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- 主要20か国の首脳会議(G20サミット)で、ロシアを名指しで非難する表現が避けられた。
- これは、世界の力関係の変化を示している。
- 欧米主導の世界秩序に反発するグローバル・サウスの国々の存在感が高まっている。
- ロシアの軍事侵攻により、G7の思いどおりにならない状況が生まれている。
- ロシアの軍事侵攻について、現地で取材を続けてきた別府キャスターが解説している。
【解説】消えたロシア名指し批判 G20で見えた世界の変化
9月9日と10日にインドで開催された主要20か国の首脳会議(G20サミット)。首脳宣言の内容は、ロシアを名指しで非難する表現が避けられており、去年に比べて大きく後退したと見られています。このことが映し出しているのは、“世界の力関係の変化”です。これまでの欧米主導の世界秩序に反発するグローバル・サウスの国々の存在感が、G7の思いどおりにならないほど高まっている今の世界の姿が見えてきました。ロシアの軍事侵攻を受けて現地で取材を続けてきた「キャッチ!世界のトップニュース」の別府キャスターによる解説です。(動画:5分00秒)
ソース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20230913/k10014194351000.html
記事は、世界の力関係の変化を反映していると指摘しており、欧米主導の世界秩序に反発するグローバル・サウスの国々の存在感が高まっていることを示唆しています。このような変化が見えてきたことは興味深いですね。