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- 日本政府が福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を開始した。
- 韓国の韓悳洙首相は情報の透明性と責任を求める談話を発表した。
- 韓国と国際原子力機関(IAEA)は情報共有の専門担当官を指定し、コミュニケーションを開始する。
- 専門家は日本政府の措置に基づいて放出すれば、韓国が心配する理由はないとみている。
- 福島県産などの水産物輸入禁止措置は維持される。
聯合ニュース
- 韓国最大野党が日本の汚染水放出を批判し、尹政権にも矛先を向けている。
- 韓国最大野党は1,000人参加の「ろうそく集会」を開催し、海洋放出に反対を表明している。
- 韓国首相は日本の海洋放出について、「基準に合っていなければ国際提訴する」と述べている。
- 韓国の専門家がIAEA福島事務所を定期訪問することが決まり、韓国外相はこれを「より良い選択」と評価している。
- 汚染水放出について与野党が激しい攻防を繰り広げており、韓国外相は「賛成表明していない」と述べている。
聯合ニュース
- 東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出が始まったことにより、韓国の大型スーパーでは海産物の乾物や塩の売り上げが急増した。
- 消費者は水産物の安全性に対する不安から、買い込む心理が働いた。
- ある大型スーパーでは、水産物の売上高が昨年の同じ日と比べて約35%増加した。
- 保存のきく煮干しや干しダラ類、乾燥海藻類の売上高が特に伸びた。
- 別の大型スーパーでも水産物全体の売上高が約15%増加し、海産物の乾物は40%ほど増えた。
- 海水を原料とする塩の売上高は3.5倍に跳ね上がった。
- 食品の安全に敏感な消費者は政府の説明にも不安を隠せず、安全な水産物を買えるのは今が最後だという心理が働いた。
- 小売り業界は汚染水の放出後、水産物の需要が減少すると予想し、需給・在庫管理などの対応策を検討している。
- 各大型スーパーは水産物の放射性物質濃度の検査を強化する。
- イーマートは最大75%の水産物についてサンプル検査を実施することを決めた。
- ロッテマートもサンプル検査の回数を増やす計画だ。
朝鮮日報
- 韓国国務調整室の朴購然(パク・グヨン)第1次長は、日本政府が福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を開始したことを認めた。
- 放出は当初の計画通り安定的に行われており、異常はないとされている。
- 韓国政府は放出の状況を点検するために専門家を派遣することになっており、今週末には韓国原子力安全技術院(KINS)の専門家が訪日する予定。
- 韓国政府は汚染水の海洋放出には反対であり、国際的な基準や科学的な事実に基づかない放出には反対する立場。
- 汚染水という表現について、韓国政府内で異なる見解があり、朴購然氏は現在も汚染水という表現を維持するが、海洋水産部次官は用語の整理が必要と述べた。
- 汚染水という表現のため、水産物の消費が減る恐れがあるという指摘もある。
朝鮮日報
- 中国では、福島第一原子力発電所の処理水放出による食品の安全性への不安から、食塩を買い求める人が相次いでいる。
- 北京のスーパーでは、食塩が品薄になり、他の地域でも同様の状況が報告されている。
- 中国政府は買い占め行為を厳重に調査すると発表し、食塩メーカーは海水から作られる食塩は全体の10%であると説明している。
- 北京市政府は食塩の備蓄は十分であると呼びかけている。
- 中国の一部の人々は処理水の放出に反対し、日本が放射性物質を含んだ処理水を適切に処理しているとは信じていない。
NHK
- 韓国の最大野党「共に民主党」が日本の福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出に反対して緊急議員総会を開いた。
- 党の代表は日本の海洋放出を「人類最悪の環境災害」と批判し、日本政府と韓国政府を非難した。
- 共に民主党は海洋放出に反対する「ろうそく集会」も開催し、撤回を訴えた。
聯合ニュース
- 紫雨林のメンバー、キム・ユナが福島第一原子力発電所の汚染水の海洋放出に怒りを表明。
- キム・ユナはSNSで「ディストピアが現実になり始めている」とコメント。
- 一部のインターネットユーザーはキム・ユナの発言に同感し、支持を示す。
- 東京電力は汚染水を海に放出し始めた。
- 韓国では汚染水の海洋放出に反対する記者会見が行われ、大学生16人が逮捕された。
朝鮮日報
- 韓国ギャラップの調査によると、尹錫悦大統領の支持率は34%で、前回調査より1ポイント低い。
- 不支持率は57%で、前回と同じ。
- 支持する理由では「外交」が最も多く、その他に「国防・安全保障」「全般的によくやっている」「決断力・推進力・粘り強さ」「主観・所信」「公正・正義・原則」が挙げられた。
- 支持しない理由では「外交」が最も多く、その他に「福島汚染水放出問題」「経済・国民生活・物価」「経験・資質の不足、無能」「日本との関係」「独断的・一方的」が挙げられた。
- 政党支持率では与党「国民の力」が34%で、2ポイント下落し、最大野党「共に民主党」は32%で2ポイント上昇。
- 景気見通しでは「悪くなる」が55%で、「良くなる」と「同程度」を大きく上回った。
- 調査は22日から24日にかけて全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。
朝鮮日報
- 韓国最大野党「共に民主党」が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出に反対する「ろうそく集会」を開催
- 集会には党所属の国会議員や職員、党員ら約1000人が参加
- 李在明(イ・ジェミョン)党代表が海洋放出を国民の生命と安全を脅かす日本の暴走と主張し、中止を求めるとともに尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権を批判
- 24日に非常議員総会を開き、25日には行進、26日には大規模な集会を予定
聯合ニュース
- 韓国の革新系の最大野党「共に民主党」と第2野党「正義党」は、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出に反対する日本の野党の集会に国会議員を派遣することを決めた。
- 共に民主党の禹元植(ウ・ウォンシク)議員と梁李媛瑛(ヤンイ・ウォニョン)議員、正義党の姜恩美(カン・ウンミ)議員が福島県を訪れ、反対集会に参加する予定。
- この集会は日本の社民党が主導し、現地の漁業関係者も多数参加する予定。
- 共に民主党と正義党は、汚染水の海洋放出が開始されたことを受けて日本政府に強く抗議し、放出の中止を求めた。
朝鮮日報
- 韓米日3カ国の首脳会談に関連して、ゴールドバーグ駐韓大使は韓日関係の改善が重要であり、関係改善を通じて3カ国の協力も進展すると述べた。
- ゴールドバーグ氏は徴用問題について、日本の植民地時代の苦痛を認識していると述べた。
- 東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出問題について、韓国と米国の立場が一致しており、日本の科学的なプロセスに満足していると評価した。
- 3カ国首脳会談の意味について、関係改善が進むことで徴用問題や汚染水の問題も外交的に解決できる可能性が高まると強調した。
- ゴールドバーグ氏は3カ国の協力を安全保障協力の枠組みとして「制度化」する機会になったが、韓日関係を強固にするためには関係改善に向けた努力が必要との立場を表明した。
- 共同声明には3カ国の対応を連携させるためのコミットメントが盛り込まれ、ゴールドバーグ氏は各国のリーダーや政府関係者が協力できる相互作用のシステムと説明した。
- 韓日が軍事同盟を結んだとする指摘に対して、ゴールドバーグ氏はそれを否定し、米国の朝鮮半島に関する公約とは別のものだと強調した。
- 共同声明で中国を非難したことについて、ゴールドバーグ氏は中国の挑発的な行為に対する3カ国の合意として説明した。
聯合ニュース
- 韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は、福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出について、韓国が考える濃度の基準に合っていなければ中止を要求すると述べた。
- 韓国は基準を満たしていない放出が進められれば国際的に提訴する準備をしている。
- 韓国は汚染水放出初期には日本からリアルタイムでデータを受け取る予定であり、69の核種のうち39種はまだ発見されていない。
- 韓国政府は福島県産水産物の輸入禁止を解除した国々の例を挙げ、安全性を確認するまで努力すると強調した。
聯合ニュース
- 韓国の朴振外交部長官は、IAEAが福島第1原発に設置した現地事務所に韓国の専門家が常駐せず、定期的に訪問するほうが良いとの考えを示した。
- IAEAは韓国との協議で、韓国の専門家が常駐するよりも定期訪問して状況を確認するほうが独立的で客観的だとの見解を示した。
- 朴外交部長官は、日本の汚染水放出開始に対して万全の対処を準備していると述べた。
- 韓国の野党は汚染水の安全性を問題視しており、朴外交部長官は客観的な根拠に基づいたデータを基盤に問題を判断する必要があると述べた。
聯合ニュース
- 韓国政府は日本の福島原発汚染水の海洋放流に賛成や支持していないことを明確にした。
- 韓国政府は日本の透明性と責任感に期待している。
- 韓国政府は国際原子力機関(IAEA)の検証過程に参加し、放流計画の安全性を検討してきた。
- 韓国政府は放流が検証通りに行われない場合や安全性が保障されない場合には反対する立場を明確にしている。
- 韓国政府は日本が科学的基準を守り、透明かつ責任感のある形で情報を公開するよう求めている。
朝鮮日報
- 野党の共に民主党と正義党の国会議員たちが福島汚染水海洋放出糾弾集会に参加することが分かった。
- 集会は日本の野党と市民社会グループが共催し、約1000人の市民が参加する予定。
- 訪日団の議員らは26日に金浦国際空港から出発する予定。
朝鮮日報
- 日本政府が福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を開始する方針を決定した。
- 韓国の国会外交統一委員会では与野党の攻防が繰り広げられた。
- 与党は国民の安全に最善を尽くしていると主張し、最大野党は政府の放出賛成を批判した。
- 共に民主党は政府の曖昧な回答に対し、明確な立場を求めた。
- 国民の力は前政権が放出に反対したことを指摘し、共に民主党の不安をあおる姿勢を批判した。
- 政府は賛成や支持を表明しておらず、国民の安全と安心が最も重要だと強調した。
聯合ニュース
- 福島第一原発の処理水の海洋放出に中国が反発している。
- 林外務大臣とIAEAのグロッシ事務局長がテレビ会談を行い、日本とIAEAが協力して取り組む内容を早期に文書にまとめることで一致した。
- 放出は国際的な安全基準に合致しているとした報告書をIAEAが公表した。
- 林大臣は健康や環境への悪影響を与えないことを確保し、科学的で透明性の高い説明を続けると述べた。
- グロッシ事務局長はIAEAの専門家が最後の1滴が放出されるまで関与し、福島第一原発に常駐し、モニタリングの調査結果を確認することで一致した。
NHK
- 東京電力が福島第1原子力発電所事故以降、貯まり続けている放射能汚染水をALPSという装置で浄化し、海に放出することを開始した。
- ALPSは吸着フィルターを使用して放射性物質をろ過する装置で、基本原理は浄水器と同じ。
- ALPSではトリチウムを除去することはできないため、汚染水を希釈してトリチウム濃度を基準値未満に下げた「処理水」を海に放出する。
- IAEAと韓国原子力安全技術院は日本の汚染水処理計画を検証し、安全性に問題はないと結論づけた。
- 汚染水の処理と放流は30年以上かかる見込みであり、ALPSの正常な稼働が必要。
- IAEAが監視し、日本はデータを公開し、韓国政府は独自の放射能調査を行う。
朝鮮日報
- ソウル市は東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出開始に対応するため、水産物の安全を確保するための措置を発表した。
- 毎日、産地・魚種を問わず全ての水産物に対してサンプル調査を実施し、検査結果をリアルタイムで公開する。
- 放射性物質検査を請求できる制度を拡大する。
- 韓国産を含めた水産物を対象に放射性物質検査を実施する。
- 検査結果はウェブサイトで公開され、市民が安心して食品を消費できるようにする。
- 韓国に輸入された日本産水産物を取り扱う店舗に対して特別点検を行う。
- 安全管理タスクフォースを立ち上げ、市民の不安を軽減し、被害を予防するための方策を講じる。
- 市長は市民の要望に応え、情報を適時に公開し、被害者に積極的に支援すると約束した。
聯合ニュース
- 福島原子力発電所の汚染水放流が始まったことで、中国では塩の買い占めが起こっている。
- 中国政府は日本からの水産物輸入を全面中断し、国営メディアは汚染水の危険性を報じている。
- 中国では塩の買い占めが起きており、市場やネット通販サイトで塩が売り切れている。
- 中国当局や漁業関係者は福島汚染水放流に反発しているが、過度な不安の広がりには警戒している。
- 中国政府と国営メディアは「韓国のまねをするな」「我々は韓国人よりも理性的だ」と呼びかけている。
- 中国市場監督管理総局は塩の価格に対するモニタリングに力を入れている。
- 中国国営メディアは「青海省のチャカ塩湖には全国民が70年間使える量の塩がある」と報じている。
朝鮮日報