- 北朝鮮は核・ミサイル開発に突き進む一方、制裁により経済が苦境にある。
- 金正恩総書記はロシアのプーチン大統領と会談し、経済協力の強化についても協議した。
- 北朝鮮は新型コロナウイルス対策の理由で国境を3年以上封鎖していたが、限定的な開放を始め、外貨獲得に努めている。
- 北朝鮮と中国の間の経済交流は存在し、カツラの輸出などが行われている。
- カツラの生産は手作業で行われ、北朝鮮から中国に輸出される。
- カツラの利益は輸出額の5〜10%程度であり、利幅は薄いが、安価な労働力を生かすことでビジネスとして成り立っている。
北朝鮮は核・ミサイル開発に力を入れており、制裁の影響で経済的に苦境に立たされているようです。しかし、金正恩総書記がロシアのプーチン大統領との会談で経済協力の強化について協議したことが明らかになりました。また、新型コロナウイルス対策を理由に国境の限定開放を始め、外貨獲得にも努めているようです。しかし、経済再建の道はまだ開けていないようです。北朝鮮と中国の国境の街での取材からは、カツラの生産がビジネスとして成り立っていることや、雇用を生む利点があることが明らかになっています。