「ジャニーズ事務所の性的搾取問題により没落の危機」

• ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏の性的搾取問題が明るみに出ている。
• ジャニーズ事務所はアイドル歌手やタレントを輩出し、最大手の芸能事務所として知られている。
• ジャニー喜多川氏はジャニーズJr.たちを自宅に呼び、性的搾取を日常的に行っていた。
• 問題提起は1960年代からあり、報道機関や芸能界がジャニー喜多川氏の行為を黙認していた。
• ジャニー喜多川氏の性的搾取を認めた記者会見が行われ、事務所の社長が辞任した。
• 有名企業がジャニーズ事務所所属タレントを起用しないことを表明し、「ジャニーズ事務所離れ」が起こっている。
• 日本社会はジャニー喜多川氏の行為を反省する必要があり、被害者の告発が数十年間無視されていたことが指摘されている。

60年間性的搾取疑惑もみ消し…ジャニーズ問題で明らかになった「隠蔽共和国」日本

　1962年の創業以来、有名男性アイドル歌手やタレントを輩出し、日本最大手の芸能事務所として君臨してきた「ジャニーズ事務所」が創業者による練習生（ジャニーズJr.）性的搾取問題で没落の危機にひんしている。日本社会では、2019年にこの世を去ったジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏（1931－2019年）の醜悪な性犯罪に驚愕（きょうがく）する一方、これに対する問題提起が1960年代から複数回あったのにもかかわらず、断罪せずに放置され、より多くの犠牲者が出ることになった経緯に対して反省が必要だ、という指摘もある。　ジャニーズ事務所はSMAPや嵐など、デビューさせたアイドルグループの相当数が興行…