- 秋田県での大雨により、内水氾濫が起き、広範囲で浸水被害が発生している。
- 内水氾濫は、河川が水を運ぶ能力に限界があり、下水道や水路から水があふれ出して市街地が冠水する現象。
- 被害が判別しづらく、住民や支援団体にとって困難な状況となっている。
- 被害の広さが地域ごとに異なり、被災した地域が社会福祉協議会に報告されるまで気づかれないこともある。
- 現地で支援活動を行っているピースボート災害支援センターでは、被害状況の把握に苦労している。
- 猛暑も被災地の復旧活動を妨げている。
中国外相王毅と韓国外相朴振が電話会談、日本の原発処理水放出問題などを協議
- 中国の外相、王毅と韓国の外相、朴振が電話会談を行った。
- 会談では、日本の原発処理水放出問題や朝鮮半島情勢が協議された。
- 王氏は、韓国の尹錫悦政権に対し、戦略的自主性を求めた。
- 王氏は韓国が中日韓の協力の枠組みで積極的な役割を果たすことを支持した。
- 具体的な内容は明らかにされていないが、福島第一原発の処理水放出問題についても協議された。
- 朴氏は、中国に北朝鮮の非核化に向けた建設的な役割を果たすことを要請した。
- また、中韓のサプライチェーンの安定化に向けた協力や韓国企業の投資環境の維持も求めた。
韓日首脳と米大使、福島産水産物に自信示し水産市場訪問
- 韓国大統領の尹錫悦が、ソウルの鷺梁津水産市場を訪れ、水産物を購入し、商人らを激励した。
- 日本の岸田文雄首相も東京の豊洲市場を訪れ、水産物を試食して商人たちを励まし、福島産の料理をソーシャルメディアで公開した。
- 米国の駐日大使ラーム・エマニュエルも福島県相馬市を訪れ、地域の水産物を食べた。
- これらの訪問は、福島第一原発汚染水の海洋放出による水産物の安全性への懸念を受けており、韓国、日本、米国が協力を強調していることを示している。
中国で開催される2023年中国国際サービス貿易交易会に外国企業が参加し、中国市場の共同開発機会を感じることが報じられています。
- 2023年中国国際サービス貿易フェアが9月2日から6日にかけて北京で開催される。
- 今年のフェアは「開放と協力による共益・共勝の未来をリードする」というテーマで、共有、共益とデジタルリーダーシップの3つを重点において開催される。
- 外国企業の経営陣はフェアが協力のプラットフォームを提供し、サービス貿易の発展を推進し、新たな発展機会をもたらすと述べた。
- 日本の貿易振興機構の北京代表は、フェアが日本企業と中国の消費者の相互理解を深める貴重な機会であり、中国市場を開拓するための重要なステップだとの意見を述べた。
- フェアは外国企業を含む海外企業にとって、顧客対話、市場開拓、リソース統合の絶好のプラットフォームを提供し、中国とタイおよび東南アジアの市場を緊密につなげ、国境を超えた商業および貿易の活力的な発展を促進するとされる。
- 中国のサービス業界とサービス貿易は、新たな高度な開放の焦点となっており、これまでに196か国と地域から60万人以上の展示参加者が集まったフェアは、中国の開放、協力、イノベーションをリードする重要なプラットフォームとされている。
- 高通の副社長はフェアで中国のパートナーと共に達成したイノベーションの成果を継続的に展示し、中国との協力と共有の意志を示した。
- 毕马威の中国副主席はフェアがサービスの新しい形態、新しいモデル、新しい理念を展示・普及するための良いプラットフォームであり、最新の成果を展示し、深い交流を行うことを期待していると述べた。
- テスラの副社長も中国政府の開放拡大に対する決意が明らかであり、外国企業を積極的に受け入れ、法の支配、国際化、利便性、そしてより公平なビジネス環境を提供し、企業の発展に良い保証を提供していると述べた。
中国の内モンゴル自治区とモンゴル国の共同主催で「感知中国」・内モンゴル文化週間が開幕
- 中国内蒙古自治区人民政府新闻办、中国驻モンゴル国大使館、モンゴル国文化部が共同で「感知中国」・内蒙古文化週間のシリーズイベントを開催する。
- イベントは2019年8月30日から9月3日までの間、ウランバートル、モンゴル国で開催され、文芸パフォーマンス、中国映画週間、モンゴル医学診療、歌のコンテストなどの活動が行われる。
- イベントの目的は、中モンゴル両国の人文交流と相互理解を促進し、人々の友情を深めること。
- 開幕式には中国内モンゴル自治区政府新聞部の江新辉主任、中国モンゴル大使館の参事官、モンゴル国文化部の恩赫アムグランなど、中モンゴル両国の公式や代表が出席。
- 「感知中国」・内蒙古文化週間の目的は、中モンゴル友好と伝統的な友情を促進し、モンゴル国の友人たちに中国や内蒙古をさらに理解してもらうこと。
- 「感知中国」は、中国国務院新聞弁公室が企画したブランドイベントであり、中国を直接知り、感じ、経験するための重要なプラットフォームである。
- 「感知中国」は1999年以来、フランス、アメリカ、ドイツ、ブラジル、南アフリカ、日本などで成功している。
中国外交部、韓国との関係維持と経済協力を強調
- 中国の外交部長、王毅氏が韓国の外交部長、朴振氏と電話で話し合い。
- 中国は韓国との関係について、連続性と安定性を維持することを表明。
- 両国の関係は内在的な動力と必然的な論理によるものであり、第三者の影響を受けるべきではない。
- 経済相互利益の協力は両国関係の基盤であり、中国の経済発展は韓国の持続的な繁栄に貢献する。
- 韓国は戦略的な自主性を強化し、逆グローバリゼーションの動きや脱中の操作と闘い、相互利益のある分野での協力を深めることを呼びかける。
- 中国は韓国の中日韓協力議長国としての役割を支持。
- 韓国は中国での洪水被害を心から慰問し、杭州での第19回アジア競技大会の成功を祈る。
- 韓国と中国は近隣国であり、重要なパートナーであり、今年は韓中関係の第2の30年のスタート年である。
- 韓国政府は韓中関係を重視し、発展させることを強調。
- 韓国は特定の国に対する「脱中国化」は考えておらず、相互利益のある協力を深め、地域の経済成長を共に促進したいと述べる。
- 両国は日本の核汚染水の海洋放出や朝鮮半島問題について意見交換。
日本の工矿業生産指数、7月に2.0%減少
- 日本の工業生産指数は、7月に前月比2.0%減の103.6となった。
- 15の業種のうち、10業種が減少し、5業種が増加した。
- 生産用機械は前月比4.8%減、電子部品および装置は5.1%減少した。
- 出荷指数は前月比2.1%減の102.8となり、在庫指数は0.9%増の106.7となった。
- また、日本の経済産業省は、8月と9月の工業生産指数は回復すると予想しており、基本的な判断は「変動のある波のような動き」である。
日本政府、大阪・関西万博の準備を追求するための会議を開催
- 日本政府は、2025年の大阪・関西万博に対応するための会議を開きました。
- 岸田文雄首相は、「大阪・関西万博の準備は非常に厳しい状況にある。政府をリードして成功に向けて努力する決意を持っている。」と述べました。
- 海外の展示館の建設の遅れについて、「楽観的な状況ではない」と指摘し、関係者を団結させて準備作業を加速させるよう要求しました。
- 懸念が増大しているため、政府が先頭に立つ姿勢を示し、大阪・関西万博を予定通り開催する意向を示すことで、懸念を払拭しようとしています。
- 報告によると、56の国と地域が自前で建設した海外の展示館のうち、建築業者を決めたり契約を結んだ国は10か国以上です。建築業者がまだ確定していない国については、簡略化されたデザインで建設を担当する日本国際博覧会協会に任せる「X類」という案があると報じられています。
- 一方、万博の会場建設費用で日本が負担する1850億円について、岡田直樹万博相は「増額懸念が高まっている」と述べました。西村康稔経済産業相は、「協会が必要な金額を計算し、関係省庁と協力して対応する」と述べました。
- 万博の準備を円滑に進めるため、財務省や経産省は協会に新たな役員を派遣することを決定しました。
- 会議には、関連閣僚のほか、協会事務総長や大阪府知事、経団連会長などが出席しました。
国家主席习近平と史迪威家族の交流に感謝の思いを表明
- 国家主席习近平が、米国のジョン・イーストブルックとの手紙のやり取りに応じた。
- イーストブルックは、彼の外祖父であるスティルウェル将軍とその家族が中国との友好交流に関わった歴史を共有し、习近平に手紙を送った。
- 习近平は、スティルウェル将軍が中国の解放と進歩に積極的な支援をし、中米友好に貢献したことを称えた。
- また、イーストブルックの家族が中米友好の事業を受け継ぎ、中国で史迪威将軍の誕生140周年を祝うイベントに参加したことに感慨を示した。
- 习近平は、中米関係の基盤は民間交流にあり、人民の友好によって力強くなると強調した。
- さらに、人民同士の交流を強化し、相互理解を深め、協力を拡大するよう呼びかけた。
- 最後に、习近平はイーストブルックと彼の家族が今後も中米人民の友好に貢献し続けることを期待し、中国への訪問を歓迎した。
- イーストブルックは、手紙でスティルウェル将軍と中国との交流を振り返り、家族の一員が中米人文交流を推進する努力について報告し、习近平への支持と感謝を表明した。
日本、南西诸岛への軍事輸送能力を強化 2024年度予算申請
- 日本防衛省は2024年度予算について、南西諸島への輸送能力とミサイル迎撃能力の強化を計画している。
- 予算申請額は7.7385兆円で、中国と北朝鮮への対応を考慮している。
- 予算申請には、南西諸島への部隊と物資の迅速な輸送を目的とした「自衛隊海上輸送群」の設立や、部隊や装備の上陸に使用する「機動舟艇」と輸送ヘリコプターの購入も含まれている。
- ミサイル防衛に関しては、「陸上配備型イージス・アショア」の代替として約3800億円を確保し、「イージス・アショア艦」2隻の建造を始める予定である。
- 高速兵器への対応として、新たな迎撃ミサイルの開発費用も日米共同で計上される予定。
- 敵の基地攻撃能力を持つ長距離ミサイルなどの開発も進められる予定であり、多様なミサイルの統一指揮を行うためのソフトウェアの完備費用も予算に含まれている。
- 常設の「統合司令部」が設置され、米国インド太平洋軍の連携を強化する予定である。
- また、戦闘力の維持に必要な装備品のメンテナンス費用も予算に計上され、総額は2.3515兆円となる。
日本農相、口誤で福島第一原発処理水を「汚染水」と誤称
- 日本の農相野村哲郎が東京電力福島第一原子力発電所の処理水排出について記者団の質問に答える。
- 野村は「処理水」という言葉を誤って「汚染水」と言ってしまい、首相岸田文雄に注意される。
- 岸田文雄は記者団に対し、野村に全面的な謝罪と撤回を指示したことを明かす。
- 野村は謝罪し、「口誤りに関して謝罪し、撤回します。関係者に不快な思いをさせて申し訳ありませんでした」と述べる。
- 野村はその後、辞任しない意向を示し、水産業者の要望に合った対策を徹底すると述べる。
- 中国政府などは海への放出を批判し、「汚染水」という言葉を使っていた。
- 野村は中国政府との協議で「汚染水や関連評価について意見交換した」と語った。
- 野村は中国の全面的な日本水産品輸入停止に関する会議に出席していた。
- 野村の発言に対し、立憲民主党党首の玉木雄一郎が「水産物の流通に責任を負う閣僚として、軽率過ぎる発言だ。漁業関係者が失望している」と批判した。
- 政府は福島第一原発で発生した汚染水を注水や冷却に使用した後、ALPSと呼ばれる装置で浄化した水を「処理水」としている。
イギリスの議会委員会がAUKUS安全保障協定の拡大を提案
- イギリスの議会委員会は、日本と韓国をAUKUS安全保障協定に参加させることを推奨している。
- AUKUSは、オーストラリアが原子力潜水艦を入手するだけでなく、人工知能、海中ドローン、超音速ミサイルの共同開発など、さまざまな軍事技術でも協力することを目的としている。
- 報告書では、中国を脅威として扱い、台湾への主権、半導体産業での役割、香港、チベット、新疆での人権侵害に積極的に対抗するようイギリス政府に求める内容もある。
- 中国はAUKUSをNATOのアジア太平洋版と批判し、イギリスの外務大臣が北京を訪れた際には、人権侵害や悪意のあるサイバー活動について議論された。
日本、中国からの水産品輸入禁止に対応する支援策を発表
- 中国が日本の水産物の輸入を全面停止したため、日本政府が水産業者への支援策を発表
- 中国市場への依存を脱するため、緊急支援プロジェクトを立ち上げる予定
- 岸田首相が関係閣僚に、国内消費の拡大や輸出先の変更など5つの支援政策をまとめるよう指示
- 福島第一原発の処理水海洋排出に関して、政府が追加の支援策を検討中
- 支援策の内容は、国内消費の拡大と生産維持策、形象損害への対応、輸出先の変更、国内加工体制の強化、迅速かつ詳細な補償の実施の5つ
米国大使、福島の処理水は中国原発排出水よりも安全と述べる
- 福島を訪れた米国のラーム・エマニュエル駐日大使が、東京電力福島第1原子力発電所の処理水は中国の原発から排出されている水よりも安全だと述べた。
- 中国は処理水の海洋放出を受けて日本産水産物の輸入を全面禁止している。
- エマニュエル大使は相馬市を訪れ、地元産の魚を食べ、その安全性を強調した。
- また、エマニュエル大使は中国の行動を「経済的威圧」「嫌がらせ」「偽情報の流布」と非難し、政治的な行為であると指摘した。
7月の国内宿泊旅行、新型コロナの影響後初の最高記録
- 日本の観光庁が7月の宿泊旅行統計を発表。
- 国内のホテルや旅館に宿泊した日本人と外国人の合計は5,282万人で、2020年2月以来、新型コロナウイルスの影響が現れ始めた時以来の最高記録。
- 前年同月比で32.5%増加し、2019年7月と比べて2.0%増加。
- 日本人は同比7.8%増で4,219万人に上昇し、新型コロナの影響を受けて定義が変更された5つのカテゴリの夏休みになり、国内旅行が活発化。
- 外国人は1,063万人で、去年の15倍に達し、訪日観光客の回復がこの数字を押し上げた。
- ホテルや旅館の稼働率は57.8%で、前年比で10.1ポイント増加。
- また、6月の第2次速報も発表。茨城と山口を除く45都道府県が前年同月比で増加。
- 最も増加したのは東京で、78.5%増加(8,020万人)。
- 次いで大阪が63.8%増加(3,780万人)、福岡が62.8%増加(1,560万人)、沖縄が57.1%増加(2,260万人)。
“柒和伊、崇光西武百货店を米国投資基金に売却へ”
- 日本の百貨店「崇光西武百货店」が、アメリカの投資ファンドに売却されることが決定しました。
- 売却額は約2,200億円と推定されており、具体的な金額は現在計算中です。
- 崇光西武百货店の労働組合は売却に反対し、ストライキを行いました。
- 売却は日本の企業「柒和伊控股」の経営戦略の一環で、主力のコンビニエンスストア事業に経営資源を集中するための措置です。
エマニュエル駐日大使、相馬市訪問で日本の水産物禁輸決定に中国を非難
- 2023年8月31日、福島県相馬市でエマニュエル駐日米大使が訪問。
- エマニュエル駐日大使は、東京電力福島第一原発の処理水放出に対し、中国の全面禁輸を「露骨な政治的な判断」と非難。
- エマニュエル駐日大使は、相馬市の地元産品を試食し、震災の犠牲者を悼む鎮魂祈念館を訪れた。
- エマニュエル駐日大使は、相馬産の海産物を「立ち直る力と復興の象徴」と評価。
- 中国の全面禁輸により、日本の不信感が高まっている。
「日本の前知事、中国人に対抗策として台湾の扇貝を食べさせる提案」
- 日本の元大阪府知事である橋下徹氏と東国原英夫氏が、中国に対して抗議の意を表明しました。
- その抗議は、福島原発の廃水海洋放出に対する中国の反日活動を批判するものでした。
- 橋下氏は、中国人の入国条件として「10個の福島のホタテを食べさせる」と冗談を言いました。
- この発言は、中国のネットユーザーによる非難を引き起こしました。
- 一部の日本のネットユーザーは橋下氏の提案を支持しています。
岸田首相、二阶氏の訪中依頼に期待 福島原発処理水巡り
- 日本の首相、岸田文雄氏が自民党の前幹事長である二阶俊博氏に中国訪問を依頼した。
- 岸田氏は、中国が東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に反対しているため、二国の関係を正常化するために、中国に人脈を持つ二阶氏に協力を依頼した。
- 岸田氏と二阶氏は会談し、岸田氏は二阶氏に対し「中国との対話ができるのはあなたしかいない。政府も環境を改善する努力をしており、条件が整えば中国を訪問してもらいたい」と述べた。
- 二阶氏は検討する考えを示した。
- 官房長官の松野博一氏は、二阶氏が日中関係に大いに貢献したと述べ、今後も両国の交流と対話の強化に努めてほしいと期待を示した。
- 二阶氏は2019年に安倍晋三首相の特使として中国を訪問し、習近平国家主席に安倍首相の手紙を手渡し、同年6月に大阪で行われたG20首脳会議のための布石を築いた。
- 二阶氏は現在、日中友好議員連盟の会長を務めている。
文科省、新型国産ロケットの開発費を予算申請へ
- 日本の文部科学省は、新型国産ロケットH3の開発費用として156億円を2024年度予算申請に盛り込む予定。
- H3ロケット1号機は3月に打ち上げに失敗し、原因を究明した上で改善策を講じ、国際競争力を向上させ、自主的な衛星打ち上げ能力を確保する。
- 主導するアメリカの国際月探査計画「アルテミス計画」に関連する予算は39.7億円。
- 月軌道を周回する新しい基地「ゲートウェイ」の建設技術提供以外に、基地への物資輸送のための新型無人補給機の開発や火星探査計画も進める。
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が民間企業や大学に資金を提供する機能を強化するために、30億円を追加する。
- 政府主導の戦略投資によって民間企業や大学などに対して宇宙開発を推進し、先端技術研究開発や人材育成を支援する。