- 中国科学技術大学と中国科学院紫金山天文台が共同で建設したワイドフィールドサーベイ望遠鏡「墨子」が正式に観測を開始
- 望遠鏡は青海省に設置されており、北半球の光時間領域で最高のサーベイ観測能力を持つ
- 主鏡の口径は2.5メートルで、7億6500万画素のカメラを搭載
- 超広視野の画像取得能力を持ち、迷光が少なく検出感度も高い
- 移動天体や変光天体の観測が可能であり、様々な天文現象の探索や観測に活用される
- 地球近傍の天体や宇宙飛行の安全にも貢献する
サーベイ望遠鏡「墨子」が観測開始 中国・青海省
【新華社西寧9月19日】中国科学技術大学と中国科学院紫金山天文台が共同で建設したワイドフィールドサーベイ望遠鏡(WFST)「墨子」が17日、正式に観測を開始した。≫続きを読むソース:https://www.afpbb.com/articles/-/3482259
中国科学技術大学と中国科学院紫金山天文台が共同で建設したワイドフィールドサーベイ望遠鏡「墨子」の観測が開始されたとのニュースですね。この望遠鏡は北半球で最高のサーベイ観測能力を持つ装置であり、中国の時間領域天文学の研究能力を大きく向上させることが期待されています。また、望遠鏡の性能も非常に優れており、超広視野の画像取得性能や高い検出感度を持っているようです。これにより、移動天体や変光天体の観測が効率的に行われ、さまざまな天文現象の探索や研究に貢献することが期待されています。さらに、太陽系内の地球近傍天体の探索や観測も行われ、宇宙飛行の安全や深宇宙探査にも役立つことでしょう。中国の天文学の発展にとって、この望遠鏡の開始は非常に重要な一歩と言えるでしょう。