- ウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会で演説を行った。
- ゼレンスキー大統領はロシアの侵略が食料とエネルギー供給に影響を与えていると指摘した。
- ウクライナ産の穀物の輸出妨害により食料価格の上昇と世界的な飢餓の懸念があると批判した。
- ロシアはウクライナ産の穀物だけでなく、欧州への天然ガスや石油の供給も妨げていると指摘した。
- ゼレンスキー大統領はロシアが軍事占拠したザポリージャ原子力発電所にも言及し、放射能漏れの懸念を表明した。
- 子どもの連れ去り問題についてもロシアを非難し、ジェノサイドと述べた。
- ゼレンスキー大統領は国際社会に結束し、ロシアの侵略に立ち向かうための行動を呼びかけた。
ゼレンスキー大統領、国連総会でロシアに対する団結した行動を呼びかけ
- ウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会で演説
- ロシアの軍事侵攻を非難し、国際社会の支援を呼びかける
- 国連事務総長もロシアの侵攻非難
- ゼレンスキー大統領はロシアの核戦争の恐怖を非難
- 「侵略者を打ち負かすために団結して行動しなければならない」と訴え
- 国際秩序の維持と支援の呼びかけ
- ゼレンスキー大統領は安保理会議や各国首脳との会談にも出席
岸田首相、国連総会で一般討論演説へ-ウクライナ侵攻や気候変動に対応を訴え
- 岸田総理大臣がニューヨークに到着し、国連総会で一般討論演説に臨む。
- 演説では、ロシアによるウクライナ侵攻や気候変動などの複合的な課題に対処するために国際協調や国連改革の必要性を訴える。
- 岸田総理は核軍縮を重要な取り組みとして挙げ、核兵器のない世界を目指すために30億円を拠出し、海外の研究機関に核軍縮を議論する場を設ける予定。
- 岸田総理はロシアのウクライナ侵攻を非難し、国連改革の必要性を訴え、安保理の拒否権抑制や常任理事国の拡大などを提唱する。
ウクライナ防衛戦、自国領土の54%を解放–ミリー統合参謀本部議長
- ウクライナのミリー統合参謀本部議長がウクライナ防衛コンタクトグループの会合に出席。
- ミリー氏はウクライナがこれまでにロシアに占拠された領土の54%以上を解放したことを明らかにした。
- ウクライナの解放は国民と軍の勇敢さと犠牲によるものと称賛。
- ウクライナは引き続きロシアの占拠からの解放を進め、戦略的な主導権も維持している。
- 解放された土地にはキーウ州、ハルキウ州、ヘルソン州の周辺などが含まれる。
ゼレンスキー大統領、国連演説でロシアの悪意に警鐘「信用できない」
- ウクライナ大統領ゼレンスキーは国連総会で演説し、ロシアの侵略に対して世界が団結するよう呼びかけた。
- 彼はモスクワによる世界を終末戦争に追いやることを止めるべきだと述べ、ロシアが食料からエネルギーまであらゆるものを武器にしていると非難した。
- ウクライナへのロシアの全面侵略は広範な非難を引き起こしている。
- 彼は、モスクワが後退するまで気候変動などの共通の課題に取り組むことはできないと主張した。
- ゼレンスキー大統領は、ロシアが核兵器を持つ権利はないとも述べた。
- 彼はロシアがウクライナの子供たちを誘拐して「ジェノサイド」を行っていると非難した。
- ゼレンスキー大統領の演説は、終了時に周囲の代表団から約30秒間の拍手を受けた。
- ウクライナのリーダーは、アメリカのバイデン大統領の演説にも拍手を送った。
- アメリカとその西側の同盟国は、ウクライナを侵略するロシアに対して強力な支援を行っている。
- しかし、ブラジルやインドなどの国々がモスクワの行動を公然と非難することなく、慎重な立場を取っている。
- ゼレンスキー大統領は、ウクライナの反攻を支援するため、アメリカでの訪問中により多くの援助や武器を求める予定。
- ロシアのプーチン大統領は今年の国連総会には出席していない。
「ウクライナ西部でロシアのドローン攻撃、倉庫の作業員死亡、人道支援物資が焼失」
- ウクライナのリビウ市でロシア軍のドローンが攻撃を行った。
- 攻撃により倉庫の作業員1人が死亡し、人道支援物資が焼失した。
- 倉庫には約300トンの人道支援物資や車両が保管されていた。
- リビウ州の知事はドローンを15機撃墜したが、3機が防空網を逃れて倉庫に命中して火災が発生した。
- 火災の焼失面積は9000平方メートルで、少なくとも2人が負傷した。
- 倉庫には一般の産業用物資が保管されており、軍用品はなかった。
「日本の安全保障法に関する中国の報道」
- 日本政府は、中国の軍事力の拡大を考慮し、反撃能力を持つことを決定した。
- 日米同盟を強化し、日本とアメリカの統合を推進している。
- 日本は、オーストラリアや欧州とも協力し、中国に対する包囲網を構築しようとしている。
- 一方、中国とロシアは協力を加速させている。
- 日本の安全保障の役割は、東アジアの軍事緊張の上昇により大きく変化している。
- 日本政府は2022年に国家安全保障戦略を策定し、反撃能力を持つことを決定した。
- 2026年にはアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を導入し、日本製の長射程ミサイルの開発も進める予定。
- 日米同盟は存亡の危機事態において集団的自衛権を行使することができるとされており、その際にも反撃能力を行使することができる。
- 日米は反撃能力の効果的な運用を図るため、責任と任務の分担について協議を行っている。
- 日本は他国の艦艇や航空機を保護するための武器防護を実施しており、2022年にはアメリカに対して27件、オーストラリアに対して4件実施している。
- 中国とロシアは共同訓練を行い、台湾への圧力を強めている。
アゼルバイジャンとアルメニア、ナゴルノカラバフでの対テロ行動が再開
- アゼルバイジャンとアルメニアの係争地「ナゴルノカラバフ」で対テロ行動が開始された。
- アゼルバイジャンはアルメニア軍の撤退や武装解除、軍事インフラの無力化を要求している。
- アゼルバイジャンはアルメニア側が地雷攻撃を行い、市民2人が死亡したと主張している。
- アルメニア外務省はアゼルバイジャンの侵略を非難している。
- ロシア外務省は敵対行為を中止し、外交的な解決を求めている。
- EUのボレル上級代表も両者に対話の場に戻るよう呼びかけている。
北朝鮮、中国開催のアジア大会に選手団派遣へ
- 北朝鮮は中国で開催されるアジア大会に選手団を派遣する。
- 北朝鮮の選手団は191人で、18の競技に参加する。
- 北朝鮮は新型コロナウイルスの感染拡大後、初めて大規模なスポーツ大会に参加する。
- 中国との関係強化に乗り出している北朝鮮は、中国にも高官を派遣するのではないかとの見方がある。
- 開会式にはキム・イルグク体育相が派遣される可能性がある。
中国の王毅外相がロシアを訪問、米に対抗して結束を固める
- 中国の王毅外相がロシアを訪問し、ラブロフ外相やパトルシェフ安全保障会議書記と会談
- 会談ではアメリカとの対立をにらみ、結束を確認
- ロシア側からは習近平国家主席とプーチン大統領の首脳会談の期待
- ロシア極東で行われたプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の首脳会談についての説明あり
- アメリカ・ホワイトハウスでの会談内容についての説明あり
- ウクライナ情勢についても協議
- 韓国のチャン・ホジン第1外務次官がロシアのクリク大使と北朝鮮との軍事協力の中止を求める
- 韓国外務省によれば、クリク大使は韓国の立場を注意深く聞き、報告すると述べた
ウクライナ軍の反転攻勢によりロシア軍の損失拡大、戦局が動く
- ウクライナ軍が東部と南部で反転攻勢を強めている。
- バフムト周辺での戦闘でウクライナ軍が勝利し、ロシア軍の損失が拡大している。
- 南部ザポリージャ州でもウクライナ軍の進軍により、ロシア軍の防衛線が弱まっている。
- イギリス国防省はヘルソン州での攻防が激しくなっていると分析している。
- ロシア軍は無人機を使用してウクライナ各地で攻撃を続けている。
- リビウで無人機攻撃による火災が発生し、1人が死亡した。
ドイツ外相の中国習近平国家主席を「独裁者」と呼ぶ発言が中国政府に反発を引き起こす
- ドイツの外相が中国の習近平国家主席を"独裁者"と呼んだ発言に中国政府が反発。
- 外相はロシアのウクライナ侵攻についてのインタビューで発言し、習氏にとってどんな合図になるか疑問を投げかけた。
- 中国はドイツの駐中国大使を呼び出して抗議。
- 中国外務省はこの発言に"強い不満"を示し、発言に通じない立場を取った。
- 前にはバイデン米大統領も同様の発言を行い、中国政府は反発した。
- 外相は中国の人権問題や対台湾政策にも強硬な立場を示している。
ウクライナのDTEK CEOは冬に備えるために防空システムを求める
- ウクライナの民間エネルギー会社大手DTEKのCEOは、ロシアがウクライナのエネルギーインフラに対する攻撃を予期して冬に備えていると述べた。
- ウクライナの情報機関は、ロシアが冬にエネルギーインフラを攻撃するための準備を進めていると指摘している。
- DTEKのCEOは、全ての発電所を守るための防空が必要であり、防空システムがなければインフラの復旧や保護は意味がなくなると述べた。
- ウクライナ軍が発電所を含むより広い範囲を守る防空システムを持てるようになることを望んでいる。
- ロシアは戦略的にウクライナの電力インフラを攻撃しており、何度も数百万人の人々が電気や熱、水を遮断されている。
- DTEKのインフラも攻撃を受けており、火力発電のタービンは損傷し、一部は修復不可能とされている。
中国外相とロシア外相が協力関係の強化に向けて会談
- 中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相がモスクワで会談。
- 両国は協力関係の強化について話し合った。
- ロシアのラブロフ外相は両国が国連総会や首脳会談、高官会合で連携を維持していくと述べた。
- 王氏は4日間の予定でロシアを訪問している。
- 中国の韓正国家副主席と米国のブリンケン国務長官はニューヨークで会談し、意思疎通を維持する方針を確認した。
- 王氏は先週末、マルタで米国のサリバン大統領補佐官とも会談した。
- 中国とロシアは多極世界を構築するために協力すべきだと主張。
- 中国は米国との関係安定化を目指す一方、ロシアとの連携も重視している。
- 王氏は中ロが一方的な行動や覇権に対抗して協力を強化するべきだと述べた。
- 中ロ関係は第三国に影響を及ぼすことはないと説明された。
- プーチン大統領が来月中国を訪れる見通し。
日本外相、G7外長会議でウクライナ支援確認
- 日本の外相上川陽子が米国で開催されたG7外相会議に参加。
- 会議ではウクライナ情勢について議論が行われ、ロシアへの果断な対応とウクライナ支援の継続について協力することが確認された。
- 日本は今年のG7議長国であり、上川外相にとって初のG7外相会議となった。
- 会議では、11月に東京で対面会議を開催することも決定。
- 上川外相は声明を発表し、ロシアのウクライナ侵攻と国際法の違反を非難した。
- 上川外相は「率直で深い対話が行われた。初めてのG7会議で、各国の外相から熱烈な歓迎を受けた」と述べた。
- G7外相会議では、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について再び日本の立場を説明した。国際原子力機関(IAEA)との協力を実施することを明言。
- 上川外相は、G7各国の理解と積極的な信号に感謝を表明した。
- 会議では、中国とインド太平洋地域の情勢についても意見交換が行われた。
- 今年は2月、4月、6月にG7外相の非公式会議がドイツ、日本の長野県軽井沢町、イギリスでそれぞれ開催された。
- 上川外相の他に、米国国務長官ブリンケン、イギリスの外交開発大臣クレバリーも会議に出席した。
G7議長 上川外相、ロシアのウクライナ侵攻を非難し撤退を求める議長声明を発表
- 上川外相がG7外相会合の議長を務める初めての声明を発表しました。
- 声明では、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対して非難し、即時かつ無条件の撤退を求めました。
- 会合では、ウクライナ支援に連携することや、福島第一原発の処理水の海洋放出についても議論されました。
- 次回の会合は11月に東京で行われることが決定しました。
ロシアと中国、米国とウクライナ紛争解決について足並みをそろえる
- ロシア外務省は、ロシア外相と中国外相が会談した後、両国が米国およびウクライナ紛争解決に関して足並みを揃えていると強調した。
- 両国は、「反ロシア、反中国的なものも含め、国際社会における米国の行動について両当事国の立場は同じだと確認」と明言した。
- 王氏は、中国がウクライナ紛争に中立的な立場を取りながら、ロシアに外交・経済的な支援を提供しようとしていることを述べた。
- 王氏は、中国が提案しているウクライナ紛争の和平協議案についてラブロフ氏に説明した。
ウクライナ軍、バフムート近くの2つの村を奪還
- ウクライナのシルスキー陸軍司令官は、東部の激戦地バフムートに近い2つの村を奪還したと喜ぶ自軍の兵士たちの動画を公開した。
- ウクライナ軍はロシア側の防衛線を突破し、クリシチウカとアンドリーウカの2つの村を解放した。
- ウクライナ軍は確かな前進を遂げたが、ロシア軍の反撃に備える必要がある。
- 現在、ロシア軍はクピャンスクとリマンに向けた攻撃を再開しようとしている。
- 東部戦域の状況はまだ困難であり、ウクライナ軍は引き続き戦闘に取り組んでいる。
金正恩氏、ロシアから防弾チョッキとドローンを贈られ帰国
- 北朝鮮の金正恩総書記が訪問先のロシアを後にし、帰国の途に就いた。
- 訪ロ中にはプーチン大統領と会談し、軍事協力についての警鐘が鳴らされた。
- 金正恩はロシアのウラジオストクで戦闘機や飛行場、太平洋艦隊を視察した。
- 北朝鮮は制裁に直面しており、エネルギーや食料、軍事技術などを必要としている。
- 金正恩は沿海地方の知事から防弾チョッキとドローンを贈呈され、受け取った。
- 防弾チョッキは軽量で保護範囲が広いものであり、ドローンも攻撃用と偵察用の両方を受け取った。
日本の新外相上川陽子が米国国務長官と会談、日米同盟の重要性確認
- 日本の新しい外相、上川陽子がニューヨークでアメリカの国務長官、ブリンケンと会談。
- 日米同盟の重要性を確認し、ロシアとウクライナの紛争について密接に協力することに合意。
- 会談で上川は日米が直面する課題について率直に話し合うことを表明し、ブリンケンは日米関係が前例を見ないほど強固になったと強調。
- 上川はこの前にイギリスの外務大臣とも会談し、防衛、経済、安全保障の分野での緊密な協力に合意。
- また、上川はブラジルの外相とも会談。
- 上川は14日にブリンケンと電話会談し、法の支配に基づく自由で公正な国際秩序を維持・強化することを表明。また、G7議長国としての役割も果たすとも述べた。
- 会談では当初からニューヨークでの対面会談を合意していた。