- 日本の芸能事務所ジャニーズ事務所は、創業者で前社長のジョニー喜多川が旗下のアーティストに対する性的虐待問題で告発されたことを受け、会社名を「ジャニーズ事務所」から「SMILE-UP.」に変更することを発表した。
- 既に325人の被害者が救済委員会に賠償を要求している。
- この大手芸能事務所は、前社長のスキャンダルにより社会的な波紋を広げ、今後は大規模な賠償交渉に直面することになる。
- ジャニーズ事務所の名称変更後、性的虐待被害者への補償を行い、関連する業務が終了した後に運営を停止する予定である。また、芸能人のマネジメント業務と育成を担当する新会社を設立する予定であり、ファンクラブを通じて新しい会社名を募集する。
- 記者会見で事務所はジョニー喜多川の名前を冠した社名を継続する意向を示したが、旗下のアーティストが出演していた企業や日本放送協会(NHK)や民間放送局などが「対応が不十分だ」と批判したため、方針転換せざるを得なかった。ジャニーズと名のつくグループは全て名称変更することになる。
- SMILE-UP.の社長は東山紀之が務め、東山と共同で事務所の代表権を持つ藤島ジュリー景子は引き続き全株式を保有し、取締役を務める予定である。
- 補償は11月から開始される予定である。
米海軍、50周年記念 横須賀に展開する核動力空母「ロナルド・レーガン」号
- 横須賀市ではアメリカ海軍の航空母艦が50年間にわたり母港として活動している。
- 横須賀市は「軍港都市」の様相を呈しており、第七艦隊司令部や海上自衛隊の基地がある。
- 1973年に初代航空母艦「ミッドウェー」が横須賀に到着し、以来母港化が続いている。
- 2008年には核動力航空母艦「ジョージ・ワシントン」の配備が行われ、地元の反核市民運動が高まった。
- 市民は、核動力航空母艦の維持時に発生する低レベル廃棄物の処理が不透明であり、放射能漏れのリスクも懸念されている。
- 市民はまた、核動力航空母艦の安全性に対して疑問を呈し、訓練や避難計画の不備を指摘している。
岩手県で「碗そば世界大会」開催 中国など7か国参加
- 岩手県の美食「碗子荞麦面」が、米国のニューヨーク・タイムズに報道され注目されている。
- 岩手県は、「碗子荞麦面世界大会」を開催し、約80人の参加者が競い合った。
- 参加者はアメリカ、中国、タイなど7カ国・地域から集まり、2分間でどれだけの碗子荞麦面を食べられるかを競った。
- 一人で最も多くの碗子荞麦面を食べたのは、岩手県の消防士で、91碗を食べて記録を更新した。
H2Aロケット47号機、宇宙観測衛星”XRISM”と月面探査機を打ち上げ
- 9月H2Aロケット47号機が打ち上げられ、観測衛星「XRISM」と月探査機が搭載されました。
- XRISMは、天体や銀河系から放出されるX線を捕捉し、物質やエネルギーの流れを調査することができます。
- XRISMは、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)とアメリカのNASAなどによって開発されました。
- ロケットには2つのX線望遠鏡が搭載され、数百万度から数千万度の高温ガスを観測することができます。
- 高温ガスは、星体と銀河の間を風のように吹き抜けているため、可視光では検出することができません。
- XRISMは、M87銀河の巨大なブラックホールなど、地球から約5500万光年離れた場所の物質の流れを追跡調査する予定です。
- 「XRISM」は、天文衛星「ひとみ」の後継機種とされています。
- 「ひとみ」は、2016年に軌道上で異常回転し解体されました。
- XRISMは、それ以前に使用を中止した「ひとみ」の教訓を生かし、回転防止のための新しい対策が講じられています。
- 打ち上げ後約3ヶ月で機能が調整され、慎重に観測が再開される予定です。
- また、グローバルな研究者からの観測データの公募も計画されています。
東京株式市場、3日連続で下落
- 10月2日、東京株式市場は3日連続の下落となりました。
- 日経平均株価は97.74ポイント下落し、31,759.88ポイントで取引を終えました。
- 朝は上昇し、一時500ポイント以上上昇しましたが、利益確定売りが出て下落しました。
- TOPIXも8.95ポイント下落し、2,314.44ポイントで取引を終えました。
- 取引量は約15.5億株でした。
- 米国政府機関の一部の「シャットダウン」が回避されたことで市場には安心感がもたらされました。
- 日本銀行が公表した9月の企業の短期経済展望調査の指数が改善し、市場に自信を与えました。
- しかし、昼過ぎから利益確定売りが出て大幅上昇は鈍化し、国内外の長期金利の上昇も株価を押し下げました。
日本の最低生活保障申請数、連続6ヶ月増加傾向
- 日本の最低生活保障申請数が6か月連続で増加している。
- 厚生労働省の統計データによると、2〜5月の申請数は前年同期比で10%以上または20%以上の高水準を維持している。
- 新型コロナウイルスの特例生活支援の縮小が一因とされている。
- 特例生活支援の返済が今年1月から開始された。
- 1月の最低生活保障申請数は前年同期比で3.9%増加し、2月は20.5%増加、3月は23.7%増加した。
- 4月と5月はいずれも10%以上の増加だったが、6月は3.8%減少した。
- 新型コロナの影響で生活が困窮し、生活資金を借りたまま返済できないケースや、借りた人に連絡が取れないケースも発生している。
- 支援が終了したことにより、生活困窮者に対する支援が増加した可能性がある。
大谷翔平、MLB本塁打王に輝く
- 10月2日、日本の官房長官は、メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が日本人選手として初めて「本塁打王」の栄誉を受けたことを祝福しました。
- 松野官房長官は、「投手としても活躍しながら本塁打王にもなるというのは大きな成果です。素晴らしいニュースで、非常に喜ばしいです」と述べました。
- 大谷選手に国民栄誉賞を授与するかどうかについて問われると、松野官房長官はコメントを避け、「彼が今後のシーズンでも一層飛躍することを期待しています」と述べました。
兵庫県淡路島にある巨大な倉庫カフェで、国際コーヒーデーが祝われました
- 兵庫県淡路島で、咖啡豆の烘焙・保管施設併設の大型カフェが人気。
- 店名は「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」で、昨年春に開業。
- カフェは3.3万平方メートルの敷地にあり、4つの倉庫を持つ。
- カフェエリアは約2,800平方メートルで、津名港の近くに位置し、海の景色が楽しめる。
- カフェでは自家焙煎の特製コーヒーと地元産の乳製品やフルーツを使ったスイーツを提供。
- 夏からは地元農家との協力で農産物の販売などのイベントも行われる。
- 営業時間は午前10時から午後6時で、水曜日が定休日。
- カフェの電話番号は0799-64-0281。
「岸田首相、少子化対策を加速/3.5兆円の財源確保へ」
- 日本政府は、儿童未来战略会议を開催し、儿童补贴の拡充に向けた財源の確保について討論した。
- 儿童未来战略方针では、社保費負担の追加という手段で、追加の財源を確保することを提案している。
- 岸田文雄首相は、明年の通常国会に法案を提出するために、具体的な制度案を早急に策定するよう指示した。
- 儿童未来战略方针では、儿童补贴の所得制限の撤廃、育休手当の拡充、出産費用の医療保険適用などが提案されている。
大学卒業生の内定率が91.5%に達し、企業の採用意欲が回復
- 日本の主要企業は、2024年の春に卒業する大学生などに対し、内定を公示しました。
- 新型コロナウイルスの流行前の水準に企業の採用意欲が回復し、学生が有利な状況が続いているとされています。
- 2023年の卒業生に続き、今年も学生市場は引き続き占有優勢の状態です。
- 職業情報ウェブサイト「rikunabi」によると、9月1日時点で内定率は91.5%となっています。
- 10月1日は日曜日であり、内定解禁日としては適さなかったため、多くの企業が2日に内定式を開催しました。
- 新型コロナウイルスの法的位置付けが「5類」となったため、ほとんどの企業がオフラインでの開催となりました。
- NECは東京本社で内定式を行いました。昨年はオンラインで行われたが、今回はオフライン形式に変更されました。
- また、初めて親がオンラインで参加することが許可されました。
- NECの執行役員である堀川大介は、「自分たちの個性を加えることが重要であり、会社の色に同化することを避けてほしい」と呼びかけました。
ジャニーズ事務所、17日に「SMILE-UP.」に改名し、性犯罪被害者支援に注力
- 日本の芸能事務所「ジャニーズ事務所」が10月17日に「SMILE-UP.」に改名する。
- 新しい会社は、性犯罪被害者への補償と支援に特化する。
- また、芸能人のマネージメント業務を担当する新しい会社も設立される。
名古屋市、自動エスカレーターでの立ち止まりを推奨する条例を施行
- 日本の名古屋市で、自動エスカレーターを利用する際に常に立って移動しなければならない新しい条例が施行された。
- 市長や鉄道会社の代表が、金山駅で乗客に安全なエスカレーターの利用を呼びかけた。
- 湿ったティッシュを配布し、"乗車時に左右に立って静止するのが名古屋のやり方です"というメッセージを広めた。
- この条例は安全なエスカレーターの利用を促進するために設けられたもので、罰則はない。
- 埼玉県でも同様の条例が2021年に施行されており、名古屋は都道府県や政令市の中で2番目の例となった。
日本の企業景気、9月に改善 日銀短観調査
- 日本の中央銀行が9月の企業短期経済予測調査(短測)の結果を発表しました。
- 代表的な指標である大型製造業の景況判断指数(DI)が正9となり、前回調査(6月)から4ポイント上昇し、2四半期連続で改善しました。
- 半導体不足の悪影響が和らぎ、自動車生産が続いて回復し、指数を押し上げました。
- 宿泊および飲食サービスを含む大型非製造業のDIは正27で、4ポイント上昇し、2022年6月以来6四半期連続で改善し、約32年ぶりの高水準となりました。
- 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経済活動がさらに正常化し、訪日外国人の増加も景気を刺激しました。
- 製造業の景気感では、16の産業のうち9つの産業が改善しました。非製造業では、12の産業のうち8つの産業が改善しました。
- 3か月後の状況を予測するDIは、大型製造業が1ポイント上昇し正10、大型非製造業は6ポイント悪化し正21となりました。
- DIは、「景気状況が良好」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を引いて算出される数値です。正の値は景気状況が良好な企業が多いことを示します。
- 調査は8月29日から9月29日までの間、全国の9,111社を対象に実施され、99.4%の企業から回答がありました。
大谷翔平、メジャーリーグでホームラン王に!
- 洛杉矶天使の大谷翔平選手が美国職業野球大リーグの本塁打王に輝きました。
- 大谷選手は44本塁打を打ち、史上初の日本人本塁打王となりました。
- 大谷選手は手術のため、シーズン終了後に出場できなかったものの、キャリア6年目で初めてのタイトル獲得です。
- 大谷選手は投手としても活躍し、打率0.304、95打点を記録しました。
- 大谷選手は来年のMVP候補になると言われています。
「日本国債の長期利率、約10年ぶりの高水準に上昇」
- 日本国債市場で、新発10年債の利回りが0.775%まで上昇し、2013年9月以来約10年ぶりの高水準になった。
- 先週金曜日の新発10年債の利回りは0.765%だった。
- アメリカ政府の一部が「シャットダウン」の危機を回避し、さらにFRBが長期にわたり金融政策を引き締める方針を取り続ける見通しとなり、非通常の取引時間でアメリカの長期金利が上昇している。
- これに連動して、日本の国債の利回りも上昇している。
日本政府、東南アジア諸国連合(ASEAN)とのネットワークセキュリティー協力を強化
- 日本政府がASEAN諸国とのネットワークセキュリティにおける民間レベルの協力を強化する計画を進めている。
- 関係者によると、NPOなどが東京で協定書に署名する予定であり、日本とASEANの関係を拡大する狙い。
- 12月に開催される特別首脳会議の共同声明に内容を盛り込む予定。
- 日本政府主導の「日本とASEANのネットワークセキュリティキャパビリティ構築センター」を通じて、各国政府職員の育成や能力構築に支援を行ってきた。
- 官民の対応能力を向上させるため、政府間の協力だけでなく、民間の協力も進める。
- 関連する会議が東京で開催され、日本とASEAN諸国の民間企業のネットワーク攻撃対策に取り組むNPOが参加し、協力書に署名する予定。
- 会議では、ASEAN側のネットワーク企業が業務内容を紹介し、日本企業とのビジネスマッチングも行われる予定。
- 日本政府はデジタル相の河野太郎を派遣する予定。
- さらに、各国政府の責任者が参加する政策会議も行われる予定。
日本防衛省、2024年度末に「統合司令部」を設置へ
- 2024年度末に日本の防衛省が統合指揮部を設置する予定。
- 現在の統合幕僚監部(統幕)は、防衛相の補佐と具体的な部隊運用を担当している。
- 統合指揮部は部隊の運用を担当することになる。
- 2011年の東日本大震災は、指揮部の必要性を指摘される契機となったが、この問題はまだ解決していなかった。
- 現行制度では統幕は、防衛相の補佐と部隊の運用の両方を担当している。
- 統合指揮部の設立目的は、統幕が防衛相の補佐に専念できるようにするためである。
- 統合幕僚長の吉田圭秀は、統幕長の折木良一が東日本大震災時に「政治的な補佐に多くの時間を費やした」と述べた。
- 防衛省内で、統幕長が部隊の運用に専念できないという問題意識が存在していた。
- 中国や台湾などの緊張状態が続く中、昨年末の安全保障関連の文書に統合指揮部の設置が盛り込まれた。
- 統合指揮部は統幕と同じく防衛省内の東京谷の位置に設置される。
- 最初のメンバーは約240人で、総務、情報、作戦、後方運用、指揮通信運用、法務の6つの部門で構成されている。
- 約240人のうち、統幕からのメンバーは約50人で、全体の2割しかいない。
- 統合指揮部が始動後も統幕の運用部門が残るため、業務の重複が指摘されている。
- 防衛省の関係者の一人は、統幕からのメンバーが少ないと不満を述べ、「自衛隊の運用に詳しい人材を三自衛隊から採用できなければ、機能しづらいかもしれない」と述べた。
広島の宮島、日光浴や清掃のため訪問税発行
- 広島県廿日市市が宮島への訪問税を徴収開始。
- 税金は1人100円で、宮島のトイレやゴミ処理などの維持管理に使われる予定。
- 訪問税は「過度な観光」問題に対応する一環。
- 横穴式石室墳墓がある世界遺産の宮島神社が宮島にある。
- 小学生以上の観光客が対象で、修学旅行の生徒などは免税。
- 船のチケット代に100円追加され、年間で2.5億円以上の税収を見込む。
- 宮島を訪れた観光客は2019年に約465万人に達した。
- グループ20首脳会議(G20)が行われた2019年5月以降、外国人観光客も増加。
- 市長は「訪問税を財源として、地中化などの課題に取り組む」と述べた。
日本国内で新型コロナ治療薬の自己負担が一部導入される
- 日本の厚生労働省は、新型コロナウイルスの高額治療薬の費用負担を10月1日から一部自己負担に変更することを発表しました。
- 治療薬にはモナビラビル、パクスロビド、ゾクヴァなどが含まれており、自己負担の割合に応じて患者は3000〜9000円を負担することになります。
- 厚生労働省は、医療機関を受診する患者が混乱することを避けるため、情報を広める努力を行うと述べています。
- 治療薬の価格は、モナビラビルが約9.4万円、パクスロビドが約9.9万円、ゾクヴァが約5.2万円です。
- 政府は来年3月まで薬剤費を支援し続ける計画であり、自己負担額は最大9000円に制限されます。
- 4月からは完全に従来の方法に移行することを目指しています。
岸田文雄首相が科技関連国際会議でAIの国際ルールに主導権を主張
- 日本の首相岸田文雄が科技関連国際会議で演説。
- 岸田首相は生成式AIの国際規範策定で日本が主導していることを紹介。
- 技術革新を進める一方で、社会への負の影響と倫理問題に真摯に向き合うことを強調。
- 岸田首相は気候変動やエネルギー問題などのグローバルな課題に対して、科学技術を通じた国際協力や人材育成、外交が不可欠であると述べる。
- 国際的な人材の流動や循環を促進することの重要性を強調し、「日本が先頭に立って貢献する」と語る。
- この会議は「科学技術と人間の未来に関する国際フォーラム」であり、今年で20回目。
- 岸田首相は科学技術の社会への恩恵がますます広がることを期待している。