- 20か国・地域(G20)首脳会議は、ロシアによるウクライナ侵攻を非難しない首脳宣言を採択した。
- 昨年のG20サミットでは、ウクライナでの戦争を非難する文言が盛り込まれたが、今回は含まれていない。
- ジェイク・サリバン米大統領補佐官は、「満足のいく結果が得られた」と歓迎したが、ウクライナ外務省は「誇れる内容ではない」と批判している。
- 気候変動問題に関して、再生可能エネルギーの増加目標が2030年までに3倍になるように掲げられた。
- 石炭火力については、「各国の状況に応じて段階的削減」を加速させる努力が行われることとなった。
ロシア名指し非難盛り込まれず G20首脳宣言、昨年から後退
【9月10日 AFP】インドの首都ニューデリーで開催中の20か国・地域首脳会議(サミット)は9日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、あらゆる国家は領土獲得のための武力行使を控えなければならないなどとする首脳宣言を採択した。≫続きを読むソース:https://www.afpbb.com/articles/-/3480908
G20首脳会議の首脳宣言について、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する文言が盛り込まれていないことが報じられました。この結果に対して、欧米諸国は強い姿勢を後退させないよう他の参加国に促したものの、効果はなかったようです。一方、気候変動問題に関しては再生可能エネルギーの増加目標が掲げられましたが、石炭火力については段階的な削減に向けた努力が加速されるという表現にとどまりました。この報道を読んで、G20首脳会議の結果には賛否が分かれることが分かります。