談を呼びかけてきたが、中国側は受け入れていない。
- 中国は米国が李尚福に対して制裁を科していることに問題視している。
- 米国は中国の国防相との対話の意思があると再度強調し、アキリーノ司令官と中国軍の会談を歓迎している。
米中の国防当局間の対話が滞っている中で、この会談が対話の再開につながる可能性があると注目されています。米中の対立が深まる中で、対話の継続を模索する動きが見られることは好ましいです。