- 2023年8月22日午前、北朝鮮の平壌から高麗航空の旅客機が北京首都国際空港に到着。
- 北朝鮮が約3年7カ月ぶりに国際線の旅客機を運航。
- この便は同日中に平壌に折り返す予定。
- 北朝鮮が国境開放に踏み出す第一歩となる可能性。
- 機材はロシア製のツポレフTu204型機で、標準座席数は約200席。
- 北朝鮮では国境封鎖により貿易が激減し、生活物資の不足が深刻化。
- 昨年9月に中国と北朝鮮の貨物列車の運行が正常化し、小規模なトラック輸送も再開。
- 人の往来は厳しく制限されていた。
朝鮮半島の緊張が高まる中、米韓合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」が開始
- 朝鮮人民軍海軍が戦略巡航ミサイル発射訓練を行った。
- 金正恩朝鮮労働党総書記が視察した。
- 米韓両軍が対北朝鮮を想定した合同軍事演習を始めた。
- 演習は北朝鮮に圧力をかける姿勢を示すもので、過去最大規模で行われた。
- 北朝鮮も戦略巡航ミサイルを発射するなど、牽制を強めている。
- 演習は北朝鮮の核・ミサイル能力への対応を反映している。
- 尹錫悦大統領は北朝鮮の挑発には圧倒的に報復すると強調した。
- 演習は米韓同盟の強化を目的としており、今年はさらに規模を拡大する予定。
「韓国外交部長官、韓米日首脳会談の意味を中国に説明」と明かす
- 韓国の朴振外交部長官は、韓米日首脳会談の意味を中国側に説明したことを明らかにした。
- 朴氏は会談が特定の国家や勢力をターゲットにしたものではないと強調し、韓国政府がこの立場を中国側に説明した可能性がある。
- 3カ国首脳は共同声明で中国の南シナ海での行動を非難し、一方的な現状変更に反対すると表明した。
- 朴氏は中国との成熟した関係を望んでおり、意思疎通を通じて安定的な関係を維持していくと強調した。
- 韓米日の協力は北朝鮮や中国、ロシアとの対決を意味するものではなく、外交関係を管理していくためのものだと説明した。
- 韓国政府は日本の立場を踏まえた解決策を提示したが、日本側の呼応が不十分と指摘されている。
北朝鮮国営メディア、米韓合同軍事演習に反発 人工衛星に触れず
- 北朝鮮国営メディアは、米韓合同軍事演習に反発し、対抗措置を示唆している。
- 演習について「われわれへの実戦的な侵略演習だ」と主張している。
- 日本に通報した人工衛星の打ち上げ計画には触れていない。
- 北朝鮮は、合同軍事演習と首脳会談を核戦争の挑発と見なしている。
- 北朝鮮は攻勢的な戦争対応が求められていると主張している。
- キム・ジョンウン総書記が堤防の復旧現場を視察したことが報じられている。
韓米日首脳会談が新たな時代を切り拓く
- 韓米日首脳会談が開催され、新たな協力の時代が始まった。
- 会談では北朝鮮への対応での連携強化やミサイル情報共有システムの合意がなされた。
- 韓米日協力はインド太平洋地域全般の自由、平和、繁栄の構築に寄与する地域協力体として進化する。
- 韓米日協力体はAUUKUSやQuadなどの枠組みと共に域内外の平和と繁栄を促進する強力な枠組みとして機能する。
- 具体的な例として、サプライチェーンの連携により供給網の情報や回復力が向上し、企業の不確実性が減る。
日米韓首脳会談での連携強化に加え、中国への強い姿勢も明確に
- 日米韓首脳会談は歴史的な一歩となった。
- 北朝鮮に対する連携強化が実現した。
- 中国問題では強い姿勢を鮮明にすることになった。
- 合意文書では「北朝鮮の非核化」と限定された。
- 韓国政府は会談前から中国に配慮していた。
北朝鮮、新型衛星運搬ロケット「千里馬1型」を打ち上げ
- 北朝鮮が新型衛星運搬ロケット「千里馬1型」を打ち上げた。
- 朝鮮中央通信は、米韓の合同軍事演習について警告し、熱核大戦の可能性を指摘した。
- 北朝鮮は衛星ロケットの打ち上げを予告し、国威発揚や攻撃能力の誇示を目的としているとされる。
【韓米同盟アップグレードの課題、首脳会談で明らかに】
- 韓米日の協力が永続するためには、韓米同盟・米日同盟・韓日関係の調和が必要。
- 韓米同盟は再び立ち上げられ、協力が強化されたが、まだ米日同盟と同列ではない。
- 米日同盟はインド・太平洋や宇宙での協力関係を築いており、尖閣諸島の保護も明言している。
- 韓国は北朝鮮の核兵器配備に直面し、在韓米軍の撤収により有事の際には日本やグアムからの支援に頼る状況。
- 韓米相互安保条約や韓米原子力協定を見直し、米日同盟と同様の確実な支援を受ける必要がある。
- 防衛産業協力でも韓国は日本に及ばず、米国との関係を強化する必要がある。
- キャンプ・デービッドでの首脳会談は新たな始まりであり、韓米同盟のアップグレードが重要。
「韓米日首脳会議で国連軍後方基地の重要性強調、安全保障協力がさらに強化」
- 韓米日首脳会議で「3カ国協議公約」が採択され、韓国と日本の安全保障協力が強化された。
- 国連軍司令部の後方基地(在日米軍基地)は韓半島有事において重要な役割を果たす。
- 国連軍司令部後方基地は韓国に戦力を提供するための拠点であり、韓国の命綱となる存在。
- 国連軍司令部後方基地は日本の同意なしに戦力の使用が可能であり、日本が提供しなければ機能を十分に発揮できない。
- 国連軍司令部の後方基地は横須賀、横田、キャンプ座間、佐世保、嘉手納、ホワイトビーチ、普天間の7カ所に位置している。
- 横須賀には原子力空母や艦艇が配備されており、韓半島への緊急出動が可能。
- 米第7艦隊所属の艦艇も横須賀で待機している。
韓国外交部長官、韓米日首脳会談を中国側に説明
- 韓国の朴振外交部長官は、韓米日首脳会談の意味を中国側に説明した。
- 韓国政府は、会談が特定の国家や勢力をターゲットにしたものではないことを強調した。
- 3カ国首脳は共同声明で中国の南シナ海での行動を非難し、一方的な現状変更に反対することを表明した。
- 朴氏は中国との関係を維持するために意思疎通を通じて安定的な関係を維持したいと強調した。
- 韓米日の協力は北朝鮮や中国、ロシアとの対決を意味するものではなく、外交関係を管理するためのものだと説明した。
- 日本の徴用訴訟問題について、韓国政府は解決策を提示したが、日本側の呼応が不十分と指摘されている。
- 韓国政府は今後も日本との協力の機会が開かれているとの立場を示した。
北朝鮮、衛星ロケット打ち上げの通知を受けて日本が警戒態勢
- 北朝鮮が衛星ロケットを打ち上げると海上保安庁に通知した。
- 落下が予想される場所は日本の排他的経済水域の外側。
- 北朝鮮からの通知を受けて、岸田首相は非難し、国民の安全に関わる重大な問題と指摘した。
- 日本は自衛隊のイージス艦やPAC3部隊を配備して対応する。
- 日米、日米韓で連携して対応する方針。
北朝鮮の金正恩氏、海軍の戦略巡航ミサイル発射訓練を視察
- 金正恩総書記が海軍の戦略巡航ミサイル発射訓練を視察した。
- 発射の日時は明らかにされていない。
- 専門家は、この訓練が日米韓首脳会談や合同軍事演習に対抗するためのものと考えている。
- 金正恩総書記は海軍の強化発展方針を示し、戦略巡航ミサイルの命中精度を強調した。
- 米韓は対北朝鮮の合同軍事演習を開始し、市民参加の空襲訓練も行われる予定。
- 韓国の国家情報院は北朝鮮の挑発の可能性を警戒している。
北朝鮮、再び人工衛星の発射を予告
- 北朝鮮は24~31日に人工衛星を発射すると海上保安庁に通告した。
- これは5月に失敗した軍事偵察衛星の再打ち上げとみられている。
- 北朝鮮は偵察衛星の開発を米国に対抗するための必要な措置だと主張している。
- 北朝鮮は米韓の合同軍事演習を攻撃的だと非難している。
- 金正恩朝鮮労働党総書記は軍事偵察衛星の開発を最優先課題に掲げている。
北朝鮮国営航空、長期停止していた旅客便の再開を直前でキャンセル
- 北朝鮮国営・高麗航空は新型コロナウイルスのパンデミック以来3年以上にわたって運航を停止していた旅客便の再開を予定していたが、直前になってキャンセルした。
- 北朝鮮は新型コロナ対策で国境を閉鎖しており、国外とはほぼ遮断されている。
- 高麗航空の151便は北京から平壌へのフライトであったが、到着予定時刻から2時間後にキャンセルされた。
- 高麗航空はキャンセルの理由を明らかにしておらず、中国オフィスも応答しなかった。
- 韓国統一省は高麗航空のキャンセルについて情報を把握していないと述べた。
- 一方、北朝鮮関連ニュースサイトは高麗航空が今週、ロシアから平壌への2便を運航すると報じた。
北朝鮮、海軍による戦略巡航ミサイルの発射訓練を実施
- 北朝鮮は海軍による戦略巡航ミサイルの発射訓練を行った。
- 公開された写真のミサイルの種類は不明。
- 戦略巡航ミサイルは日本にとっても脅威。
- ミサイルの射程は2000キロで、自衛隊や在日アメリカ軍の施設も攻撃できる。
- 北朝鮮が複数のミサイルを使い分けて撃つことが最大の脅威。
- 韓国空軍は敵の巡航ミサイルや航空機の迎撃訓練を行った。
- 韓国大統領は北朝鮮の挑発には圧倒的に報復すると強調。
北朝鮮、国連安保理の公開会合を非難し、脱北者を罵倒
- 北朝鮮は国連安保理の人権状況協議を非難し、脱北者を罵倒した。
- 安保理は北朝鮮の核兵器開発計画に資金を費やすことを責めた。
- 脱北者は重労働の結果をミサイルに費やすことに不満を述べた。
- 北朝鮮の人権研究協会は安保理の会合を非難し、国民は自らの人権状況を理解していると主張した。
- 北朝鮮は脱北者を「人間のくず」と罵倒した。
北朝鮮、金正恩総書記が巡航ミサイル発射訓練を視察
- 北朝鮮の金正恩総書記が戦略巡航ミサイルの発射訓練を視察した。
- ミサイルは朝鮮人民軍海軍東海艦隊の警備艦から発射された。
- 金正恩氏は艦上で兵器や戦闘態勢を確認し、警備艦の臨戦態勢を称賛した。
- 米韓両軍は大規模な合同軍事演習を開始した。
- 北朝鮮のハッカー集団が演習にかかわる企業への侵入を試みたが、阻止された。
- 韓国政府は北朝鮮の国営メディアの報道は誇張されており、事実とは異なることが多いと指摘した。
- 韓国軍は北朝鮮の挑発行為に対応する用意があると強調した。
- 米韓両国と日本の首脳は北朝鮮の非核化を目指すと表明し、弾道ミサイルの発射を非難した。
韓米日共同声明「キャンプデービッドの精神」で中国に対抗!インド太平洋地域での包括的協力体が誕生
- 韓国、米国、日本の首脳が共同声明「キャンプデービッドの精神」を発表
- 韓米日の協力体はインド太平洋地域での試練や挑発、脅威に共同対応する包括的な協力体に進化
- 協力対象は軍事安全保障だけでなく、経済安全保障や先端技術なども含む
- 韓米日協力体はクアッドやオーカスを上回る強力な協力体となり、北朝鮮・中国・ロシアとの対立構図が鮮明になった
- 共同声明で中国の南シナ海での不法な海洋権益主張や台湾海峡の平和と安定維持の重要性に言及
- 中国は韓米日協力体の誕生に反発し、台湾海峡で軍事演習を実施
- 中国大連海事局は西海北部の渤海海峡で軍事任務を実施し、船舶進入を禁止すると発表
「韓米日首脳会談、北朝鮮の非核化目標が「朝鮮半島」から「北朝鮮」に変更される」
- 韓米日3カ国の首脳会談がキャンプデービッドで行われた。
- 共同声明で、北朝鮮の完全な非核化に向けたコミットメントを再確認した。
- 以前の表現「朝鮮半島の完全な非核化」から「北朝鮮の完全な非核化」に変更された。
- 「キャンプデービッドの精神」では、北朝鮮との対話の意志を示す新しい提案はなかった。
- 日本首相は北朝鮮との対話の道が開かれていると強調したが、韓米首脳は沈黙した。
- 共同声明では、人権・人道問題に取り組むことが明らかにされた。
- 元政府高官は、韓米日の北朝鮮問題への集中力が弱まっていると指摘した。
金正恩総書記が視察した装甲車、米軍の「ストライカー」と酷似している?
- 金正恩総書記が北朝鮮の主要軍需工場を視察した。
- 金総書記は新たに開発された多用途戦闘装甲車両を試乗し、その性能と機動性を学んだ。
- しかし、その装甲車はすでにアメリカで製造が終了している「ストライカー」とそっくりだった。
- 金総書記が装甲車に乗り込む様子が合成写真の疑惑を呼んでいる。
- 「ストライカー」は米軍が開発した車両であり、現在は運用を終えている。
- なぜ北朝鮮が「旧式」の装甲車を製造して最新としてアピールするのかは謎である。
- 金総書記は工場の生産能力と近代化の取り組みを高く評価し、感謝の意を伝えた。