KJ 東アジア+

「匿名コメント募集中」

台湾ファクトチェックセンター、処理水放出を巡る偽情報の警鐘を鳴らす

台湾ファクトチェックセンター、処理水放出を巡る偽情報の警鐘を鳴らす

  • 台湾のNGOが、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に関連する偽情報を調査して警鐘を鳴らしている。
  • 偽情報では、中国で使われる簡体字を用いており、台湾に輸出予定だった魚が台湾に運ばれたと虚偽の説明をしていた。
  • 偽情報の拡散は放出前夜から始まり、放出後に加速した。
  • 特に西村康稔・経済産業相が中国による日本産水産物の禁輸撤廃を求めた会見の動画を使った偽情報が急速に拡散した。
  • 偽情報の拡散力は強く、動画を含む投稿が多く見られた。
  • 偽情報の拡散により、中国世論の対日感情に影響を与える可能性がある。

朝日新聞

内閣感染症危機管理統括庁が発足、感染症対策を強化へ

  • 日本政府が感染病対策の司令部「内閣感染症危機管理統括庁」を設置。
  • 内閣官房での設立式典に岸田文雄首相が出席し、統括庁の掲示に立会った。
  • 岸田首相は「次の大流行に備える体制を構築することが政府の使命」と述べ、危機管理の重要性を強調。
  • 内閣感染症危機管理統括庁は計画策定や調整を統一的に担当。約60人のスタッフと危機時には他省庁の兼任者も合わせて300人の規模で対応する。
  • 統括庁のトップ「内閣感染症危機管理監」には官房副長官の栗生俊一が就任。
  • 岸田首相は「感染状況を多角的に把握すると同時に、常態的な対策のスムーズな移行や医療体制の日常的な改善を進める」と述べた。
  • 感染症危機管理相の後藤茂之は記者会見で「新型コロナウイルスへの対応の経験を踏まえ、次の感染病の危機に備えるため、常時準備を徹底する」と述べた。
  • 現在の主な業務は「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の改定。後藤氏は4日に改定のための会議を開き、議論を開始する予定。
  • 厚生労働省は「感染症対策部」を新設し、感染症の分析・ワクチン接種・保健所支援などを統括する。

共同網(中国)

韓国政府、外国人家事労働者の受け入れを解禁へ

韓国政府、外国人家事労働者の受け入れを解禁へ

  • 韓国政府が外国人の家事労働者の受け入れを解禁する方針を決めた。
  • 早ければ12月から半年間、ソウルでフィリピン人約100人が試験的に勤務する。
  • 家事・育児を助ける家事労働者を増やし、仕事と家庭の両立をしやすくすることで、少子化対策につなげる狙い。
  • 家事労働者は韓国語や労働法の教育を受けた後、実際に働くことになる。
  • 韓国人と同じ労働法を適用し、最低賃金以上を保障する。
  • これまでの家事労働者は主に中国の朝鮮族の女性だったが、希望者の減少と高齢化が進んでいる。
  • 韓国は日本の家事労働者受け入れ制度を参考にしている。

朝日新聞

尹大統領、国立外交院で再び米日協力を強調 反国家勢力を非難

尹大統領、国立外交院で再び米日協力を強調 反国家勢力を非難

  • 尹錫悦大統領が国立外交院で国立外交院60周年記念式典の祝辞を述べた
  • 尹大統領は反国家勢力と反日感情を扇動し、米日協力のリスクを糊塗していると述べた
  • 尹大統領は米国と日本中心の外交を強化すべきだと主張した
  • 専門家は尹大統領の外交方針に疑問を呈し、大統領の異なる意見を排除する姿勢が問題であると指摘した
  • 尹大統領は新任外交官候補者とのタウンホールミーティングも行った

ハンギョレ

「韓国平和紀行団、ベトナム戦争被害者への賠償訴訟勝利判決文を翻訳」

「韓国平和紀行団、ベトナム戦争被害者への賠償訴訟勝利判決文を翻訳」

  • 韓ベ平和財団はベトナム戦争民間人虐殺に対する国家賠償訴訟の一審勝訴判決文を翻訳した。
  • 翻訳作業には620万ウォンの寄付が使われた。
  • 判決文はベトナム語、英語、日本語で提供された。
  • 訴訟当事者のグエン・ティ・タンさんが最初に翻訳文書を受け取った。
  • 判決文は国連大量虐殺防止および保護責任事務所などに送られた。
  • 韓国政府は判決に控訴し、現在は二審が進行中である。
  • 大韓民国政府は控訴理由として、交戦中の行為の免責性や加害者の身元の難しさを主張している。

ハンギョレ

韓中外相電話会談、キャンプデービッド合意をけん制

韓中外相電話会談、キャンプデービッド合意をけん制

  • 韓中外相が初めて電話会談を行った。
  • 中国の王毅外相は、韓中関係が第三者の影響を受けてはならず、韓国は戦略的自主性を強化すべきだと述べた。
  • 韓国外交部も、韓中日3カ国政府間協議体の再稼働に向けて協力することで合意した。

ハンギョレ

環境団体の世論調査:福島の核汚染水海洋放出に対する反対意見が72.4%、中国の日本産水産物輸入禁止は「当然の決定」と回答者の72%が支持

環境団体の世論調査:福島の核汚染水海洋放出に対する反対意見が72.4%、中国の日本産水産物輸入禁止は「当然の決定」と回答者の72%が支持

  • 環境団体が福島第一原発の汚染水海洋放出に反対する世論調査を実施
  • 回答者の72.4%が海洋放出に反対、20.4%が賛成
  • 72.6%の回答者が中国の日本産水産物輸入禁止は当然だと考える
  • 韓国政府は海洋放出は科学的に問題ないとしながらも、立場を明確にしていない
  • 回答者の77.7%が政府が実質的に海洋放出に賛成していると考える
  • 71.6%の回答者が中国の日本産水産物輸入禁止を当然の決定だと考える
  • 賛成が78.3%で、反対が18.5%の回答者が韓国も日本産水産物の輸入を禁止すべきと考える
  • 65.2%の回答者が日本製品不買運動に参加すると回答
  • 環境保健市民センターは政府が汚染水放出に反対する意見を隠すためにフェイクニュースや怪談を使用していると述べる

ハンギョレ

「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典が開催されるも、韓日両政府の無関心」

「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典が開催されるも、韓日両政府の無関心」

  • 関東大震災当時に朝鮮人が集団虐殺された。
  • 100年を迎えたが、韓日政府は真相究明や謝罪に無関心。
  • 日本の市民団体が追悼式を主催し、真相究明と謝罪を求めた。
  • 日本の右翼団体は虐殺を正当化し、追悼碑の前でデモを行った。
  • 日本政府の態度は虐殺否定し、韓国政府も無関心。
  • 韓国の政権も和解を掲げ、歴史の忘却に力を注いでいる。
  • 韓日の市民は虐殺の犠牲者を追悼し、二度と繰り返さないことを誓っている。

ハンギョレ

「福島原発廃水排出に関する謠言、台湾の社交メディアで拡散」

「福島原発廃水排出に関する謠言、台湾の社交メディアで拡散」

  • 2023年8月24日、台湾から日本に対してフクシマ原発の廃水の排出に関するデマが拡散された。
  • デマの内容は、排出後に近くの海岸で大量の死魚が浮かんでいるというもの。
  • 調査の結果、この内容は誤りであることが判明した。
  • アグエンス・フランス・プレス(新聞社)によると、この映像は2023年2月7日に中国の抖音(動画共有サービス)に投稿されたもので、日本の新潟県糸魚川市で撮影されたものである。
  • 糸魚川市は福島原発から約280キロメートル離れた日本の西岸に位置している。

自由時報(台湾)

「共同民主党、朝鮮人虐殺の真相追究に特別法を求め」

  • 韓国の最大野党「共同民主党」の議員らが、関東大震災時の朝鮮人虐殺の真相究明を求め、特別法を制定するための努力を行っている。
  • 特別法案の中心内容は、首相直轄の調査委員会の設置であり、毒物を井戸に投げるなどの噂に基づいて虐殺された被害者の名誉回復を目指す。
  • 野党間で100人の議員が提出した特別法案は、3月に提出された。
  • 議員たちは記者会見で、被害者の遺族が被害についてよく理解しておらず、中には遺族であることさえ知らないケースがあると述べた。
  • 市民団体の幹部も記者会見に参加し、韓国政府や国会の漠然とした関心の欠如を批判し、「実際に何が行われたのか把握しない限り、日韓は和解と許しを達成することはできない」と述べた。

共同網(中国)

日本で新しい半導体会社「Rapidus」が工場建設を開始【共同社】

  • 新しい企業「Rapidus」が、北海道千歳市で工場建設のための起工式を行った。
  • Rapidusは、半導体の国内生産化を目指す新しい会社であり、2027年に人工知能(AI)などの最先端製品の量産を開始する予定。
  • 日本政府は、半導体の国内産業基盤強化のために、予算や税制などの包括的な投資支援策を年末までに打ち出す方針。
  • 経済産業省は、Rapidusへの総額3300億円の補助金などを提供することを決定し、政府は経済の安全保障を強化するためにRapidusを全面的に支援する方針を示した。
  • Rapidusは、2ナノメートルの微細半導体の製造に取り組んでおり、2025年には台湾のTSMCや韓国のSamsung Electronicsなどと競争する量産を開始する計画。

共同網(中国)

福島第一原発排出口周辺の海水でトリチウム濃度が検出される

  • 東京電力は、福島第一原発の処理水排出口近くの海水サンプルから、毎リットルあたりのトリチウム濃度が10ベクレルであることを検出した。
  • 過去5年間に福島第一原発近海で検出された濃度は、毎リットルあたり0.4から2.8ベクレルだった。
  • 検出された海水は排出口の近くで採取されたものであり、同じ場所で24日に採取された海水の詳細な分析結果は、2.6ベクレルであった。
  • 他の9つの採取場所の海水は、通常の分析および精密な分析で検出下限に達していなかった。
  • 環境省と福島県は、30日に原発の近くで採取された海水の分析結果、水産庁は31日に排出口の近くで捕獲した2匹のヒラメの分析結果を発表し、検出下限に達していないことを公表した。

共同網(中国)

日本外相林芳正、秘鲁外交部长赫瓦西と会談し、双方の協力強化で合意

  • 日本外相林芳正と秘鲁外交部长赫瓦西が会談を行った。
  • 林芳正は福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について、国際原子力機構(IAEA)の総合報告書が国際安全基準に適合していると述べた。
  • 赫瓦西は日本の措置に理解と信頼を示した。
  • 日本と秘鲁は150周年の外交関係樹立を迎えることから、南極科学調査の協力など、双方の関係を広げることで一致した。
  • 秘鲁は豊富な鉱産資源を持っているため、供給チェーンの強化を確認した。
  • 赫瓦西は秋筱宮の次女佳子の秘鲁訪問について、「非常に光栄だ」とコメントした。
  • 秘鲁の訪問船は東京国際郵便船舶ターミナルに停泊しており、150周年に合わせて来日している。

共同網(中国)

ロシア、「軍国主義的日本」の敗北と第二次世界大戦終結を祝う日を制定

ロシア、「軍国主義的日本」の敗北と第二次世界大戦終結を祝う日を制定

  • ロシアは日本の軍国主義的な敗北を祝う「勝利の日」と第二次世界大戦終結を記念する「日本軍国主義に対する勝利の日」という名称に変更した。
  • 日本の外務大臣、林芳正は、この名称変更に対し「感情的な対立を避ける」としつつ、ロシアに対して異議を申し立てた。
  • 日本ではロシアが占拠している南千島(北方領土)の一部を「北方領土」と呼んでおり、その地域で9月3日にイベントが計画されている。
  • 林芳正はイベントについてコメントしないが、日本政府の一員として発言は控えると述べた。
  • 日本の内閣官房長官、松野博一はロシアの行動を「極めて遺憾」とし、ロシア国民の反日感情を引き起こす可能性があると警告した。
  • 日本とロシアは第二次世界大戦後の和解に失敗し、約80年間戦争状態が続いている。
  • 和平条約の障害となっているのは、東京がクリル諸島の一部を主張していることで、これはソビエト連邦が戦争中に占領した地域である。
  • 今年早くにロシアの外務省は、ウクライナとの紛争で日本がロシアに対して敵対的な立場を取り、西側の制裁に参加したことから、今後の協議は不可能との立場を示している。

Russia Today(ロシア)

日本政府、大分県に新たな地対艦ミサイル部隊を2024年末に配備予定

  • 日本政府は2024年度末までに大分県由布市の湯布院に新しい第8自衛隊地対艦ミサイル連隊を配置する予定。
  • 連隊は12式地対艦ミサイルを使用する290人規模の部隊で、遠距離ミサイルが配備される場合、その部隊にも搭載される予定。
  • 2024年度の予算には、連隊の建物設計や車両の保守・修理施設の費用が約39億円(約2億元)が盛り込まれている。
  • 12式地対艦ミサイルに関して、射程距離を延長した「性能向上型」の開発と生産体制の強化が進められており、陸上配備は2026年度を目指す。
  • 大分県の自衛隊大分分屯地では、湯布院に連隊が配置される計画であり、弾薬庫の新設や連隊との統合運用も検討される。
  • 現在、自衛隊の地対艦ミサイル連隊は北海道、青森県、熊本県に5つ配置されており、2023年度末には沖縄県宇流麻市の胜連分屯地にも設置される予定。
  • 湯布院に連隊が新設されると、計7つの連隊が設置されることになる。
  • 政府は、約10年後を目標にした「防衛力整備計画」で、遠距離ミサイルを使用する地対艦ミサイル連隊を7つ設置することを明記している。

共同網(中国)

日本、饭田市の教育委員会、731部隊の展示証言について検討を継続

  • 日本の長野県飯田市の教育委員会が、太平洋戦争時に活動していた関東軍防疫給水部(731部隊)について新たな展示板を設置しました。
  • 731部隊は、戦時中に満洲で細菌兵器の研究開発を進めたとされています。
  • 一部の市民からは、元部隊員の証言を展示するよう要求がありましたが、市教委は政府の国会答弁を根拠に弁じ、医療器具など元部隊員が持ち帰ったものの陳列のみに留めました。
  • 展示板には、市教委が設置した探討委員会の意見も取り入れられており、中国の被害者や遺族が日本政府に損害賠償と謝罪を求める訴訟の判決書も紹介されています。
  • 展示板には、「細菌兵器の研究開発を主な目的とし、反日運動関係者などへの人体実験を行った」と明記されています。

共同網(中国)

「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺事件の追悼大会が東京で開催される」

  • 関東大震災朝鮮人・中国人虐殺事件から今年で100年が経過。
  • 村山首相談話を継承し発展させる会や関東大震災中国人受難者を追悼する会、日朝協会、日韓民衆連帯全国ネットワークなど日本の民間団体が追悼大会を共催。
  • 福島瑞穂党首などが日本政府に責任を追及し、アジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう求める。
  • 在日本中国大使館の楊宇公使も日本政府の歴史問題の立場に後退が見られると警戒。
  • 関東大震災では在日中国人が約800人、在日朝鮮人が約6,000人が虐殺された。
  • 事件の起因はデマと民族主義、排外主義の広がりにある。
  • この事件は日本の侵略戦争につながる伏線となった。

AFPBB

専門家の指摘で「関東大震災時の朝鮮人虐殺は事実」と日本政府に疑問の声

専門家の指摘で「関東大震災時の朝鮮人虐殺は事実」と日本政府に疑問の声

  • 関東大震災の朝鮮人犠牲者に関する記録が見当たらず、日本政府は虐殺の存在について疑問視している。
  • しかし、専門家は虐殺があったことは周知の事実であり、国立国会図書館や国立公文書館に虐殺を示す公文書が保管されている。
  • 内務省は朝鮮人が放火しているとの流言が広まると、全国に取り締まりを通知し、亀戸警察署での刺殺事件など虐殺の痕跡が残っている。
  • また、内閣総理大臣名で朝鮮人への迫害を報じることは好ましくないという文書も存在する。
  • 朝鮮総督府警務局の報告書には、朝鮮人の遺体の処理方法についての記述もある。
  • 松野博一官房長官は、虐殺に関する文書が存在しないと発言している。

朝日新聞

「福島の放射性廃水流出による魚の放射能汚染はない-ロシアのデータより」

「福島の放射性廃水流出による魚の放射能汚染はない-ロシアのデータより」

  • 東京電力(TEPCO)は、福島水産排出場付近の海洋で初めてトリチウムの痕跡を検出したと発表しました。
  • トリチウムは水素の放射性同位体であり、検出された濃度はトリチウムの放出が行われている水の近くで10ベクレル/リットルで、規程値の6,000分の1以下です。
  • 他の測定地点でも検出された濃度は検出下限以下でした。水中のトリチウム濃度は今後変動する可能性があります。
  • 日本政府は福島水産排出について、海水中のトリチウム濃度は1,500ベクレル/リットルを超えないと主張しています。
  • ロシアの農業・植物防疫当局は、極東海域で捕獲された魚から放射線レベルの異常を見つけていないと報告し、福島水産排出が地域の水産物の安全に影響を与えなかったと結論づけました。
  • 福島水産排出によって魚に放射能が影響を与えることはなく、人々や環境にも影響がないと、日本政府は繰り返し主張しています。
  • 中国や韓国など、日本の隣国は福島水産排出に抗議し、「無責任だ」と非難し、汚染の恐れから日本の水産物を禁止しています。

Russia Today(ロシア)

東京電力と政府、福島第一原発汚染水排出で過失致死疑惑に直面

  • 福島第一原発の処理水の海洋排出について、市民団体が岸田文雄首相と東京電力社長の小早川智明に対し、業務上過失致死や水害の疑いで告発書を提出した。
  • 告発書は、処理水が「多核素除去装置」(ALPS)で浄化処理された後も、トリウム以外の放射性物質が水中に残っており、飲料水などに健康被害を及ぼすと主張している。
  • 市民団体は「反対原発汚染水放出全国連絡会」という名称で、国家全体での排出行為の重大性を訴えている。
  • 市民団体の代表は、健康被害の具体的な検証がない状況で告発を行ったことについて、「予測に基づいて敢えて告発を行った」と述べた。

共同網(中国)