- 日本、ドイツ、インド、ブラジルの4か国は、国連安全保障理事会の常任理事国になることを目指して、G4として知られるグループを形成しています。
- 21日、4か国はニューヨークで外相会議を開催しました。
- 会議の後、4か国は共同声明を発表し、安全保障理事会の改革と地域のバランスに合った拡大に取り組むことを明言しました。
- 具体的な成果を達成するために、期限を設けることも検討されます。
- 日本の外相は2025年の国連設立80周年を目標に、さらなる準備をする提案をしました。
- 現在、ロシアが常任理事国であり、拒否権を持っているため、安全保障理事会はロシアによるウクライナへの攻撃を非難する決議を可決することができません。
- また、北朝鮮のミサイル発射にも具体的な対応策が取れません。
- 4か国は共同声明で、安全保障理事会の機能不全を指摘し、地政学的な現実をより反映するための包括的な改革を求めています。
- 具体的には、常任理事国と非常任理事国の数を増やすこと、アフリカと南米の国々の参加度を高める必要があると述べられています。
日本、ドイツ、インド、ブラジルが安保理改革を推進する声明を発表
- 日本、ドイツ、インド、ブラジルの4か国(G4)が、安全保障理事会改革を目指して外相会議を開催。
- 会議では、地域のバランスを考慮した拡大を実現するため、期限を設定して成果を目指すことを宣言。
- 日本は2025年の国連設立80周年に向けて、全加盟国が参加する交渉メカニズムを活用することを提案。
- 常任理事国ロシアの拒否権により、ウクライナ侵攻を非難する決議案や北朝鮮の弾道ミサイル発射への具体的な対応策が採られず。
- 声明では、安全保障理事会の機能不全を指摘し、地政学的な現実をより反映するために全面的な改革が必要と強調。
- 常任理事国と非常任理事国の数を増やし、アフリカと南アメリカの国々の参加を強化する必要があるとされている。
日本首相と蒙古国大統領が会談、福島第一原発や北朝鮮問題を協議
- 日本の岸田文雄首相が蒙古の呼日勒苏赫大統領と会談を行った。
- 岸田首相は福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について、安全対策を取っていることを説明し、理解を求めた。
- 呼日勒苏赫大統領は日本の立場を支持した。
- 両首脳は北朝鮮による日本人拉致問題、核とミサイル問題、そしてロシアとウクライナの紛争について意見交換を行った。
- また、国連の改革の必要性についても一致した。
- 両国は今後、モンゴルでの砂漠化対策での植林活動など、二国間の関係をさらに強化することを確認した。
- 日本のTBSテレビドラマ「VIVANT」がモンゴルを舞台としたことも話題となり、相互理解や観光交流の増加への期待感を共有した。
「日本外相、乌克兰との会談でロシアによる攻撃を強く非難」と述べ、非軍事領域での支援を約束
- 日本外相上川陽子が乌克兰外相と初の会談を行った。
- 上川外相はロシアによる市民や民間施設へのミサイル攻撃を強く非難し、非軍事分野での支援を継続する意向を表明した。
- 上川外相は乌克兰情勢に関心を抱いており、積極的に支援を推進している。
- 上川外相はアジア太平洋地域を中心とした国々が乌克兰大統領ゼレンスキーの平和案に参加することを促進する。
- 乌克兰外相はG7と日本が乌克兰に対し長期的な安全保障を提供することに基づいていると述べ、感謝の意を示した。
- 乌克兰への日本の閣僚の訪問は、昨年2月のロシアと乌克兰の紛争勃発以来初めて。
- 9月13日の内閣改造で上川外相が林芳正氏の後任として外相に就任した。
韓国の尹錫悦大統領、国連演説で北朝鮮の脅威と安保理改革を訴える
- 韓国の尹錫悦大統領が国連総会で演説。
- 北朝鮮の核・ミサイル開発は韓国だけでなく世界の平和にとっても重大な挑戦。
- 北朝鮮とロシアの軍事取引は韓国の安全保障と平和を直接脅かす挑発。
- 安保理改革の必要性が支持されている。
- 韓国は開発、気候変動、デジタルの3分野で取り組んでいく。
- 政府開発援助(ODA)予算を拡大し、開発協力を進める。
- 環境分野のODAも拡大し、クリーンエネルギーへの転換を加速。
- 国際基金「緑の気候基金」に3億ドルを拠出。
- 炭素中立目標のために再生可能エネルギーだけでなく原子力発電、水素も活用する。
- デジタルディバイドに対し、デジタル転換を支援し、アクセスを向上。
- デジタル権利章典の提案を予定。
- 韓国・釜山での国際博覧会(万博)開催を目指す。
ウクライナ軍、クリミアのロシア軍司令部をミサイル攻撃
- ウクライナ軍はクリミアのロシア軍司令部をミサイル攻撃した。
- ウクライナは領土の奪還を目指して反転攻勢を続けている。
- ウクライナ軍はクリミアでの攻撃を活発化させている。
- 20日、ウクライナ軍はセバストポリ近郊のロシア海軍の司令部に対するミサイル攻撃を成功させたと発表した。
- 一方、ウクライナ東部ではロシア軍のミサイル攻撃により8人が死亡した。
- アメリカ軍はウクライナの反転攻勢を評価しつつも、ロシア兵の撤退は困難だと述べている。
ロシア国防相、イランとの軍事協力を一層強化したい意向を示す
- ロシア国防相ショイグはイランを訪れ、両国の軍事協力を一層強化したいとの考えを示した。
- ウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、イランとの軍事協力が注目されている。
- ショイグはイランの兵器の展示会を視察し、イラン製のミサイルや無人機を確認した。
- ロシアはイランから無人機などの供給を受けており、自国内での無人機製造も進めている。
- ロシアは北朝鮮とも関係を強化し、ウクライナ情勢の影響で兵器不足に直面している中、北朝鮮やイランとの軍事的な連携を深めようとしている。
岸田首相、国際協力を強調し核兵器廃絶を訴える
- 日本首相岸田文雄は国連総会で演説し、「無核武器の世界」実現のために一切の手段を強化すると述べた。
- 日本は「核軍縮」を支援するために、海外の研究機関やシンクタンクに30億円を提供する予定。
- 岸田首相は国際社会が分裂する中で、「人間の尊厳」に焦点を当てた国際協力を呼びかけた。
- 岸田首相は核軍縮について、「威嚇や軍備削減の対立論を超えるべきだ」と強調した。
- 岸田首相は研究機関に「無核世界を目指す日本講座」を設立することを発表した。
- 岸田首相は気候変動、感染症、法の支配などの問題について、国際協力が重要であると述べた。
- 岸田首相は国連常任理事国であるロシアによるウクライナへの侵害を非難し、「人権侵害行為を即座に是正し、核の脅威を停止するよう求めた。
- 岸田首相は国際ルールを遵守し、透明かつ公正な金融の発展を推進することを約束した。
- 北朝鮮による日本人拉致問題や核兵器・ミサイル開発について、日本の対北朝鮮政策は不変であり、高官協議に直接参加する意向を示した。
日本外務大臣、アメリカでフランス外交部長と初会談
- 日本の外務大臣上川陽子が、アメリカのニューヨークでフランスの外務大臣コーロンナと初めて会談しました。
- 両者は安全保障分野での協力を継続し、自衛隊とフランス軍の共同訓練やネットワーク、宇宙、デマ対策などの分野で連携することで合意しました。
- また、両国は「男女共同参画」分野でも協力することで合意しました。
- 会談では、経済安全保障分野の作業部会の設立を加速し、ウクライナ・ロシア情勢や北朝鮮の核・ミサイル開発問題などについて協力することも確認しました。
- コーロンナは外交政策において女性の視点を重視する重要性を強調し、上川からも自宅産の静岡茶を試飲しました。
- 会談後、上川はコーロンナの要望に応え、お茶を贈呈することを約束しました。
韓国ユン大統領、北朝鮮とロシアの軍事協力を非難
- 韓国のユン大統領が国連総会で演説した。
- ユン大統領は北朝鮮とロシアの軍事協力強化を非難した。
- 北朝鮮の核・ミサイル開発は世界の平和への重大な挑戦であると述べた。
- キム・ジョンウン総書記とプーチン大統領の会談によって、両国の軍事取引が強化されていると指摘した。
- 韓国と同盟国・友好国はこの挑発を見過ごさないだろうと述べた。
- ユン大統領はプサンが2030年の万博の開催地に立候補していることを紹介し、支持を呼びかけた。
「韓国大統領が国連総会で北朝鮮とロシアの動きを非難、ウクライナ情勢の最新動向を報告」
- ロシアがウクライナに軍事侵攻を行っている。
- 韓国のユン大統領は国連総会で北朝鮮とロシアの動きを非難した。
- ウクライナ軍がクリミアのロシア軍司令部にミサイル攻撃を行ったと発表。
- ロシアのショイグ国防相はイランとの軍事協力を一層強化する考えを示した。
「ウクライナのゼレンスキー大統領、トランプ氏に和平案の共有を要求」
- ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ氏にウクライナとロシアの戦争終結に向けた和平計画を共有するよう要求しました。
- ゼレンスキー大統領は、領土を放棄する内容の和平計画は受け入れられないと警告しました。
- トランプ氏は自分ならウクライナの戦争を24時間で終結させることができると主張しています。
- ウクライナは米国からの支援を求めており、一部の共和党議員は追加支援に反対しています。
- ゼレンスキー大統領はウクライナ軍の反転攻勢に肯定的な評価を下しましたが、長距離ミサイルの供与も要望しています。
- ゼレンスキー大統領はマッカーシー下院議長との会談を予定しており、バイデン大統領とも会談する予定です。
北朝鮮の金正恩総書記とロシアのプーチン大統領が会談し連携強化で合意
- 北朝鮮の金正恩総書記がロシアのプーチン大統領と会談し、連携強化で一致。
- 両国の軍事協力についての実現可能性は不明。
- 北朝鮮が従来の主張を捨ててロシアを支持した背景には、国連安全保障理事会の制裁決議を回避したい思惑と食料とエネルギーを必要とする国内事情がある。
- メディアの報道によると、軍事協力にはロシアが望む形での北朝鮮の核兵器の制限や廃棄が含まれる可能性もある。
- 米韓は北朝鮮の核・ミサイル開発にどう向き合うべきか、現在の情勢においては判断が困難。
日本外相上川陽子、米国との会談で日仏防衛協力や男女共同参画に合意
- 日本の外相上川陽子がアメリカ・ニューヨークでフランスの外相と初の会談を行った。
- 両国は安全保障領域での自衛隊とフランス軍の共同訓練など具体的な協力を進めることで合意した。
- また、インターネット、宇宙、フェイクニュースの対策などでも協力することで合意した。
- さらに、男女共同参画分野でも連携することで合意した。
- 両相は、特別なパートナーであるフランスとの関係を強化することを希望し、女性の活躍を推進することも表明した。
- 経済安全保障分野での事務レベルの作業チームの設立を加速することを確認した。
- ロシア・ウクライナ情勢や北朝鮮の核・ミサイル開発への対応についても協力することで一致した。
- 外交政策に女性の視点を取り入れる重要性について話し合い、上川外相が故郷から持参した静岡茶を科隆纳外相に振る舞った。
- 上川外相は、科隆纳外相の希望に応え、茶葉を贈呈した。
「日本の安全保障法に関する中国の報道」
- 日本政府は、中国の軍事力の拡大を考慮し、反撃能力を持つことを決定した。
- 日米同盟を強化し、日本とアメリカの統合を推進している。
- 日本は、オーストラリアや欧州とも協力し、中国に対する包囲網を構築しようとしている。
- 一方、中国とロシアは協力を加速させている。
- 日本の安全保障の役割は、東アジアの軍事緊張の上昇により大きく変化している。
- 日本政府は2022年に国家安全保障戦略を策定し、反撃能力を持つことを決定した。
- 2026年にはアメリカ製の巡航ミサイル「トマホーク」を導入し、日本製の長射程ミサイルの開発も進める予定。
- 日米同盟は存亡の危機事態において集団的自衛権を行使することができるとされており、その際にも反撃能力を行使することができる。
- 日米は反撃能力の効果的な運用を図るため、責任と任務の分担について協議を行っている。
- 日本は他国の艦艇や航空機を保護するための武器防護を実施しており、2022年にはアメリカに対して27件、オーストラリアに対して4件実施している。
- 中国とロシアは共同訓練を行い、台湾への圧力を強めている。
日本新外相が米国との初の会談で台湾に関する共同声明を行う。
- 日本の新外務大臣上川陽子が初めて米国国務長官ブリンケンと対面会談を行った。
- 会談後、中国の強化された覇権主義行動に鑑みて、両国は台湾海峡の平和と安定の維持、および東シナ海と南シナ海での国際法の順守の重要性を再確認した。
- 上川とブリンケンはお互いの名前を使って会話し、日米のパートナーシップを強調した。
- ロシアのウクライナ侵攻および北朝鮮の核兵器・ミサイル開発などの問題において、日米、日米韓の協力を推進することも確認された。
- 会談前に上川はイギリスの外相とブラジルの外相ともそれぞれ会談を行った。
- 上川の訪米は国連総会への出席の他、G7外相会議の議長としても行われる。
ウクライナ情勢:ゼレンスキー大統領ニューヨーク到着、国連での提案を強調
- ウクライナに対するロシアの軍事侵攻が続いている。
- ゼレンスキー大統領はニューヨークに到着し、国連総会や安全保障理事会に出席する。
- ゼレンスキー大統領はアメリカのバイデン大統領と会談する予定であり、アメリカの支援に感謝を表明している。
- ウクライナの大統領府顧問は、ゼレンスキー大統領が各国の首脳に対面し、ウクライナの主張を理解してもらう必要性を強調している。
- ゼレンスキー大統領は国際秩序の維持に向けて国連の強化を訴え、バイデン大統領との会談で軍事支援の増加を話し合う予定だ。
- 大統領府顧問は、ウクライナが長距離ミサイルを受け取ることでクリミアへの補給路を断つことができると述べている。
美国国务卿と日本外務大臣が会談、日米同盟と国際社会の問題について協議
- アメリカの国務長官ブリンケンが日本の新外務大臣上川陽子と会談する。
- 会談では日米同盟の強化と、ロシアのウクライナへの攻撃、北朝鮮の核脅威、ミサイル開発などの国際問題に対処するための協力が再確認される見込み。
- 上川陽子は就任後初めてアメリカ訪問。
- 会談後、G7外相会議の夕食会に参加する予定。
- 上川陽子とブリンケンは先日電話会談を行い、日米間の経済協力についても合意した。
米国国務省、日本との会合で日米同盟の強化を確認
- 米国国務省は、国務長官のブリンケンが日本の外相、上川陽子氏と会談すると発表しました。
- 会談では、日米同盟の強固さを再確認する予定です。
- ブリンケンは、会談後にG7外相の夕食会に出席する予定です。
- 上川氏は、林芳正前外相の後任として就任しました。
- 会談では、日米がウクライナへのロシアの攻撃や、北朝鮮の核・ミサイル開発に対処するための国際社会の取り組みを再確認する予定です。
- 上川氏とブリンケンは、経済分野での協力強化についても合意しました。
ロシア軍、ウクライナの農産物輸出拠点への攻撃を繰り返す
- ロシア軍がウクライナの農産物輸出拠点を攻撃している。
- ウクライナ軍はロシアの攻撃を迎撃し、農業用施設が被害を受けた。
- ロシア国防省は、モスクワ近郊での無人機攻撃を撃墜したと発表。
- ロシアはウクライナ南部のクリミア半島でも攻撃を受け、防空システムで撃墜した。
- ウクライナ側もクリミアでロシアの艦船や防空システムを攻撃している。
- ウクライナの副首相は無人機による攻撃が増えると述べている。