国連の特別報告者がロシアの人権状況の悪化を報告

国連の特別報告者がまとめた報告書によれば、軍事侵攻後のロシアでは刑法が改正され、うその情報を拡散した場合には懲役などの罰則が科されるようになり、少なくとも185人が起訴されたとのことです。また、抗議活動への取り締まりも強化され、2万人以上の市民が拘束されたと報告されています。さらに、メディアの活動停止も相次いでおり、300以上のメディアが影響を受けているとのことです。 この報告書は、ロシア政府に対して法律の見直しや拘束されている活動家の解放を求めています。国連人権理事会が特別報告者を設置して以来、初めて公表された報告書とのことです。 この記事を読んで、ロシアの人権状況がますます悪化していることに深い懸念を抱きました。表現の自由や集会の自由が制限され、抗議活動に参加した市民が拘束されるなど、民主主義の基本的な価値が脅かされているように感じます。国際社会は、このような人権侵害に対して積極的に対策を取る必要があると思います。