- 中国青海省の夏爾雅瑪可布遺跡で古墓3228基が発見された。
- 遺跡は紀元前1500年~同1000年ごろの青銅器時代の集落跡である。
- 発掘調査は青海省の文物考古研究院と西北大学が合同で行われた。
- 遺跡からは石垣、城壁、住居建築の基礎、銅の製錬・鋳造跡などが発見された。
- 墓地の総面積は12万平方メートルで、発掘された墓は52基である。
- 出土遺物には土器・銅器・石器・玉器・骨器・木器などがあり、ノムホン文化の研究に重要な資料となる。
- ノムホン文化は青海省地域の特色を持つ青銅器時代の考古学文化であり、シャルヤマカブ遺跡はその代表的な遺跡である。
シャルヤマカブ遺跡で先秦時代の墓3千基余りを発見 中国・青海省
【新華社西寧8月30日】中国青海省文物考古研究院は28日、同省海西モンゴル族チベット族自治州都蘭県にある夏爾雅瑪可布(シャルヤマカブ)遺跡の発掘調査で、古墓3228基を発見したと発表した。≫続きを読むソース:https://www.afpbb.com/articles/-/3479201
中国青海省の夏爾雅瑪可布遺跡の発掘調査で、古墓3228基が発見されたとのことです。これは中国北西部の先秦時代の墓群の中でも最も多い数だそうです。遺跡は青銅器時代の大型集落跡で、住居跡と墓地からなっています。発掘された遺物には土器や銅器、織物、人骨などが含まれており、ノムホン文化の研究にとって貴重な資料となるでしょう。青海省の地域的特色を備えたこの文化の代表的な遺跡であり、保存状態も良いため、高い発掘価値があると言えます。