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韓国政府、東京電力の処理済み汚染水放出を点検 専門家の活動を政治化せず

  • 韓国国務調整室の朴購然第1次長は、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出が安定的に行われていると明らかにした。
  • 政府は放出の状況を点検するためにリアルタイムデータやホットラインを利用している。
  • 韓国の専門家が放出状況を点検するために福島の現地事務所を訪問することで合意しており、今週末には韓国原子力安全技術院の専門家が出発する予定。
  • 専門家の活動を政治化、論争化することはモニタリング業務に支障をもたらす可能性があるため、派遣状況は事後説明する可能性が高い。
  • 韓国政府は汚染水海洋放出への賛成ではなく、国際的な基準や科学的な事実に基づかない放出には反対している。
  • 汚染水という表現について、朴購然第1次長と海洋水産部次官の見解が異なる。
  • 朴購然第1次長は現在も汚染水という表現を維持し、国民感情などを考慮して総括的な表現は汚染水と述べた。
  • 海洋水産部次官は政府が用語の整理を検討する必要があると表明し、汚染水という表現が水産物の消費減少につながる可能性があると説明した。

海洋放出状況に「異常なし」 「汚染水」との表現は維持=韓国政府

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【ソウル聯合ニュース】韓国国務調整室の朴購然(パク・グヨン)第1次長は25日の定例記者会見で、日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を24日に開始したことについて、「現在まで放出が当初の計画通り安定的に行われており、異常はないと把握されている」と明らかにした。  朴氏は「政府は東京電力などが提供するリアルタイムデータ、外交・規制当局間のホットライン(直通電話)などを通じ、放出の状況を点検している」と説明。福島の現地事務所に韓国専門家が2週に1回訪問し、放出状況を点検することで合意したこ
ソース:https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230825001400882
  1. 朴氏は、放出が計画通りに行われていると述べ、政府が放出の状況を点検していることを明らかにしました。また、韓国の専門家が放出状況を点検するために訪日することも合意されているとのことです。朴氏は、専門家の活動を政治化することは避けるべきだとし、派遣状況については事後説明する可能性が高いと述べました。さらに、韓国政府が放出を認めたわけではなく、科学的な事実に基づかない放出には反対していると強調しました。記事では、汚染水の表現について朴氏と海洋水産部次官の見解が異なることも触れられています。朴氏は、現在も「汚染水」という表現を維持しているが、適切な表現も使っていると述べました。一方、海洋水産部次官は、政府が用語の整理を検討する必要があると述べました。

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