- 日本政府が東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について、国内消費を刺激し、新たな対外輸出を開拓するための支援策を検討していることが明らかになった。
- 中国が日本の水産品の輸入を全面停止したため、日本は国内消費の刺激と新たな輸出市場の開拓を目指す。
- 日本の経済産業相は、中国の輸入停止措置について「非常に遺憾」と述べ、中国との外交的な解決を期待するとともに、水産業の魅力と処理水の安全性を宣伝し、消費の拡大に努める考えを示した。
- また、日本の経済団体連合会会長は、水産業関係者の要請に応えるため、最大限の支援を行い、消費の拡大や処理水の安全性を宣伝することに努めると表明した。
日本の華僑団体が日中友好条約45周年の文化イベントを開催
- 日中和平友好条約の45周年を祝う文化活動が東京で開催された。
- イベントでは、尺八や古筝などの伝統音楽が演奏され、パンダの格好をした子供たちが舞踊を披露した。
- 主催は日本の華僑華人団体。
- 中国の駐日大使は両国の複雑な状況に関する懸念を述べたが、中国の武術や古典音楽は両国の文化の融合であり、民間交流は関係発展の重要な力であると指摘した。
- 太極拳のパフォーマンスがあり、日本に在住する京劇の演者が歌を披露した。
- また、中国を拠点に活動する映像監督の作品が上映された。
中国、尖閣諸島周辺で中国による浮標の設置が確認される
- 日本政府は、中国が日本の専属経済水域(EEZ)内に浮標を設置したことを抗議し、撤去を求めた。
- 浮標は、尖閣諸島(中国名:釣魚島)の魚釣島の北西約80キロに位置し、日中の中間線の日本側にある。
- 浮標には中国語で「中国海洋観測浮標QF212」と書かれており、黄色で灯具も取り付けられている。
- 日本の海上保安庁は船舶の安全確保のため、航行警報を発令して注意を喚起した。
- 日本政府は、EEZ内での構造物設置は国際法に違反すると指摘し、警戒監視措置を取ると述べた。
- 2018年にも中国がEEZ内に浮標を設置したことが確認され、日本政府は同様に抗議と撤去を求めた。
「日本秘蔵中国侵略戦争写真実録、中国で公開」
- 中国東北部の吉林省で、『日本秘蔵中国侵略戦争写真実録』全4巻が公開された。
- 書物には、貴重な歴史的写真1407点が収録されている。
- 写真は日本の中国侵略戦争中に撮影されたもので、日本の武力侵略や資源略奪、軍事植民地支配を直観的かつ全面的に記録している。
- 一部の写真は当時の日本軍部によって「不許可」とされ、公表が禁じられた。
- 『日本秘蔵中国侵略戦争写真実録』は全4巻からなり、戦争への駆り立て、戦時機密の保守、武力による中国侵略と戦場での暴行、不法占有と経済の収奪に焦点を当てている。
- 写真は2018年から収集、整理、研究され、18日に一般公開された。
「日本の安全保障法に関する中国の報道」
- 日本政府は、中国の軍事力の拡大を考慮し、反撃能力を持つことを決定した。
- 日米同盟を強化し、日本とアメリカの統合を推進している。
- 日本は、オーストラリアや欧州とも協力し、中国に対する包囲網を構築しようとしている。
- 一方、中国とロシアは協力を加速させている。
- 日本の安全保障の役割は、東アジアの軍事緊張の上昇により大きく変化している。
- 日本政府は2022年に国家安全保障戦略を策定し、反撃能力を持つことを決定した。
- 2026年にはアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を導入し、日本製の長射程ミサイルの開発も進める予定。
- 日米同盟は存亡の危機事態において集団的自衛権を行使することができるとされており、その際にも反撃能力を行使することができる。
- 日米は反撃能力の効果的な運用を図るため、責任と任務の分担について協議を行っている。
- 日本は他国の艦艇や航空機を保護するための武器防護を実施しており、2022年にはアメリカに対して27件、オーストラリアに対して4件実施している。
- 中国とロシアは共同訓練を行い、台湾への圧力を強めている。
北朝鮮、中国開催のアジア大会に選手団派遣へ
- 北朝鮮は中国で開催されるアジア大会に選手団を派遣する。
- 北朝鮮の選手団は191人で、18の競技に参加する。
- 北朝鮮は新型コロナウイルスの感染拡大後、初めて大規模なスポーツ大会に参加する。
- 中国との関係強化に乗り出している北朝鮮は、中国にも高官を派遣するのではないかとの見方がある。
- 開会式にはキム・イルグク体育相が派遣される可能性がある。
中国の元外相秦剛、駐米大使時代の不倫と情報漏洩の疑惑で解任
- 中国の秦剛前外相が不倫の疑いにより解任された可能性がある。
- 彼がアメリカで大使を務めていた際に不倫し、現地で子どもをもうけた。
- 解任の理由は「生活スタイルの問題」とされており、国家の安全についての情報漏えいの可能性が調査の焦点となっている。
- 中国共産党が秦剛氏に対する内部調査を行い、その結果が閣僚に報告された。
- 子どもの存在が外相として国益を損ねるおそれがあったとされている。
- 中国外務省はこの報道に対してコメントしておらず、李尚福国防相の動静も不透明な状況である。
日本政府、尖閣諸島周辺EEZ内の中国ブイに抗議し即時撤去を要求
- 尖閣諸島周辺の日本のEEZ内に中国のブイが設置されている。
- 日本政府は中国側に抗議し、ブイの即時撤去を要求している。
- ブイの設置は国連海洋法条約に違反していると指摘されている。
- 日本政府は引き続き関係省庁と連携し、船舶の安全と領土保護に対処していくと述べている。
「中国のジムで男性がベンチ・プレス事故で亡くなる」
- 中国のネット上で、ジムで行われたトレーニング中に男性が事故で亡くなったことが注目されている。
- 男性はフィットネスインストラクターであり、営業時間外にジムに1人で入ることができた。
- 男性は120キロのバーベルでベンチプレスをしている最中、バーベルが首を圧迫しました。
- 男性が動かなくなるまで数分間もがいたが、救援は遅かった。
- 事故後、ジムは営業を停止し、男性の家族とジムオーナーの間で司法手続きが行われている。
- ネットユーザーは、重い重量に挑むことの危険性や危険な場合に1人でトレーニングすることについての議論をしている。
- 中国ではフィットネスの安全性に関する話題が注目されている。
中国の王毅外相がロシアを訪問、米に対抗して結束を固める
- 中国の王毅外相がロシアを訪問し、ラブロフ外相やパトルシェフ安全保障会議書記と会談
- 会談ではアメリカとの対立をにらみ、結束を確認
- ロシア側からは習近平国家主席とプーチン大統領の首脳会談の期待
- ロシア極東で行われたプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の首脳会談についての説明あり
- アメリカ・ホワイトハウスでの会談内容についての説明あり
- ウクライナ情勢についても協議
- 韓国のチャン・ホジン第1外務次官がロシアのクリク大使と北朝鮮との軍事協力の中止を求める
- 韓国外務省によれば、クリク大使は韓国の立場を注意深く聞き、報告すると述べた
ASEANがインドネシア領で初の共同軍事演習を開始
- ASEANは南シナ海南部にあるインドネシア領のリアウ諸島で共同軍事演習を始めた。
- 演習の目的は軍事的な連携を深めること。
- 参加国はASEANの全10カ国で、ミャンマーも高官が出席した。
- 演習は海上パトロールや捜索・救助活動などを実施する。
- フィリピンやベトナム、マレーシアなどASEANの国々は中国の南シナ海での活動に反発している。
- インドネシア国軍は「標準地図」に対応するための演習ではなく、国連海洋法条約に従っていると述べた。
米国がフィリピン空軍に新たな偵察機を供与し、南シナ海の監視活動を強化
- アメリカはフィリピン空軍に新たな偵察機を供与し、南シナ海での監視活動を強化する。
- 供与されたのはセスナ社の小型偵察機、208B型機。
- 機体はセンサーや通信設備を搭載し、広い範囲での監視が可能。
- フィリピンのテオドロ国防相は供与に感謝し、強力な装備で地域の安定と安全に貢献する重要な国になれると述べた。
- アメリカ国防総省はフィリピンに最大の支援を提供しており、引き続き支援を継続する姿勢を示した。
- フィリピン空軍は2017年以来、2機目の偵察機をアメリカから供与される。
- 供与は南シナ海での中国の活動に対抗するためであり、領海やEEZの監視や災害対応に活用される予定。
- 南シナ海ではフィリピン軍の補給活動が中国公船に妨害され、中国の漁船がEEZ内で確認されたと報告されている。
柴犬がイブプロフェン誤飲事故、応急措置で一命をとりとめる
- 中国中南部の湖南省で、柴犬がイブプロフェンを誤って摂取し、一時的に意識不明状態に陥った。
- 飼い主はすぐに応急処置を行い、ペット病院に連れて行った。
- 緊急処置の結果、犬は危機を脱した。
- 事故は、飼い主がペットの安全と健康に注意を払う必要性を示すものだと言われている。
- 柴犬は以前にもチョコレートを誤って飲み込んで病院に搬送された経験がある。
- ペットを飼っている人々に対して、薬品などをペットから遠ざける注意が必要であると呼び掛けている。
「不二出版社が中国侵略戦争の真相を明らかにする『十五年戦争極秘資料集』を出版し続ける」
- 九・一八事変は、1931年9月18日に起きた旧日本軍による中国侵略戦争の発端である。
- 不二出版は、旧日本軍の中国侵略戦争の史料を収集・出版し、30年以上にわたって真実を暴露してきた。
- 「十五年戦争極秘資料集」という出版物は、旧日本軍の中国侵略と関連した歴史資料を含んでおり、真相を再現し、隠蔽された事実を暴露している。
- 日本の右翼勢力は、侵略の歴史や犯罪を否定し続けているが、資料集には細菌戦や毒ガス戦の証言が掲載されている。
- 明治学院大学の研究者も協力して出版された「迫撃第五大隊毒ガス戦関係資料」には、旧日本軍の中国侵略時に使用された毒ガス弾の報告書や軍事公文書が収録されている。
- 不二出版と研究者は、歴史の真相を明らかにし、正しい歴史認識を広めるために取り組んでいる。
ドイツ外相の中国習近平国家主席を「独裁者」と呼ぶ発言が中国政府に反発を引き起こす
- ドイツの外相が中国の習近平国家主席を"独裁者"と呼んだ発言に中国政府が反発。
- 外相はロシアのウクライナ侵攻についてのインタビューで発言し、習氏にとってどんな合図になるか疑問を投げかけた。
- 中国はドイツの駐中国大使を呼び出して抗議。
- 中国外務省はこの発言に"強い不満"を示し、発言に通じない立場を取った。
- 前にはバイデン米大統領も同様の発言を行い、中国政府は反発した。
- 外相は中国の人権問題や対台湾政策にも強硬な立場を示している。
日本と韓国、中国を含む外交高官磋商を予定 三国首脳会談の実現目指す
- 日本と韓国は、中国を含む3か国の外交高官協議を9月26日に韓国のソウルで開催することを発表しました。
- 韓国は、年内に3か国首脳会談を実現することを目指しています。
- 日本の外務省によると、この協議は日中韓の各種プロセスを再活性化するための議論を行うものです。
- もし日中韓首脳会談が実現すれば、2019年12月以来再び開催されることになります。
- 通常、まず準備会議として高官協議が行われ、次に外相会談、首脳会談に段階的に進行します。
中国外相とロシア外相が協力関係の強化に向けて会談
- 中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相がモスクワで会談。
- 両国は協力関係の強化について話し合った。
- ロシアのラブロフ外相は両国が国連総会や首脳会談、高官会合で連携を維持していくと述べた。
- 王氏は4日間の予定でロシアを訪問している。
- 中国の韓正国家副主席と米国のブリンケン国務長官はニューヨークで会談し、意思疎通を維持する方針を確認した。
- 王氏は先週末、マルタで米国のサリバン大統領補佐官とも会談した。
- 中国とロシアは多極世界を構築するために協力すべきだと主張。
- 中国は米国との関係安定化を目指す一方、ロシアとの連携も重視している。
- 王氏は中ロが一方的な行動や覇権に対抗して協力を強化するべきだと述べた。
- 中ロ関係は第三国に影響を及ぼすことはないと説明された。
- プーチン大統領が来月中国を訪れる見通し。
日本外相、G7外長会議でウクライナ支援確認
- 日本の外相上川陽子が米国で開催されたG7外相会議に参加。
- 会議ではウクライナ情勢について議論が行われ、ロシアへの果断な対応とウクライナ支援の継続について協力することが確認された。
- 日本は今年のG7議長国であり、上川外相にとって初のG7外相会議となった。
- 会議では、11月に東京で対面会議を開催することも決定。
- 上川外相は声明を発表し、ロシアのウクライナ侵攻と国際法の違反を非難した。
- 上川外相は「率直で深い対話が行われた。初めてのG7会議で、各国の外相から熱烈な歓迎を受けた」と述べた。
- G7外相会議では、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について再び日本の立場を説明した。国際原子力機関(IAEA)との協力を実施することを明言。
- 上川外相は、G7各国の理解と積極的な信号に感謝を表明した。
- 会議では、中国とインド太平洋地域の情勢についても意見交換が行われた。
- 今年は2月、4月、6月にG7外相の非公式会議がドイツ、日本の長野県軽井沢町、イギリスでそれぞれ開催された。
- 上川外相の他に、米国国務長官ブリンケン、イギリスの外交開発大臣クレバリーも会議に出席した。
中国新疆ウイグル自治区の警察がヒグマの子ども3頭を保護、山林へ送り返す
- 中国新疆ウイグル自治区の和静県で、ヒグマの子ども3頭が見つかった。
- 発見された場所は独庫道路のトンネル。
- 警察官が交通規制を行い、3頭を保護し、山林に送り届けた。
ロシアと中国、米国とウクライナ紛争解決について足並みをそろえる
- ロシア外務省は、ロシア外相と中国外相が会談した後、両国が米国およびウクライナ紛争解決に関して足並みを揃えていると強調した。
- 両国は、「反ロシア、反中国的なものも含め、国際社会における米国の行動について両当事国の立場は同じだと確認」と明言した。
- 王氏は、中国がウクライナ紛争に中立的な立場を取りながら、ロシアに外交・経済的な支援を提供しようとしていることを述べた。
- 王氏は、中国が提案しているウクライナ紛争の和平協議案についてラブロフ氏に説明した。