- 国連の安全保障理事会で、ロシアはマリへの制裁延長を拒否
- マリにはロシアの民間軍事会社ワグネルが進出しており、アメリカはワグネルの情報を隠すための行動と非難
- マリには2017年から多くの個人に対する制裁が科されており、2020年にクーデターで実権を握った軍の暫定政権は制裁の解除を求めていた
- 制裁延長の決議案はロシアの拒否権行使により否決された
- ロシアが制裁監視の専門家パネルの活動終了を提案したが、否決された
- 新たな決議案を採択しなければ、制裁は31日までに終了することになる
ロシア 西アフリカのマリへの制裁延長に拒否権行使 国連安保理
国連の安全保障理事会では、西アフリカのマリに対する制裁を延長するための決議案が、ロシアが拒否権を行使し、否決されました。マリにはロシアの民間軍事会社ワグネルが進出してきたとされ、アメリカは拒否権の行使を、「ワグネルの不都合な情報が公開されないようにするためだ」としてロシアを非難しました。ソース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20230831/k10014179451000.html
ロシアがマリへの制裁延長を拒否したというニュースですね。国連安保理での決議案が否決されたようです。この制裁は、マリの政情不安を収束させるために行われていたもので、ロシアの民間軍事会社ワグネルの進出が問題視されていました。アメリカはロシアの拒否権行使を非難しています。制裁の延長を求める決議案が否決されたため、新たな決議案が採択されなければ制裁は終了することになります。マリの安定化には国際社会の協力が必要ですが、この結果はその一環として注目されるでしょう。